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【受験生必見】英語の出来が合否を分ける!短期間で点数を上げる英作文攻略法


みなさん、こんにちは!
 
東京大学文科一類の中谷響です。
 
突然ですが、みなさんは英語が得意ですか?
 
やらなきゃと思いつつ、苦手なまま放置している人も多いのではないでしょうか。 

かく言う私も、実はもともと高1まで得意ではありませんでした。
 
ですが、高2から勉強を重ねて苦手を克服した結果、東大入試の英語では合格者平均を上回るくらいまで実力がつきました。
 
その結果、「英語ほど得意になりやすく、かつ勉強すべき科目はない」と思うようになったのです。 

そこで今回は、受験における英語の重要性と、短期間でも点数を上げやすい英作文の攻略法についてお伝えします。
 
記事の後半では、実際の東大英作文の過去問を解きながらテクニックを解説していくので、ぜひ参考にしてください! 


・なぜ英語が重要なのか 

まず、受験における英語の重要性を再確認しましょう。
 
今は総合型選抜で大学に入る人が増えていますが、ほぼ必ず出願で課されるのは英検をはじめとした英語資格です。
 
大学によっては、基準を満たす英語資格さえ取得していれば出願できることもあります。
 
一般入試でも、一定の基準を満たせば英語の試験が免除されたり、加点されたりする大学も多くあります。
 
また、大学側の英語重視の姿勢は、配点にも表れています。
 
ざっと例を挙げても、 

【早稲田文学部】
国語75/ 地歴50/ 英語75
 
【京都大学理学部】
数学300/ 理科2科目計300/ 国語150/ 英語225
 
【中央大学法学部】
国語100/ 英語150/ 地歴公民1科目100 

このように文理を問わず、英語の比重は無視できないほど大きいものです。
 
もちろん東大も例外ではなく、

文系:国120/ 数80/ 英120/ 社会60,60
理系:国80/ 数120/ 英120/ 理科60,60 

と、英語だけが文理共通で同じ配点になっています。
 
これは「英語ができる人を求めている」という、東大からのメッセージに他なりません。
 
大学に入れば、海外の学術論文や記事を読んだり、交換留学や海外の学生との交流をする機会もあるため、当然といえば当然ですね。
 
もちろん英語ができれば就職にも有利です。
 
これだけ見ても、英語に力を入れない理由なんてないと言えるでしょう。
 
しかも、英語は数学と並んで、得意不得意が分かれやすい科目です。
 
東大入試で言えば、120点満点で得意な人は90〜100点以上取る一方、苦手な人は60点ぐらいしか取れません。
 
合格最低点の±1点の範囲におさまる受験生が一番多いと言われている東大入試で、平気で30〜40点差がつくのです。
 
英語の実力は、一番合否に直結しやすいと言っても過言ではありません。 

 

・英語はセンスではなく努力!! 

英語の習得はセンスが必要と思われがちですが、そんなことはありません。
 
日本語と比べるとかなり厳密な文法規則によって運用される言語であるため、必要なのは語彙力と、文構造把握を含めた文法力です。
 
そしてこれらは暗記や演習を通してマスターできます。
 
ある程度長文を読む習慣があれば、単語や文法は忘れにくくなるため、他の教科と比べても点数は安定しやすいです。
 
冒頭でも触れましたが、私は高1の頃は英語が一番苦手でした。
 
しかし、2年生の時に単語帳(シス単)や『基礎英文精巧』という参考書を完璧にすることで、共通テストで安定して8〜9割取れるレベルまでになりました。
 
このように、英語は他の教科よりも努力でなんとかなる部分が多く、安定性も高いゆえに、得点源としなければなりません。
 
来年以降に受験を控えている人は、ぜひ今から力を入れて準備を進めていきましょう。 

 

・英作文で得点を伸ばす4ステップ 

さて、ここからは短期間でも点数が伸びやすい、英作文の攻略法を4つのステップに分けて紹介します。
 
実際、今回紹介した方法を使うことで、高3の秋模試時点で70点代だった僕の英語の点数は10点アップし、本番で83点(合格者の上位3割くらいの成績)を取ることができました。
 
記事の最後では、実際の東大の過去問を使いながらテクニックを解説するので、今年受験する人もぜひ参考にしてください。 

 

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