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ライター・星月清良の自己紹介〜勉強は苦じゃない、むしろ楽しい!〜
皆さんはじめまして!これから「弁別拡散型」のnoteマガジン連載を担当します、現役東大生の星月清良です。
今は東大の教養学部(前期課程)に所属しているので、幅広く色々なことを勉強しています。特に注力しているのは第二外国語のフランス語で、週5,6コマペースで授業を受けています!必修としてのコマ数は週1,2コマ程度なので、ちょっと受け過ぎですかね。笑
今回の記事では、私が東大を目指したきっかけから実際に合格するまでのことを紹介した上で、この連載を通して伝えたいことについてもお話しします。
東大を目指した理由
私が東大を目指したのは、もうすぐ高校2年生になる頃のことです。
当時の私は、国家の制度づくりに関わりたいと考えていました。
そう考えるようになったのは、高校1年生の頃に参加する機会があった社会貢献活動やボランティアです。
物資集めや募金活動に実際に参加したことで、その場で自分が役に立てているという実感を得ることができました。一方で、「目の前を救うことができたとしても、構造上・制度上どうしようもない問題がある。それを根本的に変えたい。」とも思うようになりました。これが大きなきっかけです。
当時の私は、制度を変え、構造上の大きな問題を解決するためには、官公庁に行くのがいいだろうと思っていました。そして、官公庁に行くなら東大が有利だろうと思って、東大を第一志望に決めたんです。将来のやりたいことから逆算して、それを実現するのに合理的な決断をしていったという感じですね。
東大を「第一志望」にするために一心不乱に勉強
しかし、東大を考え始めた高校1年生の1月ごろの時点では、まだ自分の学力に自信がなく、「東大は無理なんじゃないかな」と思っていました。実際、東大を志望校に書いてみても、全国模試での判定はだいたいE判定でした。
そこで、まずは高2になるまでの3ヶ月間、全力で勉強してみようということに決めました。ここで3ヶ月自分のありったけの力で勉強して、それで学力がちゃんと伸びたら、勉強が辛くないと思えるようになったら、胸を張って東大を第一志望にしようと考えたんです。
もともと、勉強に思う存分集中してみたいという気持ちは持っていました。なので、この3ヶ月は「やっと勉強に取り組める」というくらいの前向きな気持ちで、空いている時間はすべて勉強に費やしていました。授業のない休日なら、一日12時間は勉強していましたね。
皆さんも、試験前の期間に「よしやるぞ!」と集中して勉強することってあるんじゃないでしょうか?このときの私は、それが3ヶ月継続したという感じです。
この3ヶ月で「勉強は苦じゃない、むしろ楽しい」という思いを強くした私は、その後の2年間もほぼ同じペースで勉強を継続していました。受験期に「一番好きなことはなんですか?」と聞かれたら、勉強と答えていたかもしれない、それくらいには集中していましたね。今振り返って考えると、「私は勉強が好きなんだ」というある種の洗脳状態を自分で作り出していたのかもしれません。
辛かった直前期、そして合格
高1の最後で良いスタートを切れた私は、その後の2年間も順調に勉強を継続していくことができました。特に、学校の授業に先取りして自習を進めていた化学は、自信を持って得意科目と言えるまでになりました。学校の授業が良い「復習」になったくらいです。
受験勉強を楽しめていて、苦しかったこともほとんどなかった私でしたが、最後の最後、二次試験直前の1週間位は、「あと1週間で終わる」と思った途端、急に勉強するのが辛くなってしまいました。
今まで長らく準備を続けてきた分、ゴールがすぐ目の前に見えた瞬間に、「早く終わってほしい」「また一日勉強しないといけないなんて……。」と思ってしまったんですね。この期間だけは、今でも明確に覚えているくらい苦しかったです。
それでも、これまで自分が積み上げていた努力は裏切ること無く、無事東大に現役で合格することができました。
↑常に机の上で受験勉強を見守ってくれていた牛です。
この企画を通して伝えたいこと
ここまででお伝えしたとおり、私は高校時代、2年以上受験のことしか考えていない、といってもいいくらい受験勉強に集中していました。こうして勉強に本気で打ち込んだ経験は、私の中で大きな財産になっています。
しかし、受験期の経験というのは、大学に入ればどんどん薄れていってしまうものです。今改めて自分の経験を振り返ることで、様々なテクニックや考え方、勉強との向き合い方を、新鮮なうちに皆さんにお伝えすることができると思っています。
本気で打ち込んだ経験を言語化することで、皆さんのお役に立つことができるならとても嬉しいです。また、自分としても、改めて振り返ることで得られる気付きがあったらいいなと思っています。
また、大学受験で最も大切なものの一つが「志望校に進学したい気持ち」である、ということも伝えたいです。
「なぜそこに行きたいのか」、「自分の中でその気持ちがどれだけ強いのか」、これが明確になっていることがとても大切だと思っています。私自身、その思いがなければこれほど勉強に打ち込むことはできなかったでしょう。
皆さんも、ぜひ目標を明確にして、それに対する思いを大切にしてほしいなと思います。
これからの連載ではよろしくお願いします!
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