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「ライバルの存在をエネルギーに」東大模試で全国1桁順位を取り続けた東大生が教える、モチベーション管理の秘訣
みなさん、こんにちは!
東大卒麻雀プロの新倉和花です。
今回は「ライバルの存在をエネルギーに」と言うテーマで、特別にこちらのドラゴン桜noteマガジンに寄稿しています。
ついに夏休みが始まりましたね。特に受験生にとっては、天王山とも呼ばれる大事な夏休み。
しかし、学校がお休みとなるこの期間、周りには目を光らせてくれる先生も、一緒に勉強するお友達もいない…。これではどうにも勉強する気が起きないなあ、なんてついつい机から足が遠のいてしまう経験が、もしかしたらみなさんにもあるかもしれません。
『ドラゴン桜2』に出てくる東大専科の2人も、似たような悩みを抱えていました。2人はどうやって夏休みの意欲低下を乗り越えたのか、そのヒントが以下のシーンに隠されています。
龍山高校も夏休みを迎え、江の島での勉強合宿が始まります。自発的に勉強するのが苦手な早瀬さんは、ここでなら強制的に勉強させてもらえると思い合宿に参加しました。しかし、水野先生は勉強を強制するどころか、食事と睡眠以外の時間は自由に過ごしていいと言い放ちます。
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読書をしてもいい、音楽を聴いてもいい、浜辺を散歩してもいい…。そんな環境で勉強をする気が起きるはずもなく、全く勉強しないで1日目を終えてしまった早瀬さんは、期待外れの合宿をやめて天野くんと一緒に東京へ帰ることにしました。
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しかし、東京へ帰る電車の中で、転機は訪れます。たまたま乗り合わせただけの見知らぬ高校生が、席に着くなり東大受験の参考書を取り出し、勉強を始めたのです。
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その様子を見て何かを感じた二人は、合宿所へ戻ることを静かに決意したのでした。
特に早瀬さんはこの電車の中で勉強する東大受験生を見て、全国にいるライバルの存在に気づき、競争意識が芽生えました。他の受験生が勉強しているのに、自発的に勉強できないなどと甘えたことを言っている場合ではないと自覚したのです。
東大の受験者数は毎年およそ1万人。全国1万人のライバルが、今この瞬間も机に向かい、勉強しています。
大切なのは、想像することです。自分と同じ目標を持つライバルが、今この瞬間に何をしているか。一体どれだけ勉強しているか。今の自分で、その人たちと対等に戦えるか。
このような競争意識を持てるかが、大きく結果を左右します。ライバルたちが勉強していることを意識すると、自分はこのままでいいのかと焦り、不安になります。だからといって、ライバルの存在に目を背けるのではなく、焦りを負けん気に変えて机に向かえる受験生こそが、合格へと大きく近づくことができるのです。
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私自身も、受験生時代は全国のライバルを意識しながら勉強していました。ふと集中が切れた時、手を抜きたくなった時、今も机に向かう誰かの背中を思い浮かべると、自然と背筋が伸びました。
全国模試の成績表を見ると、こんなにもたくさんのライバルが同じ大学を目指しているのかと気が遠くなります。しかし、そのライバルたちは、模試の時だけ現れるわけではないのです。
皆さんと同じように学校生活を送り、日々勉強をしています。日頃からそのことを意識できているでしょうか?
もしライバルの姿をイメージするのが難しかったら、具体的な誰かを「仮想ライバル」として目標にすると良いでしょう。クラスの真面目な優等生、全国模試の成績表で上位にいる人、あるいは『ドラゴン桜』のキャラクターだって構いません。頑張る誰かを意識することで、同じく自分も頑張れるのです。
机に向かうと、人は孤独です。時には辛くて投げ出したくなることもあるでしょう。そんな時は、同じように机に向かう全国のライバルたちの姿を想像してみてください。彼らの存在が、きっとみなさんの背中を押してくれるはずです。
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