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ライター・永田耕作の自己紹介〜亡き祖父に誓った東大合格〜
皆さんはじめまして!これから「感情拡散型」のnoteマガジンを担当します、現役東大生の永田耕作です。
現在は理科一類の2年生で、教養学部に所属しています。将来教育系の仕事に取り組みたいと考えていて、駒場での前期教養時代(※1)に幅広く勉強しています!
今回の記事では、僕がなぜ東大を目指したのか、そのきっかけや、どのように勉強して東大に合格したのか、そしてこの連載を通じて伝えたいことについてお話ししていきます!
※1:幅広い教養や視点の獲得や基礎的な学問的力量を身につけるための最初の2年間のこと。東京大学の学生は、前期課程での学修に取り組んだ後、自身の専門領域を学ぶ後期課程に進みます。
僕が東大を目指した理由
僕が東大を目指した理由には、家族が大きく関わってきます。
僕の地元は名古屋で、父も姉も名古屋大学でした。
地元思考が強かったので、僕も高校に入った頃は、絶対に東大に行きたいと言った明確な目標はなく、「できる限り上を目指そう!」と言う意気込みで勉強していました。
上位校を目指していた僕に、親戚の人は「名古屋から近い京都大学がいいんじゃない?」と勧めてくれたのですが、ある時父が、普段頑張って勉強している僕をみて、「お前には素質があるから、せっかくなら最難関の東大を目指してみたらどうだ?」と声をかけてくれました。いつもそばで見てくれていて、尊敬する父のこの言葉は、僕にとって大きな自信になりました。この言葉で、東大を目指そう!と決意したのです。
そして、東大を目指す上で、祖父の存在も大きかったです。小さい頃から僕のことを可愛がってくれていた祖父は、「耕作が東大に行くまでは死ねない」といつも言ってくれました。周囲の人が「東大は難しいのではないか?」と言う中、祖父はいつも僕なら合格できると信じてくれていたのです。
しかし、そんな祖父は、僕が高校生になったタイミングで急死してしまいました。その時はとてもショックでした。
もし祖父が生きていれば、東大に落ちてしまっても、「おじいちゃん、ごめん、やっぱり東大はダメだったよ」と顔を見て伝え、ケジメを付けることができました。
しかし祖父が亡くなり、そんなことはできなくなったのです。それならば、「亡くなる直前まで僕の東大合格を信じていた祖父の思いを実現したい。」
その思いを胸に、なんとしても東大に合格しようと強く決意しました。
このように、僕のことを信じてくれる家族がいたおかげで、苦しかった東大受験も最後までやり抜くことができたのです。と言っても、「うちの息子はなんとしても東大に入らなければ困る!」と叫ぶような「教育ママ」では決してなく、僕の意見を常に尊重しつつ、多すぎず少なすぎず「適度な」期待を持ってくれている環境が、僕が合格できた要因の一つにあるのです。
高校野球と両立してつかんだ、東大合格
高校時代、僕は、野球部に所属していました。それも、夏の大会が終わって、引退するまで続けました。
「野球を3年間やりながら東大に合格するなんてできるの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、むしろ野球で学んだことのおかげで東大に合格できた、と僕は思っています。
確かに野球部の練習は夜遅くまで続くため、平日はなかなか勉強時間を確保するのが難しかったです。練習が辛く、途中で辞めたいと思ったこともあったのは事実です。
しかし、デメリットだけでなく、勉強以外に打ち込むことがあったおかげで、「短時間で勉強に集中して取り組まなければいけない!」と、勉強の質を大きく向上させることができたのです。
そして何より、野球を通して、目標に向かって真剣に一つのことに取り組む姿勢が身につきました。野球部引退直後の夏の模試では、まだ勉強不足だったため東大合格には遠く及ばない成績でした。しかし、引退後、野球に集中して取り組んできたように、受験勉強にも「東大合格」という高い目標を掲げて勉強に打ち込んだことで、成績は徐々に上がっていき、現役合格を掴み取ることができたのです。
↑中学2年生の頃からずっと筆箱につけているラスカルのぬいぐるみ。常に勉強のお供だったので、ボロボロになってしまっています。笑
この企画を通して伝えたいこと
ここまでお伝えしてきたように、僕は野球と勉強を両立しながら高校生活を送り、東大に現役合格することができました。僕のように部活動などをしていて忙しくても、自分にあった正しい勉強法をすれば、東大合格は必ずできます!
そして、受験勉強をする上で、様々な参考書に取り組んでみました。その中には、僕のレベルにあっていたものも、そうでなかったものもありました。
そんな自分の体験談を参考にしていただいて、一人でも多くの高校生の受験勉強の役に立ちたい、そして一人でも多くの高校生に東大を目指してもらいたいと思っています!
これからの連載ではよろしくお願いします!
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