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逆転合格東大生が語る!「親は子どもの成功を願うべきではない」?

みなさん、こんにちは。現役東大生ライターの布施川天馬です。

みなさんは、自分の子どもに成功してほしいと思っていますか? ほとんどの親御さんは、きっとそう思っていることかと思います。

まさか、自分の子どもに失敗してほしいなんて思っている人はいないでしょう。失敗から学んで欲しいという意味ではそういう場合もあるかもしれませんが、多くの親御さんは、我が子に光の当たる道を、大手を振って歩いてほしいはず。そのため、大学受験などでもよい結果を求めるのも当然と言えます。

しかし、それではお子さんのプレッシャーになってしまうというのも事実。「絶対に成功しなくては、この子はダメになってしまう」とまで思い詰めて考えるのは、またよくありません。

では、親としてどう接すればいいのでしょうか。以下に続く『ドラゴン桜』のマンガのシーンに、その答えが描かれています。

いかがでしょうか。子どもの成功を願うのは親として当然の態度。しかし、成功しなければと思いすぎるのも、またよくないことです。

では、どうすればいいのか。答えは「結果だけに目を向けず、努力していること、頑張っていることに注目すること」でした。なぜなら、結果を求めないのは、親にしかできないことだからです。

親以外の社会の大人は、なんだかんだいっても数字しか見ていません。先生だって、誰だって、成績よりも大事なものはあるといいながら、最終的に見るのはテストの点数と模試の全国偏差値です。

努力や過程が大事と言いつつ、最終的に出てきた数字しか見てくれないのですから、子どもたちの味方はどんどん少なくなっていきます。そんな時に、親が子どもを助けなくて、いったい誰が助けるのでしょうか。

結果なんてどうでもいい。努力が尊いことなんだ。この言葉を本気でかけてあげられるのは、誰よりも近くでその子のことを見てきた親御さんしかいません。親がそう思えば、子どもにもその態度は伝わります。そうすれば、お子さんのメンタルは安定していくでしょう。

受験期の大敵は何よりも自分自身のメンタルの不調です。心の中に巣食う不安との闘いこそが、受験最大の難関と言っても過言ではありません。これを落ち着かせてあげられるのが、親御さんの力です。家族の援護なしには受験での勝利はあり得ません。

自身のお子さんのことを信じたいのであれば、まずはお子さんの努力の過程から確認してほめてあげるようにしてください。そうすれば、きっと受験の結果もよい知らせが来るかもしれませんよ。

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