ドラゴン桜2 第20話 二人の性格/公式メルマガ「ドラゴン桜+」Vol.22
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ドラゴン桜公式メルマガ「ドラゴン桜+」
【Vol.022】2018年6月21日発行号
毎週木曜日発行
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◇目次◇
1.はじめに
2.【漫画】
『ドラゴン桜2』
20限目 二人の性格
3.【連載】
「はみ出し者の18歳」
プロ・ゲーマー・梅原大吾
4.【連載】
2020年、センター試験はどう変わる?
独立行政法人大学入試センター審議役
大杉住子さんインタビュー
5.【連載】
角田陽一郎の
最速で身につく勉強法
6.【Q&A】
現役東大生が答えます!
受験お悩みQ&A
7.【Q&A】
三田紀房Q&Aコーナー
「漫画家の性(さが)」
8.【あとがき】
◇◆◇◆◇
☆スクショ&SNSへの投稿、大歓迎!
『ドラゴン桜+』は本文・画像の引用、
スクリーンショットのSNS投稿、すべてOKです!
・メルマガの内容を引用し、SNSに投稿
・漫画のコマを使用して感想をつぶやく
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メルマガ限定公開事項のネタバレと
読者以外の方へのメール転送のみ、禁止とさせていただきます。
心に残るシーンやフレーズがありましたら、SNSへどしどしご投稿ください!
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1.はじめに
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こんにちは!『ドラゴン桜2』担当編集のまほぴです。
メルマガ『ドラゴン桜+』、第22号をお送りします。
テレビ東京「ドラマ25」にて7/13(金)より放送が始まる『インベスターZ』。
そのドラマに、“本人役”として登場する起業家の方々が明らかになりました!
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フリーマーケットアプリを運営する、
株式会社メルカリの社長兼COO・小泉文明。
ミドリムシを中心とした微細藻類に関する研究開発や
事業展開を行っている株式会社ユーグレナの社長CEO・出雲充。
研究者、実業家、メディアアーティストなどさまざまな顔を持つ、
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社CEO・落合陽一。
時間の取引所「タイムバンク」や新しい経済の形を提示した
著書『お金2.0』が話題となった、株式会社メタップスの社長・佐藤航陽。
インターネットのライブ配信プラットフォーム
「SHOWROOM」を運営する、SHOWROOM株式会社の社長・前田裕二。
転職サイト「ビズリーチ」などを運営している、
株式会社ビズリーチの社長・南壮一郎。
そして、ドラマの語りを担当するのは“ホリエモン”こと堀江貴文。
今話題の社長たちが本人役で続々と出演いたします。
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今話題の方ばかり!これは目が離せません!!
出演者のみなさんのコメントなど、詳細はテレビ東京公式サイトをチェックしてくださいね!
http://www.tv-tokyo.co.jp/investorz/
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■漫画の“ゲームチェンジ”について語る、イベント開催!
三田紀房が登壇するイベントのお知らせです!
ミレニアル世代向けビジネスメディアAMP 1周年記念イベントが
2018年6月29日、六本木アカデミーヒルズにて開催されます。
テクノロジー、カルチャー、ビジネスモデルなど、さまざまな業界で起きている変化を取り上げ、未来を考えるイベント。
三田紀房が“CHANGE THE GAME”をキーワードにトークセッションを展開します!
AMP 1周年記念イベント「CHANGE THE GAME」
受付開始:18:45 START:19:15 CLOSE:20:25
場所:六本木アカデミーヒルズ49階 タワーホールA
住所:〒106-0032 東京都港区六本木6−10−1森タワー
詳細はこちら!
https://amp.review/event/20180629/
☆メルマガ読者の方・計10名様をイベントにご招待!
参加希望の方は件名を【メルマガ:6/29イベント応募】とし、
本文にお名前を明記していただいて
info+mita@corkagency.com 宛てにメールにてご応募ください!
応募締切は6/22(金)24時といたします。
ご応募お待ちしております!
メルマガ『ドラゴン桜+』、今週号もどうぞお楽しみください!
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2.【漫画】
『ドラゴン桜2』
20限目 二人の性格
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“東大合格請負人”・桜木建二が立ち上げた「東大専科」は、早瀬菜緒と天野晃一郎の二人が参加し、担当の水野直美の主導のもと東大合格への挑戦が始まっていた。
「東大合格のためには効率的な学習が必要!」という水野の教えに従って、早瀬・天野は「教え合う授業」に挑戦。ビデオカメラの前で、視聴した授業についての説明を行うことになり、プレゼンテーションの方を学んだ。要領よく説明を始めた早瀬だったが、どうやら雲行きが怪しいみたいで…?
☆現れたのは、難関大コース
成績一位の藤井君!!
※次回はお休みをいただきます。
『ドラゴン桜2』21限目は7/5(木)に配信いたします。
今週の『ドラゴン桜2』の感想ツイートは、
ハッシュタグ #今週のドラゴン桜2 まで!
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3.【連載】NEW!
「はみ出し者の18歳」Vol.1
プロ・ゲーマー・梅原大吾
<第3話>
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朝、決められた時間に学校に行く。決められた席に座って、先生の言う通りに教科書を開く。誰かがつくったルールの中で、順番を競う。そんな学校生活に、嫌気がさしている君へ。これは、ルールから外れた「はみ出し者」たちの物語だ。自分を縛るものに別れを告げ、広い世界に飛び出して成功した彼らにも、18歳という時代があった。連載「はみ出し者の18歳」、1人目は世界一のプロ・ゲーマー、梅原大吾さんの話を聞こう。
ライター・室谷明津子
■プロフィール
梅原 大吾(うめはら・だいご)
日本のeSports界を牽引する日本初のプロゲーマー
15歳で日本を制し、17歳で世界チャンピオンのタイトルを獲得。以来、格闘ゲーム界のカリスマとして、20年間にわたり世界の頂点に立ち続ける。みずからのフィロソフィーを綴る書籍(『勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」』など多数)は一般にも広く受け入れられ、企業、大学、その他の教育機関の招待を受けて特別講師としても活躍中。現在、レッドブル、Twitch(アマゾン社の配信プラットフォーム)、HyperX(ハイパーエックス)、Cygamesのグローバル企業4社のスポンサード・アスリートとして世界で活躍する。
公式サイト:www.daigothebeast.com
◆3話/一番つらいのは、「自分の内なる声」に嘘をつくこと。
僕は10歳でゲームに出会い、紆余曲折を経ながらも、日本初のプロ・ゲーマーとしていまも活動を続けています。一般的には、「子供のころからの夢を実現した人」と見られていると思います。
でも実際は、1話でお話しした通り、10代のころはずっと「ゲームは仕事にならない」「他に向いているものがあるはず」と思って悶々としていました。ゲームにめちゃくちゃ打ち込んでいたし、結果も出していた。それでも自分探しをしていて、勝負の世界から離れた時期もありました。「やっぱりゲームしかない」と思えたのは、ようやく28歳でプロになってから。それも“絶対”ではなく、他の可能性もある中で“偶然”、たどり着いたという感じです。
だから、将来の夢が見つからなくても、焦ることはありません。クイズみたいに正解があって、何かを始めたときに「これがあなたの天職です!」ってピカっと光って教えてくれれば楽ですけど、人生はそうじゃない。
何でもいいから、面白そうだと思ったことをまずやってみることです。飽きたらやめてもいい。「これが好きかな」「得意かな」と探しているうちに時間が経って、キャリアとか人間関係とかいろんな積み重ねの中で、進む道が決まっていく。そうやって「好きなことの1つ」が、気がついたらある日、「これしかない」ものに変わっている。仕事なんて、そんなものだと思います。
僕は10代のころ、ゲームばかりをやって過ごしていました。学校の勉強には興味がなかったから、授業中はしょっちゅう寝ていた。それで怒られても、「他人が言うことだから、まあいいや」って気持ちがどこかにあって、割と平気でした。それよりきついのは、自分自身を裏切ること。
そのころの僕は、こんな風に考えていました。例えば、雨が降ってゲームセンターに行くのが面倒な日があったとする。でも1日休むと、「1日休まなかった自分」に負ける。たとえ周りの人よりゲームが強くても、「1日休まなかった自分」よりも弱くなるーー。そういうところは潔癖で、サボった1日は永遠に返ってこないと思うと、怖くてサボれなかった。
根底にあったのは、「人生一回しかない」という気持ちです。だからこそ、自分にやれることを全部やったと思える人生にしたいと、漠然と考えていました。10代のころは特に、若さゆえの純粋さもあったのでしょう。サボろうとすると、内側から声が聞こえて来るんです。「お前は、それでいいのか?」って。
練習が面倒だとか、周りからバカにされるとか、そんなことより、自分の内側から聞こえる声に嘘をつくほうがよっぽどつらい。だから他人にどんな風に思われても、自分自身がやりたいことを貫いていました。「他人の目よりも、自分が納得できることをする」。この大切さに気づけたからこそ、僕は他の誰よりも努力できたんだと思います。
(次号へつづく)
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4.【連載】
2020年、センター試験はどう変わる?
独立行政法人大学入試センター審議役
大杉住子さんインタビュー
<第4回>
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高校と大学の学びの成果を接続させることをねらいとして、大学入試改革が進められています。具体的には、現在の大学入試センター試験に変えて、大学入学共通テストを2020年度から導入する予定。
気づけばもう目前に、大きな変化が迫っているではないですか。
何がどう変わるのか。独立行政法人大学入試センター審議役(新テスト作問・調査研究機能強化担当)の大杉住子さんに教えていただきました。
ライター・山内宏泰
■4
2020年度からの新テストを受ける生徒は、勉強のしかたをがらり変えねばならぬというわけではないのですね?
「高校時代にこれを身に付けておいてほしいというのは以前からあって、そのために頑張った学びの成果をちゃんと問えるようにするのが新テストの意図です。やるべきことをやってきた生徒がちゃんと解ける問題を目指しているもので、何も新奇なことを求めているわけではありませんよ」
プレテストの国語では、契約書を読ませる出題もあって驚かされました。おなじみの文学作品からの出題にとって代わられるのでしょうか。
「あれは『実用的な文章』というジャンルからの出題ですね。小説などの文学的な文章、論説などの論理的な文章だけでなく、こういう文章も出題されていくことになります。
少し壮大な話になってしまいますが、学ぶことは自分の人生を豊かにしていくことや、社会をよりよいものにしていくことにつながるものです。高校を卒業して大学に入ってからの学びにおいても、大学を卒業して社会の中で新しいことを吸収しながら生涯続いていく学びにおいても、具体的な何かの目的やねらいを達するために書かれた記録、報告書、法律の条文といった実用的な文章の内容を理解して、自分の学習や生活に生かしていくことが重要になります。
これまでは、実用的な文章の出題がありませんでした。新テストでは、学習指導要領にも位置づけられ、教科書や学校の授業でも扱われているはずのこのジャンルにも光を当てることとしています。今回出題された法的な文章には、論理をギリギリまで削ぎ落とし、ひとつの意味のことは1回しか言わないといった特徴があります。そうした文章の特徴を捉えて理解することも重要な力と考えます」
プレテストを実施してみての評価は?
「これからの社会の在り方を見据えつつ、高校生が大学入学時点で求められる力を問う問題になっているかどうかという点では、一定の評価をいただいています。出題のねらいはうまく表現できているのではないかと思います。
同時にこれは入学者選抜のために行われる試験ですから、識別性にも優れていなくてはいけません。得点分布や項目間の相関といった、さまざまな角度から結果を分析し、次の試行調査(プレテスト)に向けた準備を進めているところです。
内容的にも、魅力的な問題になるようブラッシュアップしていかなければいけません。解いてみようという気持ちにさせる、高校生の学習意欲が高まるような入試問題が理想ですね」
(次号へつづく)
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5.【連載】
角田陽一郎の
最速で身につく勉強法
<第5回>
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東京大学文学部を卒業後、長年TBSテレビで「さんまのスーパーからくりTV」や「中居正広の金スマ」「EXILE魂」「オトナの!」等のバラエティ番組を作ってこられた、バラエティプロデューサーの角田陽一郎さん。
角田さんは、既存の勉強法だけでは、これからの社会に通用しないのではないか?と語ります。
机の上での勉強だけが、学びではない。では、これからを生き抜くために、どのようなことが必要なのか?
バラエティプロデューサーという視点から、仮説や想いをお話しいただきます!
■プロフィール
角田陽一郎(かくた・よういちろう)
1970年、千葉県生まれ。 東京大学文学部西洋史学科卒業。 卒業論文のテーマは「独裁者ナポレオンの登場はフランス革命の一部なのか?」。
1994年、TBSテレビ入社。 「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「オトナの!」 などの番組を担当した名ディレクターとして高い評価を受ける。また、テレビ制作だけでなく、映画監督やネット動画配信会社goomoの設立など新しいメディアビジネスをプロデュース。現在では、TBSテレビを退社し、独立。
著書に『13の未来地図 フレームなき時代の羅針盤』(ぴあ)、『成功の神はネガティブな狩人に降臨する~バラエティ的企画術~』(朝日新聞出版)『「好きなことだけやって生きていく」という提案』(アスコム)などがある。
■最速で身につく勉強法とは何なのか?
勉強ができる・できないとか、頭がいい・悪いってよく話に出て来ますが、はたしてその差はなんなのでしょうか?
僕は、頭がいい・悪いというのは、『見立て力』だと思うのです。そしてその『見立て力』というものを持てば、勉強することもおのずと苦にならなくなるのです。勉強することが苦ではない=むしろ勉強することが楽しくなる、それがどんな受験テクニックを覚えることよりも、他人の勉強法を真似することよりも、一番最速じゃないでしょうか!
当然、受験テクニックを覚えることも、他人の勉強法を真似することも、否定しているわけではありません。
むしろ僕が言いたいのは、最初の勉強のスタートが、そこでは無いということです。
つまり、まず好きになる。そしてあることをもっと知りたいと思う。その根源的な知的好奇心を持つことが大切です。そしてその根源的な知的好奇心を持った上で、勉強を身につける様々な技法、例えば受験テクニックを覚えたり、他人の勉強法を真似したりする、それらを駆使することが一番の『最速で身につく勉強法』です。
というか、自分の中でそんな根源的な知的好奇心が無い人は、そもそもどんな勉強テクニックを身につけたって、たかが知れています。さらに言えば、その勉強テクニックで受験に成功したり、資格試験を通過したって、そこで身につけた知識が自分の人生で有効に機能することはまず無いのです。それでは“生きた知識”にならない。
知識というのは、そのものが持つ本来の意味だけでなく、それを自分の人生にどう活用するか、までを含めて知識なのです。つまり覚えただけではその知識は死んでいるだけなのです。
では、知識をどう自分の中で活かすか?それが、先ほど述べた『見立て力』です。
今回からは必殺の最速で身につく勉強法、そんな『人生の見立て力』について書きたいと思います。
見立て力とは、つまり日常で見聞きする情報を、その情報そのものとして理解する以上に、あらゆるヒトモノコトとの連関を自分の頭の中で想像して、膨らませることです。
うん?よくわからない?
そうでしょう。ですので、具体例をこれから挙げてみたいと思います。
■人生の見立て力①【淀対江戸】
数年前の初冬にたまたま関西に出張の折、京都から大阪へ向かう際に京阪電車に乗っていたら、自然溢れる景色の中に右手に大きな河原とそこを流れる渓流が目に入って来た。
グーグルマップで位置情報を確認すると淀川だという。
少々意外な気がした。淀川は関東住まいの僕にとっては、大阪駅から新大阪駅へ向かう際に地下鉄御堂筋線の鉄橋やタクシーで通る大きな高架道路で渡る際に見られる都市の中のゆったり流れている大きな河川のイメージなので印象がかなり違ったからだ。
さらに淀川の上流は琵琶湖というのは記憶しているから、つまり琵琶湖と大阪湾を結ぶ大河というイメージだし、多分かつては京都と大坂を結ぶ物流的な要素もあったのだろうし、なんていうか東京を流れている江戸川のような大きなゆったりとした運河みたいな川のイメージだったからだ。
それで興味が出て来て、淀川をグーグルマップでいろいろ見ていると、ちょうどその辺りで、桂川、宇治川、木津川が合流していたのだ。
木津川といえば流れが激しい川で洪水が起こりやすいというのは聞いたことがあったし、桂川と宇治川は京都の観光でよく耳にする名前だ。
僕はその三川がちょうど合流するあたりをさらにグーグルマップで見ていると、なんとあるスポットを発見したのだ。
それは淀城の跡。淀城ってあの豊臣秀吉が作った淀殿がいた城ではないか。
ちょうどこの京阪電車に乗っていた時はNHK大河ドラマで真田丸を放送している時で、ちょうどクライマックスの大坂の陣へ向かう直前であった。自分の思考もどこかその頃の時代に踏み込んでいたのだろう、だからグーグルマップで淀城跡というのを発見したのかもしれない。ちょっと興奮してしまった。
でもなんで淀城って名前なのだろうか?
(次号へつづく)
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6.【連載】
現役東大生が答えます!
受験お悩みQ&A
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自学自習の勉強効率の向上を目指す『学習トレーニング』を行う、学習塾STRUX。
現役東大生であり学習トレーナーでもある鈴木雅也さんが、
【受験に関するお悩み】に一問一答形式で回答していきます!
【Vol.13 物理・化学・生物の勉強はどうやって進めていけばいいんですか?】
さて今週もドラゴン桜メルマガ読者のみなさんが抱える勉強に関する悩みを、毎週一問一答形式で答えていきます。
では早速始めていきましょう。
各教科の勉強の進め方の解説は最終回となります。最終回の今回は【物理・化学・生物】の勉強の進め方を解説します!
※5/24に回答した質問に、より詳しく回答していきます!
■■■質問(5/24分)■■■
先週のメルマガで、「頭を使って勉強内容を決めよう」というものを見ました。
前回は英語について、その方法についての解説がありましたが、他の教科についてはどのように勉強内容を決めていくのでしょうか?
▽▽▽前回までのまとめ▽▽▽
全体の勉強法:「求められる学力」と「自分の学力」の【差】を把握して、埋める勉強を洗い出そう
国語の勉強法:インプットとアウトプットの勉強に分けて、順序よく勉強しよう
数学の勉強法:最大の敵は【あせり】!基礎から参考書を確実にこなしていこう
歴史の勉強法:『一問一答』頼みは危険!通史理解で【思考力】を身につけよう
◇◇◇回答◇◇◇
では今週も、早速回答していきましょう。本日でラストですね。
今回は【理科科目】の勉強内容をどうやって決めていくのか、を解説します。
本日伝えることは2点です。
・理科は演習量が命!学校の授業に頼らず、先に進もう
・理科の勉強の順番はこれ!
最初に伝えることは、「理科は演習量が命!学校の授業に頼らず、先に進もう」ということです。
理科の勉強は、科目に限らずに【演習量が勝負を分ける】科目だと言えます。
特に物理・化学に関しては覚えるべき知識量は、英語や国語・歴史に比べて圧倒的に少ない教科です。その分、知識を使って【どのように問題を解いていくか】が大切な科目となっており、演習量が求められるのです。
しかし現実には多くの受験生、特に現役生を中心に、十分な演習量を積めずに本番になってしまう人がいます。結果的に勉強をコツコツとしていた受験生に大きな差をつけられてしまうのです。
ではしっかりと演習量を確保するためには、どうしたらよいのでしょうか?
多くの現役生が演習量が不足してしまう理由として、【学校の授業の進捗に合わせて問題演習をしている】ことが挙げらます。
特に高校受験をして高校に入学する場合、中高一貫校に比べて進捗が遅れがちです。場合よっては、高校3年生の2学期終わりまで全範囲が終わらない可能性もあり得ます。
その場合、学校の授業に合わせた学習をしていては、十分な演習量を確保できないのは当然だと言えます。
ですので解決策としては、【インプットを自力で進める】のが良いでしょう。
特にスタディサプリの各講座は、短期間でインプットをするのに最適です。具体的な講座やその受講方法は以下のページにまとめてあるので、確認をしてみてください。
物理
https://daigakujukensenryaku.com/ph-cur-studysapuri/
化学
https://daigakujukensenryaku.com/ch-cur-lv2-studysapuri/
生物
https://daigakujukensenryaku.com/bio-cur-lv2-studysapuri/
では次に「理科の勉強の順番はこれ!」の解説に入りましょう。
理科の勉強の流れは、大まかには「インプット」と「アウトプット」に分けることができます。
理科の場合、英語や国語・歴史とは異なって知識量は多くはありません。ですが問題を解くためには最低限必要な知識がありますので、まずはその「インプット」から始めていきましょう。
そして知識を身につけたら、そのあとに問題集を使ったアウトプットを繰り返していきましょう。
繰り返しにはなりますが、理科の勉強は【演習量が命】です。知識を使って、どうやって答えまでたどり着けるかの訓練が大切になります。アウトプットを参考書を繰り返し学習していきましょう。
物理・化学・生物の詳しい勉強方法・参考書の使い方については、以下の学習塾STRUXが運営する『大学受験オンライン戦略会議』にて解説してありますので、ご確認ください。
物理
https://daigakujukensenryaku.com/category/kamokubetsusenryaku/physics/
化学
https://daigakujukensenryaku.com/category/kamokubetsusenryaku/chemistry/
生物
https://daigakujukensenryaku.com/category/kamokubetsusenryaku/biology/
理科は学校のペースに合わせるのでなく、自分でインプットを進めて、演習量を確保できるようにしていきましょう。
▽▽▽まとめ▽▽▽
物理・化学・生物の勉強の進め方
学校の授業のペースに合わせるのは命取り!
先取りでインプットをして、演習量を確保しよう!
今回で各科目の勉強の進め方の解説は以上となります。
★受験に関する質問、大募集!
「現役東大生が答えます!受験お悩みQ&A」では、毎週ドラゴン桜メルマガ読者の方から、質問を受け付けています。
みなさんからいただいた質問の中から、選ばれた質問は、毎週【このコーナーで回答】していきます。
現役の高校生はもちろんのこと、中高生のお子さんがいらっしゃる保護者の方をはじめ、さまざまな方からのご質問をお待ちしております!
▽▽▽応募はこちらから▽▽▽
https://goo.gl/forms/qpwhJY6G16wUByx93
大学受験オンライン戦略会議HP(学習塾STRUX運営)
https://daigakujukensenryaku.com/
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7.【Q&A】
三田紀房Q&Aコーナー
「漫画家の性(さが)」
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作者である三田紀房が、メルマガ読者のみなさんから寄せられた質問に答えるコーナーです!
Q.
「強烈なキャラクターがいればドラマ性はいらない」という三田先生のキャラクター論、物語論に影響を与えた作品はありますか?
A.
過去の名作といわれる漫画には、どれも強烈な、インパクトのあるキャラクターが出てきます。
読者の心をガッと掴むようなものが漫画として強い。どの作品というのはないけれど、そういう法則があると思います。
たとえば『ドカベン』の岩鬼なんて、葉っぱをくわえている。 作者の水島先生に聞いても「なんかくわえてんだよね」としか言えないと思いますよ。 あと『エースをねらえ!』のお蝶夫人ね。「高校生なのに夫人はないだろ」って思うんだけど、 これがピッタリ。
本当にセンスがすごいと思います。
永遠に残る呼び名とか、強烈なキャラクターを追い求めるのが、漫画家の性(さが)。 結局、漫画家ってそういう本能みたいなものがあると思います。強烈なキャラを一人でも二人でもいいから生み出したい。
漫画家になるとは、そういうことだと思うんですよね。
私の場合は『クロカン』で牛のフンをキャッチするシーンを描いたのが分岐点でした。 元々リアルな高校野球を描きたかったけど、『漫画ゴラク』の中では勝てないと思って、リアリティを無視した漫画的表現に切り替えてみたんです。“牛のフンが取れたら150キロの球も取れる”と。理由なんてないですよね。理由は要らないと。
それから読者の票がボンと入るようになった。そこで『漫画ゴラク』ではこういうことを描くと読者の支持が得られるんだ、と気づきました。
その気づきがきっかけで、その後の人生が大きく変わったと思っています。
■作者・三田紀房への質問募集中!
『ドラゴン桜+』では、三田紀房への質問を募集しています!
メールの件名を 「メルマガ質問コーナー」 とし、
info+mita@corkagency.com 宛てに、質問内容をお送りください。
ご質問、お待ちしています!
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8.あとがき
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公式メルマガ『ドラゴン桜+』、Vol.021をお送りしました。
■タイムバンクのリワード追加!
時間を売買できるサービス「タイムバンク」に、ドラゴン桜編集チームが登場しています。この時間をご購入いただくと、下記の『ドラゴン桜2』の作中に登場することができます!
単行本掲載時には、スペシャルサンクスとしてお名前も掲載!
さらに、毎週三田紀房と編集者で行っている編集会議の様子をオンライン中継で視聴できる権利も販売開始!
引き続き募集していますので、ぜひタイムバンクのアプリをチェックしてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございます!
次回の配信は6月28日(木)を予定しています。
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発行元:
ドラゴン桜2編集チーム
ライター:
室谷明津子「はみだし者の18歳」
https://twitter.com/atsu_kom
山内宏泰「2020年、センター試験はどう変わる?」
https://twitter.com/reading_photo
角田陽一郎「最速で身につく勉強法」
https://twitter.com/kakuichi41
鈴木雅也「受験お悩みQ&A」
https://twitter.com/m_Suzuki_Oner_S
サポート:寺道亮信
https://twitter.com/michio_toryu
編集:岡本真帆(まほぴ)
https://twitter.com/mhpokmt
▼三田紀房公式サイト
https://mitanorifusa.com
▼Twitter更新中!
https://twitter.com/mita_norifusa
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