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【ドラゴン桜式】試験攻略法「考えるときは手を動かせ!」
みなさん、こんにちは!
ドラゴン桜noteマガジン編集長の青戸一之です。
突然ですが、みなさんは試験で難しい問題に遭遇した時、じっと頭で考えて解くタイプですか?
それとも、問題用紙の余白などにあれこれ何かを書きながら、考えを整理していくタイプでしょうか?
もし前者であれば、本来持っているはずの力を十分に発揮できていない可能性があります。
ただじっと考えているよりも、手を動かした方が頭の回転がよくなるからです。
『ドラゴン桜』でも、「考えるときは手を動かせ」と説明しているシーンがありましたね。
矢島と水野の二人が、どれだけ難しい数学の問題を作れるかを競う場面です。
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柳先生に「考えるときは手を動かせ」と言われてから、急に水野の頭の回転が速くなり出していましたね。
「そんなマンガみたいにうまくいかないでしょ」と思うかもしれませんが、これは私が長年多くの生徒に学習指導をしてきた経験からも、また自分自身の受験の経験から見ても、真実だと断言できます。
そこで今回の記事では、考えている時に手を動かした方がいい理由と、実際の試験でどのように手を動かすのが有効かを解説します。
これまでじっと考えて問題に向かっていた人は、ぜひ参考にしてください。
・なぜ手を動かした方がいいのか
問題に向かう際に、手を動かした方がいい理由は2つあります。
1つ目は、脳の活性化です。
人間の体の中でも、「手は第二の脳」と呼ばれるほど、手や指には特に神経が密に分布しています。
そのため、手を動かすと脳の血流量が増え、脳が活性化するといわれているのです。
これは『ドラゴン桜』の別のシーンでも言及されていました。
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もう1つの理由は、思考の整理です。
じっと考えているだけの状態では、頭に浮かんだ考えが次から次へと流れていきます。
たとえば、みなさんがこんな英作文の問題を出題されたとしましょう。
まず紙やペンなどを用意せず、頭の中だけでじっと考えてみてください。
あなたにとって暮らしやすい街の, 最も重要な点は条件とは何か。理由を添えて, 60~80語の英語で述べよ。
どうでしょうか。上手く考えをまとめることができましたか?
何を一番の条件にするか、ぼんやりと頭には浮かんできても、なかなか決めきれない人もいるでしょう。
あるいは、条件が決まっても、文章全体の構成まできちんと決めるのはかなり難しいのではないでしょうか。
手を動かしていないと、ほんの数十秒前に考えたことでも、思い出すのにちょっと時間がかかる人が多いと思います。
人が集中して考えることができる事柄の数には、限度があるからです。
しかし、頭に浮かんだことを紙に書き出せば、思考を可視化できます。
思考が可視化できれば、複数のことを並行して考えることができ、次の段階に思考を発展させることに集中できます。
その前に考えていたことを思い出す必要がなく、自分の思考を客観視して、頭の中を整理できるからです。
このように、考える時には手を動かすこと、具体的には試験の問題用紙の余白を活用して色々と書き込んでいくことで、問題を解く糸口を見つけやすくなるのです。
・どのように手を動かせばいいのか
では、ここからさらに具体的な話をしていきましょう。
手の動かし方には大きく分けて3パターンあります。
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