「頭がいい」とはどういうことか? #ドラゴン桜メルマガ 131号
学び方を学べ!ドラゴン桜公式メルマガ
2019年7月15日(月)
【Vol.131 取材記事・コラム版】
月曜日7時・木曜日0時の週2回配信
★コミックス6巻、7月23日(火)発売!
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★1~5巻はこちら
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こんにちは!担当編集まほぴです。
今週も #ドラゴン桜メルマガ をお楽しみください!
◇目次◇
1.
徹夜しないで人の2倍仕事をする技術
三田紀房流マンガ論
2.
アクティブラーニングを実践せよ!
高橋一也さんインタビュー
3.
アウトプットが人生を変える!
スキマ時間でできるSNS発信術
第28回
「アウトプットの幅が広がると成長スピードも高まる」
4.
角田陽一郎の最速で身につく勉強法
「頭がいい」とはどういうことか?
5.
目指せ年間100冊!
最強の読書法『ペア読書』
第20回「忘却曲線とペア読書」
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1.
徹夜しないで人の2倍仕事をする技術
三田紀房流マンガ論
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徹夜をせず、週刊連載を2本抱える漫画家は、
どのように仕事をしているのか?
ビジネス書『徹夜しないで人の2倍仕事をする技術』から
三田紀房の仕事術をご紹介!
アイデアは考え出すものじゃない
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アイデアがひらめく瞬間は
待っていても来ない
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4半世紀以上マンガ家を続けていると、「アイデアが枯渇しませんか」と聞かれることがある。いつも不思議に思うのだが、そもそもアイデアというのは、じっくり考えたり、ひらめくのを待ったりすれば出てくるものだろうか?
私はこれまで、アイデアを出すために努力したことがない。マンガのネタを考えるために本を読むとか映画を観て研究するということは、一切しない。そうやって得た知識をアイデアにつなげようとしても、ろくなものにならないからだ。ましてや、ひらめきが訪れるのをひたすら待ったって、素晴らしいアイデアなど出て来ない。
「アイデアは考え出すものではない」というのが、私の持論だ。では、どうすればいいのか。難しく考える必要はない。ネタは身近なところにいくらでも転がっている。例えば、『インベスターZ』で、さくらちゃんのお母さんが起業する話が出てくる。彼女は、街の喫茶店を他人から受け継ぐ「居抜き起業」という形で喫茶店を始める。
実はこれは、たまたま私がテレビで「蒙古タンメン中本」のエピソードを見たのがきっかけで思いついたアイデアだ。「蒙古タンメン中本」の社長の名前は白根さんで、中本さんじゃない。閉店しようとしていた先代(中本さん)のラーメン屋を、その味の熱烈なファンである常連客の白根さんが受け継いでよみがえらせたのだ。これは面白い!と思って、さっそく「居抜き起業編」として、マンガのネタに取り入れた。
甲子園マンガ、『砂の栄冠』も身近なネタから生まれた。「高校球児がファンの老人から1000万円を託され、甲子園を目指す」という異色の設定は、スポーツ新聞のベタ記事から着想を得たものだ。
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