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もうスケジューリングで失敗しない! 東大合格生が語る「二重目標」の活用法!

みなさん、こんにちは! 現役東大生ライターの布施川です。

みなさんは目標を立てるとき、キツいスケジュールで立てるタイプですか? それとも、緩いスケジュールで立てるタイプですか?

「自分はついつい甘やかしてしまうから、キツめにスケジューリングした方がいい!」という人もいらっしゃれば、「自分はあまりキツいと嫌になってしまうから、むしろ緩めなスケジュールの方がいい!」という人もいらっしゃるでしょう。どちらの主張も、よくわかるものです。

それでは現役東大生の僕はどうなのかといえば、僕はどちらでもありません。正確には、「両方の立場に立つ」という考えなんです。いったいどういうことでしょうか。

その秘密は、以下に続くドラゴン桜のマンガに隠されています。指導計画書を書こうとするも苦戦している英語科の井野。彼女は、東大進学コースの教師たちからヒントを得ることを考えます。

そうして、まず出会ったのは理科の阿院先生でした。彼は、「二重目標」という不思議な言葉を口にします。以下の場面は、それに続く一幕です。

目標を立てるときは、二重に立てるとよいという阿院先生。その心は三日坊主の防止にありました。目標は大抵ただの願望になっていて、どうしても無理が出てきてしまいがち。だからこそ、目標を達成するのは難しいのです。

それを防ぐためには、目標を二重にすることが大事。最低限成し遂げるべき目標と、うまくいったときの理想的な目標の二つです。そうすることによって、理想が達成できなくとも最低限やるべきことはできた、と自分を納得させることができますし、最低限の目標があるからこそ、だらけずに頑張ることができます。阿院先生はこのようにして、二つの目標を操っていたのでした。

この方法は色々なことに応用が利きます。勉強の場合なら、「このドリルを最低限5ページはやろう、うまくいきそうなら10ページ進めよう」と決めることで、だらけることなく勉強を進めることができます。仕事の場合でもそうでしょう。最低限ここまでの仕事はしよう、それでも余裕があったら、こちらまで手を付けようと考えながら仕事をすれば、ノルマ未遂に終わる悲劇も避けられるはずです。

僕も受験勉強の時は、この二重目標を活用していました。その日やるべき勉強の最低目標を達成すれば、文字通り最低限のことはクリアしているので気が楽になります。その達成感があったからこそ、長い受験勉強が続けられたのです。

目標というものは、えてして願望になりやすいものです。どうしても自分の最大パフォーマンスがずっと続くものとして仮定してしまう。しかし、現実はそううまくは行きません。雨の日もあれば、風の日もある。朝眠くて起きられない日もあれば、逆に夜に目がさえて寝られなくなることもあるでしょう。色々なファクターが複雑に絡み合っています。

そんな複雑な現実を生き抜く中で、うまく目標を達成していく術こそが、この二重目標なのです。目標を達成するのが苦手、という方は、ぜひ試してみてください!

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