東大数学2023をどう解く?試験開始後5分の「思考過程」を現役東大生が解説!
お久しぶりです、松岡です。
まずは、高校3年生・浪人生の皆様、受験お疲れさまでした! 後期が残っている人はもうひと踏ん張りですね、頑張ってください!
そして、高校2年生の皆様、2次試験まで1年を切りましたね! ここからが踏ん張りどころです、死ぬ気で頑張ってください!
さて、今回は2022年度の東大入試についてです。高校三年生の皆さんが受けた試験です。これを書いたのは、2日目の試験が行われている頃でした。
そんな、超新鮮な問題を簡単に見ていきます。
今回注目するのは、「試験場でどのように判断を下すべきか」です。本番は、多くの問題をざっと見た上で、「どの問題から解くか」「それぞれの問題にどれくらい時間を書けるか」などについて、瞬時に判断する必要があります。
そこで今回は、試験開始後5分間ぐらいで問題を一通り見て、どれから解くべきかの私の判断を解説します。現在高校2年生以下の方は要注目です! 模試などで解く際の参考にしてください!
※解いた上で振り返って解説しているわけではなく、問題をざっと見た時点での思考回路についてお伝えしています。その点はご了承ください。
~第1問~
多分、(1)はx^2をtなどで変換すると、分母にt^1/2が出てくるので上手いこと行けるでしょう。そして、(2)は(1)を流用すれば、はさみうちで極限は求められるはず……。
ですが、気をつけなければいけない箇所が多々ありそうなので、一番最初に解く問題ではない気がします。
~第2問~
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