【読者プレゼント付き】学び方を学べ!ドラゴン桜公式メルマガ 2018年8月20日(月) 【Vol.037 取材記事・コラム版】
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学び方を学べ!ドラゴン桜公式メルマガ
2018年8月20日(月)
【Vol.037 取材記事・コラム版】
月曜日7時・木曜日0時の週2回配信
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◇目次◇
1.今週の一言
2.【連載】
トッププロの学び方
将棋棋士・渡辺明さんインタビュー
3.【連載】
角田陽一郎の
最速で身につく勉強法
4.【連載】
現役東大生塾長・綱島将人の
大学受験は戦略が全て!
5.【時事ネタ】
三田紀房はこう読む!
ニュースピックアップ
6.【あとがき】
読者アンケート実施中!
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1.今週の一言
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まずは「コード」を憶えろ!!
(三田紀房『個性を捨てろ! 型にはまれ!』より)
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ジャズやブルースの醍醐味のひとつに、インプロヴィゼーション、つまり即興演奏というものがある。
これは、熟練のミュージシャンがその場のノリやひらめきで作曲したり編曲したりしながら、自由に演奏するものだ。
われわれシロウトが驚かされるのは、彼らが一見自由気ままに弾いているように見えて、実際にはバンド全体としてしっかりとまとまっていることだ。決してバラバラのノイズにならず、調和がとれているのである。
これは、各ミュージシャンが一定のコード進行にしたがって即興の演奏をしているから成立している。もしもコード進行という約束事がなければ、互いの音がぶつかり合って大変なことになるだろう。
自由の象徴のような即興演奏でさえ、コードという『型』によってつくられているのだ。
この事実は、なかなか示唆に富んだものではないだろうか。
たとえば、学生時代にギターを買って、3ヵ月もしないうちに挫折したという人は多い。
彼らにどうして挫折したのか聞いてみると、大半が「Fのコードが押さえられなかった」といった理由のようだ。
きっとコードを憶えられるかどうかが、ギター習得の第一関門なのだろう。
その単純な理屈がわからない人に限って、コードも憶えようとせず、「そのうちギターの神様が降りてこないかな」といった夢をみる。
あるいは反対に、「俺には才能がないんだ」とあきらめる。
はっきり言って、コードも弾けないギタリストなんてどこにもいない。リフティングができないサッカー選手がいないように、そんなものは当然クリアしておくべきステップで、才能以前の問題だ。
物事には順序というものがある。まずはコードを憶えること。個性だの才能だのを考えるのは、その後だ。
これは音楽に限らず、たとえば自分の仕事における「コード」はなんなのか、じっくり考えてみるといい。意外とそこの部分をおろそかにしているのかもしれないのだ。
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2.【連載】
トッププロの学び方
将棋棋士・渡辺明さんインタビュー
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現代を代表する棋士として知られている渡辺明棋王。
2000年、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治に次いで、史上四人目の中学生棋士となると、弱冠20歳にして棋界最高タイトルである竜王位を初戴冠。2008年には初代永世竜王位の称号を獲得した。これまでのタイトル獲得数は20期を数え、現在も棋王のタイトルを保持。2017年の獲得賞金・対局料ランキングは7534万円で1位に返り咲くなど、まさに超一流の棋士である。
天才集団であるプロ棋士の中で最前線を走り続けているトッププロの思考とはいかなるものなのか。
三田漫画の大ファンでもあるという渡辺明の「学び」の変遷から探っていこう。
ライター・いしかわごう
<3>史上4人目の中学生棋士誕生。
右肩あがりで強くなっていった渡辺少年が、壁を乗り越えるために取り組んだ勉強法はシンプルなものだった。それは、「絶対的な量を増やすこと」である。
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