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【個性爆発】お笑い芸人を目指して東大に入った「アンチ学歴厨」山際さん登場!


皆さんこんにちは!
ドラゴン桜塾塾生の西藤実咲です。

今回は初登場のゲスト、山際美愛さんをお呼びしました!
 
山際さんは現在東京大学の1年生で、”アンチ学歴厨”や”西大和からの刺客”など、早くも気になる言葉が並んでいます。
 
冒頭からユニークな匂いがする彼女に、東大を目指した理由や学歴に対する考え方、タイトルにもある”西大和学園”について語っていただきます。
 
個性あふれる彼女のエピソード、ぜひ最後までお読みください! 


・"アンチ学歴厨"とは? 

まず塾長が気になったのが「アンチ学歴厨」というワード。 

「学歴厨」とは、個人の学歴を過度に重視して、地位やステータスなどの評価の基準とする人を指し、一般的に否定的な意味合いで使われます。
 
辞書には載っておらず、一部の界隈で使われる現代語というイメージでしょうか。
 
“アンチ”ということは、山際さんはそんな「学歴厨」の考えに反対なようです。
 
その理由は、「人によって生まれた状況もスタートもそれぞれ違うのに、最終的に到着したゴールだけで測る一元的な見方に対して、納得がいかないから。」
 
たとえば塾なしで地方の高校から東大を目指す人と、東大合格者がたくさん出るような超進学校から東大を目指すのでは、周りの環境が全く違いますよね。
 
山際さんが通っていた西大和学園は、奈良県にある私立中高一貫校の進学校で、東大合格者を毎年何十人も輩出しています。
 
彼女は母校が東大に入るためのとても恵まれた環境だと思っているため、他の学校から東大を目指す労力と比較した時に、最終的な「学歴」というゴールだけで人を見ようとする考え方が納得できないようです。 

 

・東大に入った理由は?

そもそも、山際さんはなぜ東大を目指したのでしょうか。
 
その答えは、「ぶっちゃけ一言で言うと、お笑い芸人になりたかったから!」
 
どういうことでしょうか…? お笑い芸人と東大が全くつながりません。
 
もともと高校生の時の山際さんの夢は、お笑い芸人になることでした。
 
一方で、西大和学園の生徒の間では東大はありふれた進学先のうちの1つで、山際さんのいた36期は現役の東大合格者がなんと50人以上もいたそうです。
 
そのため、山際さんの頭のどこかに東大進学の道もずっとありました。
 
そんな当時流行っていたのが、クイズ王伊沢拓司率いる東大発の知識集団「QuizKnock」や、秀才と名高いロザンの宇治原さんの出ているクイズ番組。
 
いわゆる「インテリ系」の芸能人がテレビなどで大活躍しているのを、みなさんも目にしたことがあるかもしれません。
 
山際さんは「こういう芸能人としての売れ方があるんだ」と知り、「QuizKnockが東大なら」と軽い気持ちで自分も東大を目指し始めたと言います。
 
「周りに東大を目指す人がたくさんいる環境」と「お笑い芸人になりたい」という気持ちを掛け合わせた時、東大発やインテリ系の芸能人が近いのではないかと自然に導き出されたようですね。
 
山際さんが高校1年生の時考えていた進路は、現役で東大に行くか、現役でNSC(吉本総合芸能学院)に行くかの2択でした。
 
その2つを比べた時に、東大に入学する方が簡単そうだったので東大受験を選んだと言います。
 
たしかに芸能の世界もとても大変ですし、努力が報われるかもわからない世界ですもんね…。
 
東大は入試が解ければ受かる(と永田塾長は言いますが、東大合格をまるで簡単なことのように話す2人が信じられない…)ので、それに比べればということなのかもしれません。 


・西大和学園に入った理由は? 

山際さんが東大に入ったのは、西大和学園という環境が大きかったようです。
 
では、彼女はなぜ西大和学園を目指したのでしょうか?

公立小学校に通っていた彼女は当時、周りの人たちから「めちゃくちゃ勉強ができる」と言われていました。「将来は官僚か総理大臣か⁉︎」と持て囃されたそうです。
 
そんな彼女はある日「全国統一小学生テスト」に興味を持ちます。全国約2,500会場で行われる、日本最大の無料公開学力測定テストです。
 
「成績が良かったらタブレットがもらえる」という文句に惹かれ、山際さんは全国統一テストを受けてみます。(ちなみに調べたところ、タブレットは全国で30位以内に入らないともらえないほどの難しさです。全体では10万人を超える人数が参加するテストのため、並大抵の成績ではもらえないということです)
 
「タブレットもらえるかもな〜」と薄々期待していた山際さんですが、結果は「全然ダメ」。
 
まさに自分は「井の中の蛙大海を知らず」状態だったことを、身をもって知ることになります。
 
ただ山際さんはそこで、逆に「こんな世界があるんだ」と知って、中学受験という選択肢に興味を持ったそうです。
 
ずっと「天才」として過ごしてきた山際さんにとっては新鮮だったようですが、自分よりすごい世界を知っても腐らず、逆にバネに変えて新しい世界に飛び込んでいくその姿勢が、さすが東大生という感じがしますね。
 
ちなみに筆者の西藤も中学受験をしましたが、私の場合は中学に入ってから、山際さんと同じように周りのすごさに打ちのめされた記憶があります。
 
中学受験をして入る中学にはレベルの高い人が必然的に集まるので、世界が広がるのは間違いないと思います。
 
さて、中学受験をしてみたいと志望する山際さんでしたが、世帯収入もそこまで高くなかったため、最初はお母さんも乗り気ではなかったようです。
 
その後、山際さんとお母さんは西大和学園の説明会や塾の説明会に一緒に行き、「地元の中学と私立の中学でこんなにやることが違うんだ」と知り、それなら中学受験してみても良いかもしれないと、お母さんも肯定的になり、西大和学園に入ったと言います。
 
中学受験はとても協力的に応援してくれたそうで、やると決めたら合格に向かって応援してくれるお母さんの姿勢も素敵ですね。 

 

・おわりに 

では、先ほどから何回も名前が出てくる西大和学園、いったいどんなところなのでしょうか…?
 
どうやら西大和学園中等部の生徒は、中学2年生で高校受験を受けるみたいです。
 
と、ここから先はまだまだ興味深い話が続くので、紙幅の都合上、次回の記事でまた深掘りながらお伝えしたいと思います!
 
というわけで今回の動画では、新キャラ東大生の山際さんに、東大に入った理由と、その原点である西大和学園に入った理由をお話ししていただきました!
 
ちなみに、山際さんのキャッチコピーは「大阪万博を愛する東大生」ということなんですが、大阪出身の彼女は大阪万博100日前からYoutubeを始めるほど、大阪万博をこよなく愛しているそうです。

永田耕作さんが塾長を務めるYouTubeチャンネル「ドラゴン桜塾」では、そんな山際さんの強烈なキャラクターがより伝わる動画を公開していますので、ぜひこちらもご覧ください! 

今回の記事は、ここまでとなります。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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