「凶」を引いても大丈夫!? 東大生が教える神社参拝&おみくじ活用術!
皆さんこんにちは!
ドラゴン桜塾塾生の西藤実咲です。
今回は、初登場のゲスト下村英理さんをお呼びしました!
下村さんは現在東京大学1年生で、学校推薦型選抜により入学した珍しい経歴の持ち主です。
今回の記事では、下村さんが「興味があったので調べた」という、神社や初詣と受験との関係性について紹介していきます。
ゲン担ぎや神頼みを信じるという方も信じないという方も、つい気になってしまうことがある内容ですよね。ぜひ最後までお読みください!
①受験にまつわる神社
読者の皆さんは、受験にまつわる神社をご存知ですか?
学問の神様である菅原道真を祀る湯島天神や、多くの人に知られる熱田神宮、伊勢神宮など、ご存知のものもあるかもしれません。
これらの「〇〇神社」や「〇〇神宮」などは、語尾を見るとどのような神社なのかが大体分かるといいます。
例えば「〇〇神宮」なら、天皇陛下に関係のある神社です。奈良県橿原市にある橿原神宮は、日本の初代天皇である神武天皇がご祭神として祀られているそうです。
また、受験にまつわる神社を調べると多いのが、「〇〇天満宮」という名称。例えば福岡県太宰府市にある太宰府天満宮などがあります。
この「天満宮」というのは、菅原道真公が祀られた神社です。
ちなみに菅原道真が「学問の神様」と言われるのは、大陸の書物や日本の文学を翻訳したり、国家事業である国史の編纂に取り組んだりして、日本の学問や文化繁栄に貢献したからですね。
他にも「〇〇稲荷」「〇〇八幡宮」「〇〇大社」など様々な種類がありますが、すべて神社本庁(全国約8万の神社をとりまとめる機関)が管理している神社だそうです。
みなさんの地元の神社や、これまでに訪れたことがある神社も、どんな神様を祀っているのか調べてみると面白いかもしれないですね。
②受験生は「初詣」に行くべき?
そんな歴史のある神社ですが、受験生は初詣に行った方が良いのでしょうか?
初詣の時期の神社は人が多く混んでいますし、受験生であれば勉強の時間が削られることが気になってしまう人も多いかもしれません。
行くかどうかはもちろん個人の判断ですが、行く場合は朝・夕方の空いている時間に行き、簡潔にお参りを済ませて、帰ったら「力をもらったぞ!」とまた勉強に取り組むのが下村さんのおすすめだそうです。
わざわざ遠い神社に行かなくても、近所の氏神様(住んでいる土地を守護し、日々の生活をお守りする身近な存在の守護神)が祀られている神社がよいのではないかということでした。
時間をかけて遠いところに初詣に行って勉強できないのは本末転倒ですが、神様からもらったパワーが自信につながる場合もあるようですね。
ちなみに下村さんも塾長の永田さんも、受験の時には初詣に行かれたようです。
ところで、みなさんは「初詣」って何をする会か知っていますか?
多くの人は1年の安全や成長を祈願するイメージがあると思います。もちろんそれもありますが、それに加え「前年の感謝を伝える」ことが大事だそうです。
もし受験生の年に初詣に行って合格したら、次の年はその感謝を伝えに行く方が、慣習的にも気持ち的にも良いようです。
下村さんは散歩がてら地元の神社にしょっちゅう訪れたそうで、東大に受かったのもそのおかげだと思っているとのことです。
もちろん本人の努力もあってこそですが、お参りが感謝の気持ちを思い起こさせるきっかけになっていたんですね。
③「おみくじ」ってぶっちゃけどう?
最後に、引いたことがある人も多いであろう「おみくじ」について、下村さんの意見を聞いてみました。
例えば、受験生でおみくじを引いて「凶」が出て、もしメンタルがズタボロになってしまうようであればやめた方がいいかもしれません。
もしかしたら読んでくださっている方の中には、もうすでに凶を引いてしまって慌ててネットサーフィンしている方もいるかもしれませんね(笑)
でも、安心してください。調べた結果、凶は「これ以上悪くならない」という意味で、これからよくなっていく一方なので、今よりもいい調子で(受験などに)臨めるだろう!という解釈もあるそうです。
大吉なら「このまま進め!」、凶なら「もっと良くなる!」ということで、安心しておみくじを引いていただいても大丈夫かと思われます。
『ドラゴン桜』でも、桜木先生が「受験生は何でもポジティブに考えろ」と言っているシーンがありましたね。
ちなみに、みなさんは「ゲン担ぎ」の「ゲン」って何なのかご存じでしょうか。
「ゲン(験)」とは、お坊さんが仏道修行をして得られる成果のことを指すそうです。
元は「縁起を担ぐ」という言葉から、今の「ゲン担ぎ」という言い方に変わったみたいですね。
ゲン担ぎと言えば、神社にお参りする以外にも、オクトパス=置くとパス(合格)という意味でタコのグッズを机に置いたりする人もいます。
これも先ほどのマンガにあった、「根拠のない自信」を生むきっかけとして活用している例ですね。
勝負の世界に身を置くスポーツ選手などでもゲン担ぎをする人は多いですが、中には科学的根拠があるものも存在するみたいなので、興味のある方はぜひ調べてみてください!
おわりに
今回は「受験と神社の関係性」ということで、東大生の下村さんに、神社やゲン担ぎについて語っていただきました。
YouTubeチャンネル「ドラゴン桜塾」では、下村さんが独特の語り口で説明している様子が見られるので、ぜひこちらの動画もご覧ください!
https://youtu.be/IhfPjGcy2HM?si=nSjp5GssSxYKUfLL
今回の記事は、ここまでとなります。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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