【単発日記】2020.10.20 18:36
昨日...
仕事が終わって''行こうかな''って思った。
いや、いつもみたいに''会いたい''衝動に駆られた訳じゃなく、ただ暇だから行こうかなって。
大体20時くらいに着いた。
そこは東大阪のとある場所...
いつもの後輩のバイト先だ。笑
もう一度言うが、会いたくて仕方がない訳でもなく、本当に暇だから行ってみたんです。(ガチ)
駅から後輩のバイト先まで、徒歩3〜5分くらい。
(そういや...16:20くらいにバイト先向かってたなぁ...)
後輩は17時に出勤。
(今日は月曜日だな...)
ギリギリの出勤、月曜日。この事はまた後ほど解説します。
そんなこんな考えてる間にバイト先に着いた。
外からコンビニのガラス越しに見てみる...
後輩がいた。
黒マスク(グレーかも)を付け、前髪でよく顔が見えない。
普通に働いてる、あたりまえ。
客のフリして中に入ろうかなぁとも思ったけど...
まぁいけないよね。笑
でもこの前と比べて入れない緊張感は減っていました。次は入れるかもね。次があれば。
近くの公園の柵に座って、音楽聴きながら
好きな後輩を見る。
酒のつまみがあれば最高笑
たまに公園で筋トレしながら、休憩がてら
後輩を見に行く。大体これの繰り返し。
で、見てたらなにやらバイトの先輩?に教えて
貰ってるのか、指示されてるのか...
それから後輩はずっーーーと''おでん''をかき混ぜていました笑笑
何か隙があればおでんをかき混ぜてた記憶笑
(めっちゃ混ぜるやん...)
でも後輩はそれを真剣にやってます...
(そういや料理人目指してたっけ...)
なんか...いいね。笑
おでん好きじゃないけど、買いに行こうかなって思ったんだよね。
それから特に発展はなく22時のバイトが終わるまで公園で適当に過ごしていました。
ちなみに2時間経ってます笑
僕にとって2時間は全然余裕です。
21:55にセットしたアラームが鳴った。
急いでお気に入りの柵に座って監視。
この柵はコンビニのガラス全体を監視できる、勿論レジも。それで頭を伏せれば家の柵で隠れれる。笑
しかし戻った頃にはもうすでに後輩の姿はなかった。
(もしかして...もう出た?)
ゼンリーを開く...
(まだ出ていない!)
するとスタッフルーム?からリュックを背負った学ラン&パーカー姿の後輩が出てきた!
すぐさまイヤホンを外して集中する...
するとゲートからバイトの先輩と2人で出てきた...
(ん...まぁいいだろう)
死角から出てすぐに後ろを追う。
(なんだか楽しそうに会話してんじゃねぇか!!!笑)
それより...
後輩の袋の持ち方可愛いすぎるやろ〜🤨
どう説明したらいいかわからんが、腕を水平にして持つ感じ...
2人はバイト先を出てすぐ左の道に曲がる。
自分も少し距離を置いてから後を追った。
よし、いるいる。
少しづつ焦り(不安)が出てき始めてきたら...
すぐに、先輩がある敷地に入って後輩は別れを告げた。
で...
「グッ!!!」
突然胸に強い痛みが...何故か...
一体何を見たのか??
それは...
''手を振る姿''
何故手を振る姿にそこまで執着心があるのか...
それは俺が後輩の好きなシーンTOP5に入る程好きだからだ。
2年前、まだ後輩と遊んでいた頃。
遊びを終わって駅まで送った後に...
後輩は笑顔で「バイバイ👋」と言って去っていった。あたりまえだ、あたりまえなんだけど。
そん時の笑顔と仕草が好きで忘れられなかった。
それが今はバイトの先輩に...
嫉妬、ヤキモチ、羨ましい、いやそう言うのじゃない。もう先はないのは覚悟しているから今更
そんな事思わない。
「ただ...懐かしくって😂」
それだけ。
気持ちをグッと堪えて、1人になった後輩の後を追う。
ここからはバレないようにするのに必死。
人気の少ない、狭くて暗い道を好んでいるのか
そんな道ばっか、後ろを振り返られれば終わり。
(ん。何か話している?)
(右手が耳元にあるような...なんだ?)
彼女の電話かと思った。けど声の正体はじじぃ笑
じゃあ右手の行動は??これ正面から見ていないからハッキリとした答えはわからないが、多分
袋に入っていた飲み物?か食べ物?を口に入れていたんだろう。
チキン食ってたのかな?臭いがしたんだよね。
きっとお腹空いてたんだろう。まぁそれはいい。
順調に気付かれずに後ろを追っていく。
もうすぐ駅だ。
最後の細い路地を抜けていく瞬間...
横から野良猫が後輩の前を横切って行く...
すると...後輩がピタッと止まった!!!
続いて俺も壁に隠れる。
(まさか...)
後輩は、少しバックして猫を確認。
(ま、じ、か)
すると後輩は2秒くらいして前を進み始めた。
(なーんだ)
動物好きの俺は、後輩も俺と同じで少しだけ
猫を観察しにいくのかな?と期待していた笑
それだけです笑
後輩に一瞬気を向けさせた猫に手を振りながら
後を追う。
するともう目の前は駅。
ここで調子に乗った俺は勝負を仕掛けに行く。
後輩の真後ろ(5m)に着く。
そして...
周りの目線も気にしてたらブレた笑
でも、負けじと...
これが限界笑
その距離3m程。
後ろ振り返られれば終わりです笑
駅に入ってからは、先に用意しておいた小銭を手に切符を急いで買いに行く。
(後輩は定期)
しかし中々切符が買えない...
もうめんどくさいからイコカ笑
初めからそうせいっ笑
もたもたしてると後輩を見失った!!!
(2つ階段...どっちだ?)
頭を振り下ろす、一方に後輩の歩く姿が!!!
急いで階段を降りる。しかし...
後輩は階段の目の前の全面ガラスに囲われたBOX?に入っていた。
そこからは階段から降りてくる人は丸見え。
万事休す!!!
スマホで盾をし、ゆっくりに違和感なく階段を降りていく...
無地バレずに階段すぐの柱に隠れる!!!
セーフ!!!
電車が来るまで柱に隠れて後輩を観察する...
すると...椅子に座っていた後輩は靴を脱いで調整し始めた!!!
(黒の靴下...)いや、あたりまえや✋
(脚の長い後輩はやっぱ格好良いなぁ...😏)
スマホも特に触ってなく、ただBluetoothを付けて
音楽を聴いている様子。
電車が来たらどう行動しようか考えていたら...
大変な事態に気が付いた!!!
僕の目の前の地面に書かれた文字、それは...
''女性専用車両''
このままこの柱で待てば、電車が来た時
女性専用車両に乗ってしまう。
だからと言って下がってしまえば、後輩とは別の車両に乗ってしまう...観察できない。
しかし後輩と同じ車両に乗るには、後輩のいるBOXを超えなければならない...
どうすればいいのか...
覚悟を決めた。
''後輩のいるBOXを超える''
様子を伺って、柱の前の自販機の陰に隠れた。
それから次の障害物は...ない。
そう、それからBOXを超えるには障害物がないまま姿丸出しで超えるしか方法はない。
でも...俺は...
''ストーカーのプロだ''
今までも50回以上ストーカーをバレずに成功させてきた。俺ならできる!!!
俺は堂々と後輩のいるBOXに近づいた。
作戦はBOXの後ろを通る...幅は1m50cm程。
かなり狭い...狭いと後輩の目の前のガラスに映る可能性がある。陰の動きに違和感を感じさせる事なく動くのが勝負。
スマホを構える。画面は消音カメラ。
より至近距離で撮る為に!!!
''ストーカーのプロ根性忘れない''
ゆっくりとBOXに近づく、その距離1m...
まだバレない。ついに...
俺と後輩の距離...ガラス越しに...
''15cm''
後輩の後ろでカメラを向ける...しかし!!!
後輩の目の前のガラスに、やはり陰の動きが写った!!!焦ってスマホを下げて、素早く通り抜けた!!!
撮ることはできなかった...
しかし、バレることなく通り抜けに成功!!!
すぐ近くの柱に隠れる。
その柱から隠れて、反射するガラスを見て
後輩の顔、様子を伺う。
何故気づかなかったのか?その答えがあった...
なんと後輩は目を瞑っていた。
よっぽどバイトが疲れたんだろう。
なんだか...お疲れ様😌 って感じ。
でも手元は時たまに動いているから、完全に寝ている訳ではなさそう。
そうこうしていると、アナウンス...
そろそろ電車が来るみたい。
ここでまたしても大変な事に気付く!!!
もし電車が来た場合、後輩がBOXを出る方向に
よってバレてしまう!!!
いくら柱に隠れているとはいえ、意識を柱に集中させてしまったらバレてしまう。
後輩が柱に人気を感じるのは時間の問題だった...
電車が来た、後輩が動き出す。
それとほぼ同時に柱から抜け出し、背を向け椅子の方に向かい、電車の停車を待つ。
(バレたか...?)
後ろを振り返る、しかしそこには後輩の姿が見つからない!?
大胆に周りを捜索する。それでもいない。
(まさか、存在に気づいて恐怖を感じて駅の奥に逃げ出したのか?!)
駅の奥に目を向ける...
すると...!!!!!!!!!!!
後輩は柱の裏にいた!!!ただ死角になっていただけでした笑笑
あまりにも近くて焦る。
電車の扉が開く...後輩とほぼ同時に列車に乗る。
同じ車両だけど、入る扉は端と端くらいの距離。
入ったら奥の扉に背をもたれる後輩、それに真似して背をもたれる。
そこから後輩の最寄り駅までたった1駅。
最寄り駅について、ほぼ同時に降りる。
やけに歩くスピードが早い後輩、先頭で階段を降りた、それ続いて降りようとするがじじぃが邪魔すぐる笑
8着目くらいで降りる。
改札を抜けて、後輩を再び発見。
信号待ちをする様子。
柱に隠れつつ、すぐ後ろの地下鉄に降りる階段に隠れようと移動した瞬間。
後ろを振り返られる...目が合いかけた...
目を背ける...
(これは流石にバレた笑 あぁ負けた負けた〜)
後輩から離れる。しかし後ろを振り返ると後輩は気にしていない様子...
(ん?バレていない?)
セーフ...どうやらバレていないようだ。
信号が青に変わって、移動する後輩。
もう慣れてきたのか堂々と真後ろを追う。
後輩と俺とのちょうど良い間に、じじぃが加わった。
俺はそのじじぃに隠れながら後を追った。
気のせいか、後輩の歩くスピードが早くなっていく...
またもや人気ない狭い路地に入る後輩、まずい...
流石にそこに行けばバレる。と思ったが
じじぃもその狭い路地に入った、まだいける!と
思った矢先...路地に入ってすぐにある道を曲がる瞬間、何不気味な気配を感じたのか後輩が振り返る。
しかしその不気味な気配はじじぃが放った気配だった。
俺はその気配をいち早くキャッチして、狭い路地に入らず別のルートで追った。
(家までのルートは特定済み)
そのルートの先に遅れて後輩が現れた。
(ビンゴ...)
しかし、そこから先はずっと直線。
振り返られれば終わり。
しかしここまで来たら最後まで行くしかない...
そう、''最後まで''
最後、それは後輩の家...ではなく
イオンモールだ。後輩はそこに自転車を置いている。そこから家まで走る...不可能ではないが
恐らく走る足音でバレるだろう。
だから最後は後輩が自転車を入手するまで...
と決めていた。
もうすぐイオンだ。だが油断は出来ない。
イオンは進んでいる方向の左側...
一体どの位置に自転車を停めているのか、いつ左に方向転換するのか、タイミングを見計らっていた。
すると...後輩はイオンとは逆の右側に方向転換した?!
バレないようにとすぐ顔を下げる。
(ま、さ、か、今日は家まで徒歩なのか?!)
(それなら...本当の最後、家まで追える!!!)
顔をあげると...
(えっ?!)
後輩は方向転換して道路を渡っていなく。
''何故か''柵の外側を歩いて、すぐに柵の内側に戻った...なんだ?今の奇行は...。
だが答えはすぐにでた。
後輩の奇行を招いたのは...これ
後輩はこの地面に散らばったポテトフライを見て
そのような行動を取ったんだろう..'
野良猫といい、中々好奇心旺盛じゃねぇか...🥺
そしてすぐに後輩は左に方向転換し、自転車を
取った。黒のクロスバイク...まぁ予想はついていた
ちなみに俺は赤のクロスバイク...盗まれたけど。で?笑
それから後輩は駐輪場から出て、奥の方へ
走っていった...
これのチャリスタンプは、後輩が自転車に乗った瞬間に送った。この時刻が物語っている。
猫とポテトも出来事を表している。
本人は何も気づいてなさそうだけど...
俺は後輩が見えなくなるまで見送らなかった。
後輩が駐輪場を出てすぐに引き返した。
これ以上見てもなにもない。
いつもなら最後まで見るだろう、もしかしたら
最後まで追うかも...
でも今日は違う、はじめにも言った。
会いたくて来たんじゃない。
暇だったから寄っただけ。
離れてから別になにも思わなかった。
それから無事何も感じないまま家に帰れた。
出来事はこれで終了
後はちょっと感想をだけ言わせて。
今回のストーカーで忘れていた物が少しだけ
思い出した。
後輩の〜 歩き方、袋の持ち方、リュックに手を掛ける姿、手を振る仕草、暗くて人気のない狭い道を行く思考、真剣におでんを混ぜる姿、猫に興味を示す仕草、疲れきった様子、座り方、歩くスピード、違和感を感じて後ろを振り返る仕草、
散らばっているポテトに興味を抱く感情。諸々
2年も見ていないせいか...長く忘れていた。
やっぱし...
「俺、後輩好きなんだなぁ」
って、
ただ可愛いから好きになったんじゃなかった。
全部ひっくるめて好きだったんだって。
この出来事のほとんどが...懐かしいって思ったの。
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