【自閉症児の育児】療育手帳は2人のお守りになっている


療育手帳はたけちゃんさとちんともに療育機関の保育士さんと医師の勧めで3歳の時に取得しました。

 
たけちゃん A判定
さとちん B判定
この差はIQの高さによります。


あの頃は療育手帳=障害手帳ということなので、心のなかでは障害者としての扱いに少し複雑ではありました。
 

でも思い方次第!
「これはお守りだよ」という保育士さんの言葉を思い出して前向きに捉えるようにしました。
 

IQテストと保護者の聞き取り調査で判定されたと思います。
 

判定はA、B、Cとあって、A判定とB判定は自動車税などの税金が減免されたりバス電車などの運賃割引があったり、ディズニーランドなどテーマパークや映画館での割引だったりとメリットが多くあります。
いまだに知らないことがあると思います^^;
 

C判定だと軽度知的障害になるためか、そういったメリットがほとんどなかったのて、C判定のお子さんは療育手帳を貰わない人が多かったです。
 

ちなみに、たけちゃんの場合は最初はB判定でした。
限りなくA判定に近いとのことだったのでそれならと判定員の方にA判定にしてもらうようにお願いをしました。
 
 
B判定よりA判定の方がメリットが大きくなるからです。
国から支給される手当てについてもそうです。
 

助かっているひとつに、さとちんは特別支援学校高等部の時から公共交通機関を利用しています。
運賃が割引になり有り難いです。


進学や就労時、公共機関を利用する時など何かと療育手帳を提示することが多くなると感じています。
その度に手帳を持っていることはお守りであるなぁとしみじみ思うことです。


これを持っていれば、ぱっと見は普通の人に見えてしまうたけちゃんやさとちんも、療育手帳を見せれば障害があると言うことを周りの人に理解してもらえるひとつの手段となるのです。
 

私の遠い記憶では障害者と認めたくない親御さんがいて療育手帳を申請しなかった方もいました。
 

あと療育手帳は知的障害でもらえるため、自閉症でも知能が高い子にはもらえないことになります。


でも自閉症で障がいがあることには変わりがないし、小さい頃は特に日常生活で不自由なことも多々あるので発達障害子どもたちが国か支給される手帳があるといいなぁと思っていました。
 
 
18歳までは3年ごとの更新で検査や診断書や役所の手続きと大変でしたが、18歳以降は発達に変化が見られないということで判定がなくなったので楽になりました。
 

そして障がい者年金を支給されることになりこれもたけちゃんとさとちんと家族を守るお守りとなっています。
 
 
こうした療育手帳があることも知ることができ、たけちゃんとさとちんのお蔭で知らなかったことを教えてもらうことができました。
 
 
人生は常に学びだな。
感謝しかありません。
 
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?