実家を出れないので自室を領土としたミクロネーションを建国した話

再三注意しても親が話を聞かないため、
ミクロネーションとして独立宣言を行い、
ことを大きくすることにいたしました。

■独立経緯

2024年春に父親のDVにより母が離婚及び裁判を決行。
それに巻き添えを食らう形でこの独立劇は幕を上げた。

以前から長電話をする癖があった母親だったが、
2024年春のDV以降、電話頻度が急増。
それにより筆者は混乱を伴うこととなった。

母親が毎日電話ばかり行っており、
意思疎通が不可能となるほど電話にのめりこんでおり、
家庭内で日常的な会話ができないほどの状態になっており、

警察など行政機関に連絡したが、
諸外国と比較して、日本国内においてはネグレストに対する認知度が弱いらしく、
少なくとも在住している自治体においては担当してくれる人が居なかった。

思い切って、事を大きくしようという目的で、
実家を領土とした独立国家、いわゆるミクロネーションを建国した。

なお、ミクロネーションとして独立宣言を正確に行ったのは2024年であるが、
この記事のような経緯から、2009年にはすでに独立状態になっていた。

■国の目的

電話ばかりで話を聞かない親に対する抗議として独立宣言を行い、
「実家を除く日本国内の住居に転居し、社会の一員として主権を得る」という主張を元に設立したミクロネーションのため、
このミクロネーションは永続的に国家として立てこもろう、という意図はなく、
実家を除く日本国内の住居に転居し、労働もしくは起業を行い安定した生活を行えるようになった時点で日本国に編入してもらうのがこの国の目的である。

この国を、利便上「上進臨時政府」と名付ける。

■国旗

上進臨時政府の国旗

以前創作物で使用していた国旗をそのまま流用した。

■領土

自室(某地方都市の閑静な住宅街にある一軒家の二階、六畳間)
言ってしまえば自分の部屋である。

■国民

自室で生活している者。
現状自分に限るのだが、
一応上進臨時政府は同じように
「日本国内在住」「家庭内に居場所がない」「家庭主本人ではない」という境遇であることを条件に、
難民を受け入れることを示している。

■行政区分

自室である六畳間の部屋を2分割して、
ベッドの南端を境に部屋の北側を北区、南側を中区としている。
首都は中区
2016年までは南側の4.5畳間の部屋を南区として領有していたが、こちらは現在実効支配していない。

■政治

民主制を敷いているが、
自室を領土としているため部屋に在住している筆者による独裁のような状態となっている。

■外交

主にインターネットを使用して行っている。
感染病の流行以降引きこもりが常態化したが、
そのあとも時折、国外の住民と外交を行っている。

■警察

国内には警官がおらず、ミクロネーション化した事情を知らない日本の警察が管轄している。

■経済

あくまでも政府ではなく、実家に対する抗議として建国したため、
日本円を使用している。
なお、実家に住んでいるため消費税以外の税金を現在払える状態ではなく、このような納税できない状況を
「独立国家みたいだ」と揶揄したのがこのミクロネーションの始まりである。

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