「少女都市からの呼び声」
ミラノ座はテンション上がらない内装ね。エスカレーターもめちゃくちゃ普通。エントランスも簡素。開け放された扉見るとロビーから席がすぐ見える。二重扉もない。しかも椅子はパイプ椅子みたいな見た目。劇場内はZeppみたいな感じ。ライブならいいけど観劇だと寂しいね。段差緩やかで頭被りそう。2階柵は低いのでみやすいかもだけど、バルコニーはどの席でも見切れ席w
以下内容あらすじ思い出しメモ。
(思い出しつつなので前後したりしてるかも。そして途中で終わります汗)
最初、病院。胎児のまま出産はできるか?とか話す医師たちにはてな。
待合で待つ親友とそのフィアンセビン子。身寄りがない主人公の手術に対しての許可聞かれても、とは思うけど、他人ではない大切な存在なのだという布石だった。
手術室の主人公、意識ない中で体の中の異物、妹の髪の毛をどうするかと聞かれて「聞いてくる!」と幽体離脱的に飛び起き駆け出す。そしてタイトル。
映像使いがうまいな!世界の変わるここのスピード感がとても良かった。映像はどこのシーンも鼻につかない効果的なもので良かった。
途中に入るタイトルとかおしゃれだわ新感線みたい。いや、新感線が唐組ぽいのかなひょっとして。
大正琴の盲人たちが空き缶目の前に並べ演奏する。そこに主人公くる。せがまれ小銭を入れる。妹を探していると聞く。オテナの塔の話になり探しに去る主人公
杖をついた老人2人、会場ディスってくすぐり。繰り返す「なんてジメジメした陽気だろう」。オテナの塔が見える。主人公が強風の中やってくる。(バサバサしてるのが食聖の紅さん思い出させるw)
妹に会う。以前と同様にこの町でもガラス工房に勤めているとか。昔は一緒に住んでいたかのような話ぶり。いつ分離したんだろう。学生時代?
バレエのようなダンスが美しい。青いドレス。
工場で指三本失ったという。工場長と付き合っているという。外国語なのかと思うくらいに縁遠い言葉「愛してる」は言われたことがない。「必要だ」とは言われる。それでいいのか?
一緒に逃げよう。兄は言う。行けない妹。改造してもうヴァギナがガラスなのだと言う。子を生み出しはしないけど綺麗なものを作り出すのだ。
診察台の神輿に乗って工場長が来る。妹がその台に乗り消える
フランケン、満州の下り、これは初演の、80年代だときっともっと肌感覚が近くてアングラだっただろうな。一緒に死地に行けなかった後悔。兵隊長から、お前は国に帰って妻子を作ればいいと言われる。帰れない兵隊はオテナの塔を目指すのだという。
ラムネのビー玉あつめている女たち。雪だるま型に重ねた色玉が二つ頭に付けてある。ビー玉、一つ割れてしまって足りない。工場長怒り。女1人がラムネを買いに行く。
バケツリレー的に神輿台にビー玉放り込む女たち。医者側から見た婦人科の診察台みたいに足だけ見えるゆうみちゃん。会話に合わせ足裏どうし合わせる形は面白かった!
助け出そうとする兄。呼応する妹。壊れやすいから大きな音は立てないで。
妹は改造が進み顔もガラスになっていた。そばでガラスが割れると自分の体も動かなくなる。
真っ白な服の兄妹、ちゃぶ台の上に乗っかって、その後後ろの真っ赤な座布団に転げる妹。体動かないのか。工場長に兵隊長が外で待ってるぞと伝え追い払う。三宅さんダッシュw 呼び戻されて再ダッシュ笑
無くした指がないから外にいけないのだとドスを取り出し代わりに兄に指をくれとせがむ。一本切って血糊ぶしゃー!😭体ごと兄の手を机に押し付けるようにしていたので、服も真っ赤になる。もう一本切って。
ここのゆうみちゃんが生身の人間ぽくない電子音混じりの声に聞こえて、面白いこと言ってるけど体温はなさそうなのが良かった。
最後の一本は小指なので約束の指。
この世界から助け出すことを誓う
切ろうとするも、腹痛。いやこれは現実の自分を、開腹されているから。
現実世界に戻る。
親友、親友フィアンセ、看護婦。手術終了を待つ。
おむつのあかごふたり。三宅さん太鼓さすが。
(メモが終わってる。この後どうなったっけな。)
(とりあえず最後立ち去る主人公が晴れ晴れとしていて、冒頭に雄々しく荒く見えたロングヘアーがなぜか美しくみえたことを覚えてる)