暁子さんより
ここからは、私の言葉でお知らせします。
驚かれるかと思いますが、
『みんなでシェアするカフェ』FunFactoryは、2024.1.8にその運営を終了することといたしました。
え?半年後どうなるの?って思いますよね。
正直、どうなるのか今は未定なんです。今からの半年間に可能性を探っていきたいと思っています。もし新しいなにかが始まるのならそれはうれしいことです。
ここ数年は(有)ミタキとして、次にやらなければならないことを少しずつ準備しています。
『建築』に加えてあらたに始めていく事業もあります。
そのためには、すべてを継続するのは難しいこともわかってきました。
いろんな意味で、私たちだけではここを維持するのがむずかしいということです。
変わらずにずっとありつづけることは、素晴らしいけども、決してあたりまえではありません。
かたちを変えていくことは、わるくない。
FunFactoryでも、みなさんとの会話の中でそんな話をしてきましたよね。
人生、誰しも立ち止まって考えるときがあるから。
Fun(楽しみ)(ファン)を作り出すという意味で名付けたFunFactory。
何かを生み出す目的でやってきました。
すでに完成した「もの」や、他の誰かが創り出した「こと」を集めて人が集まる場所より、未完成から始まる夢とかおもしろさとかがいいよね。
判断が必要な時、その先に未来があるかどうか、いつもそこを基準にいろいろ選択してきました。
「こと」でも「もの」でもなく、今はもう「意味」なんだなって、ここ数年に出会う若い世代のみなさんと話す中で感じています。
12年の中で感じる変化のひとつです。
共通して心惹かれる「意味」があるから、そこに居たい人たちが集まる。
だったら、こんな場所はまたできていくよねっていう感覚です。
人を集めるのではなくて、集まっていくものなのかなというのがベスト。
そんなこんなで、今回はこのお知らせに至りました。
なんだか、私もこむずかしいこと言うようになった?(笑)
50歳になってもチャレンジしないといけない時代に生きています。
いろんなものを背負う50代は戦う時代だとも思います。
生きてるって感じです。←強がってます。(笑)
十数年前、30代だった時、自分の設計事務所オフィスを、
カフェスペースに変えると言い出して聞かなかった夫とともに
12年間やってきたFunFactory。
結果、決してまちがってなかったと思います。
だから、今回の決断もたぶん大丈夫でしょう。
どうせ私が反対したところで、聞きはしない。(笑)
また、この続きは、投稿などでお伝えしていきます。
FunFactoryのこれからの半年間とそれ以降の
アイデアやメッセージなどお待ちしております。
2023年 6月8日 暁子