推しを失う怖さのこと

推しを失うというか、今の推しを完全に好きじゃなくなる、興味がなくなる瞬間が来るのが怖い。


憎くて憎くてしょうがないとか、大嫌いになったとかならまだいいんですよ。嫌いって感情のうちは意識してるってことじゃないですか。でももう推しを推さなくなる瞬間って、完全に推しに対して興味を失う時じゃないですか。たぶん嫌いなうちは推すと思うんですよ。意味わからんと思うけど、嫌いだ本当に嫌いだって思ってるうちは好きなんだと思う。推しを嫌いになる理由があるとしたらそれは、推しを好きで好きで仕方ないのに推しの何にもなれないから嫌いだっていう理由だと。

推しを推していないわたしはもうわたしではない気がする。

それだけ、今の推しに会って得られたものが多いし、今の推しに助けられた部分も人生変えてもらった部分も多い。好きになってあまり時間がたっているわけではないけれど、今の推しは本当に、わたしの人生をある意味ぐちゃぐちゃにした人だ。前に推していたひとたちみたいに、きれいさっぱり興味がなくなるのかなと思ったらとてつもなく怖い。今の推しがいない人生なんて考えられない。でも前の推したちを推している時もこんな気持ちだった。いつ気持ちが変わって興味がなくなってしまうのかな。推しがいなくても平気で生きていけるようになる日がくるのがこわい。

なんかもう、昨日は意味も分からずに夜中に涙が止まらなかった。

この間ははやくわたしの人生からいなくなってほしいとか散々喚いておきながら今日は推しが人生からいなくなるのが怖いと言っているわたしの情緒、とっくに無事じゃ無さ過ぎてオモロ。

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