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大学受験世界史(三枚舌外交)

パレスチナ問題や中東地域紛争の要因となったイギリスの多重外交(三枚舌外交)は、「世界史」の頻出問題であるばかりか、「歴史総合」の出題範囲にもなりましたので、必ずおさえておきましょう。

フマ協、サピ協、バル宣、第一次大戦開戦の翌年から一年違い

第一大戦翌年から、フマきょアラ、サピきょパレ、バルせんユダ、1年違い

第一次世界大戦(1914・7〜1918・11)

セイン・クホマン定(1915
イクス・定(1916
バルフォア言(1917

セイン・クホマン定:アラブ人独立国家を約束
イクス・定:オスマン帝国分割を約束、パレスチナを国際管理
バルフォア言:ユダヤ人国家建設を約束

映画「アラビアのロレンス」(英米合作、1962年)を鑑賞すれば、このあたりの歴史はばっちり理解できますよ。実話にもとづくストーリーですが脚色はされています。モデルとなったイギリスの情報将校はその後に不遇の死を遂げています。



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みたがく
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