タコ姉ちゅわちゅわチューズデー/東北イタコ・重音テト・デフォ子
イタコさんのところに遊びに行ったデフォテト
「東北イタコさんのようなお姉さんになりたい!」
そう言って、重音テトさんとデフォ子さんが遊びに来ました。
二人とも、素敵なお姉さんになろうと必死です。
でも、何をどうしたらよいかわかりません。
そこで、タコ姉にいわゆるメンター的存在になってもらおうと考えたのです。
お返しにデフォ子さんはタコ姉にギターを教えてあげました。
そして3人で一緒に歌いました。
これはそんな優しい世界。
と思いながら、曲をつけてみました。
それがこちらです、ドン!
こちらでもあります、ドドン!
ひとくちに「ボカロ曲」と言っても総合芸術!
東北ずん子・ずんだもんプロジェクトさんがよくXで使っている火曜日のタグ。それが「#タコ姉ちゅわちゅわチューズデー」
それに対して曲をつけてみたファンアートが今回の作品となります。
①「曲をつけてみたいな!」
こう思った時に、例えばUTAU、例えばVOICEVOXなどで、メロディーを打ち込んでみる。
そこで終わっても良いんです。これこそが作曲です。
②「でもせっかくだから音源にしてみたいな!」
こう思うと、伴奏を考えないといけません。
伴奏を誰かにしてもらおうか。
それとも、自分でDTMで作ろうか。
歌メロだけでよかった①に比べて作業量がとても増えますが、楽しみも増えたりします。できあがると、WAVやMP3、AACなどの音声ファイルが作れることでしょう。これは音楽サイトで発表できたりします。
③「ボクも皆みたいに動画サイトに投稿してみたいな!」
こうなってくると、映像も考えないといけません。
誰かに作ってもらうか。AIでできるか。
それとも、自分でMMDで作ろうか。MMDというのはどうやるのか。
なにげに、②までの音源を作る作業よりもこちらの方が圧倒的に時間がかかったりしますが、楽しみも増えたりします。できあがると、AVIやMP4などの動画ファイルが作れて、どこにでも発表できるほど活躍の場が広がります。
④「ちょっと待てよ?せっかく作るならモデルを自作したいな」
この方向にいくと、沼です。
いえ、沼になる可能性は①~③にも十分に潜んでいますが、④はあまりにも、「曲をつけてみたい」だけだった当初の思いとはかけ離れています。
しかし、曲を作る時に、この完成時のイメージも頭に湧いちゃってて、
曲を作る = 自作モデルによる映像付きの曲を作る
になっちゃってた場合は、修羅の道を歩むことになると思います☆彡
(まさか、そんな全部やるなんて、どうかしてるよ。でもね、自作イラストで動画を作る方も、同じようにどうかしています。)
東北イタコさんのVRoidモデルを作ってみました!ファンアートです。お耳のところをピンク色にするのが現在のボクにはできませんが、あと服装もだいぶ異なりますが、これから楽しく活躍してもらいたいです♪
みるのは一瞬ですが、これに対して行った工程
べ、別にあんたの為にやってるわけじゃないし、どーせ2秒しか見てもらえないけど、い、以下のことをやったんだからねっ!!
・作曲
・調声
・ミックス
・3Dモデル作成
・3Dモデルの振り付け作成
・3Dカメラ・照明入力
(上3つがざっくり音源面、下3つがざっくり映像面とも言えますね)
作曲の解像度をあげてみましょう。
作曲とは何をしてるのか。
・歌のメロディーを考える
・歌と歌詞をあわせながら、音声合成ソフトで歌ってもらう
・コーラスもあればいいのか考える
・どんな音声合成ソフトを使うのか考える
・DAWで伴奏をつくる
・どんな楽器を使ってどんな風にするか。BPMは?諸々決めて入力
「考え、そして実行する」の連続であります。
「考えててもいいけど、手を止めないでください」と頭の中のモモさんに優しく厳しくマネージメントされながら、作業を続けます。
「走りながら、考える」みたいな言葉があると思いますが、「作業しながら、考える」をします。なぜか、そうしないと、終わらないからです。
考えるのも良いんですけど、うまくいくことばかりではないので、「何パターンか試してみた結果、これが一番好きだった」を組み合わせまくって発表する人、ということでもあると思います。
これは、「コンテンツにおいて、いろいろ試したいけど、俺は仕事があるから自分ではできないな~。既存のアーティストやPが、俺の好みと合ってればいいのになぁ~チラッ」という需要に対する時間を節約できる意味で役に立つんです。
何を言ってるのか。
誰だって曲を作りたい。それも、かっこよかったり、良い曲を作りたい。
でも、みんな忙しいんです。自分の生活があるんです。
だから、専門家であるDTMerが、その人たちの分も作曲するんです。
それを聴いたリスナーさんは
「あ、これ、私が作りたかった曲だ…。私は自分の生活があるから、実際には作れないけど、こうして私のイメージを具現化してくれているアーティストがいるんだ…」
とは言わないかもしれませんけど、こういうことになったとすればWIN-WINだと思います。