【ベトナム留学記#3】ついにベトナム国家大学へ？

今回は私が通う大学へ挨拶に行きます。
先生、生徒といよいよ出会います。
この時の私は9月から授業に参加する気満々でした。

◇ベトナム生活初めての朝

ベトナムと日本の時差は-2時間。朝は早く起きることができました。初日の夜、先生から「朝ご飯は外に出るとお店があるから、しっかり食べてね」と指令を受けていたため、朝食を取りに外へ出ることにしました。

ベトナム人の朝は早いです。
右も左もわからないので、家を出てすぐ近くにあったカフェに入りモーニングのセットを頼むことにしました。

ベトナムの町を歩けば3件は必ず見るのではないかと言うくらいある、ハイランズコーヒーです。ベトナム人は朝食でバインミーを食べるよ！と聞いていたので、初朝ご飯はバインミーとコーヒーのセットです。

私、コーヒー飲めないのですがセットについていたのでベトナムコーヒーにチャレンジしてみました。

…甘い？？でも、私の知っている「甘い」じゃない…。
不思議な感覚になりました。しかし、ちゃんとコーヒーの味がするので、私にはまだ早かったようです。
実は6ヶ月後に、コーヒー飲めるようになったんじゃない？となんの根拠もない自信から再挑戦しましたが、やはり飲めませんでした。

◆いよいよ大学へ

朝食を食べ終え、先生が9時に迎えに来てくれました。（私は一人で生活していくことが本当にできるのだろうか…笑）

私の家から大学まではバスで15分～20分ほどです。

ここが、私が通った大学「ベトナム国家大学　人文社会科学大学」です。
日本語でも長いですが、ベトナム語だとさらに長いんです。ベトナム人でも覚えられないと言っていました。…時間はかかりましたが、ちゃんと覚えました（笑）

ドキドキしながら、中に入っていきます。私が通っている山梨県の大学よりも大きいことは確実ですが、とんでもなく広いという印象ではありません。しかし、この敷地の中に2つの大学が入っていました。

大学のすぐ横にご飯が食べられるレストランが数個並んでいます。そこで昼食をとり、いざベトナム国家大学の先生たちと対面です。

先生たちが待つ部屋へ向かう途中、「もしかして、みすず？」とベトナム人の学生に話しかけられました。話しかけてくれたのは、私のチューターの2人でした。

私がベトナム人の学生に会うのはこれが初めてです。出会ったときに、彼女たちのコミュニケーション能力の高さに圧倒されながらも、とても歓迎してくれているのがわかり嬉しい気持ちになりました。

そこから、大学の先生たちと対面。つたない英語ですが、自己紹介を行いました。久しぶりに英語を話し、全然話せないと悔しさもありながら、やっぱり楽しいなと向上心が芽生えたのも覚えています。

先生方との対面が終わり、ベトナム国家大学の学生たちがキャンパスツアーを行ってくれました。私一人の留学生のためにここまでしてくれるのか…と感動しながら学生たちとキャンパスを歩きます。

ここで私が思ったこと。
ベトナム人イングリッシュって全然違う！！！
もともと英語は得意ではないのですが、より聞き取れない自分に焦りも感じました。ただでさえしゃべれないのに…。

ただ、ジャパニーズイングリッシュも「可愛いねぇ」と、ベトナム人の友人には言われていました（笑）

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私の大学初日は至れり尽くせりでした。

しかし、ここから3週間私が学校へ行くことはありませんでした。
その話は、また後日記事にしようと思います。

◇ベトナム人の学生ってハイスペックじゃない？

私がベトナム人の学生に出会って思ったこと、それはハイスペック！！
理由は主に３つあります。

1つ目は英語力です。
ベトナム人学生って普通に英語が話せるんです。普段の会話はもちろんですが、歴史や文化を説明したり、冗談を言い合ったり普通にできるんです。
さらに、私が会話の輪にいるときは「みすずがわからないから、英語で話そう！」ってベトナム人同士も英語で会話してくれるんです。
毎日が英語力に圧倒される日々でした。

2つ目は授業や部活動などの活動の質が高いことです。
授業はプレゼンテーション式で学生が授業をするものがあったり、部活動も幹部が1から考えながら毎週プレゼンテーションやアクティビティを行ったりしていました。もちろん学生中心の授業やワークショップもあると思いますが、私はあまり参加したことがなかったため刺激を受けました。ベトナム人ってアイディアマンが多いのかな…。

3つ目は、おもてなしの気持ちです。
これは、ベトナム人全員に当てはまるのかもしれませんが、助け合いやつながりを大事にするんだなと思いました。私が大学へ行ったとき多くの友人に助けてもらいました。そして、初日にはじめましての私にたくさんのことを教え、歓迎してくれたこと、とても嬉しかったです。自分が知らない人であろうと、困っている人を助けるということは当たり前だけれど、日本人は見習わなければならないところであると思いました。

ちなみに、大学訪問の日にベトナム人のチューターの2人に銀行とケータイショップに連れて行ってもらいました。

その帰りに、ベトナムご飯を食べました。

名前は憶えていません…（笑）
麺がブン（米の麺）であったことと、友人曰くスペシャルメニューであるということは憶えています。

◆次回予告

今回ついに大学デビューをしましたが、まだまだ知らないことだらけです。

そういえば家の周り歩いたことなくない？右も左もわからないじゃん！と気づいた私のお散歩です。

新しい場所に住まないと起こらない出来事が起こります。