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2024年最新海外ミニアプリ最新情報!世界で広がるミニアプリの流れ!
みなさんこんにちは、ネッコスの井口です!
以前、Wechatのミニアプリ、スーパーアプリについて紹介をしたんですけどあれから2年以上たち、年も変わって今のミニアプリ事情は海外ではどうなっているのか?
FacebookやX(旧Twitter)、Wechatなどのミニアプリはどうなったのか、LINEのミニアプリと同じように広がっていったのか、現在の最新事情について今回はお話ししたいと思います!
前回の記事はこちら
早速海外のミニアプリ事情を調査!
さて、あれから2年で海外のスーパーアプリのミニアプリ事情はどう進化したでしょうか。
アジア圏
アジア圏ではやはりミニアプリは強く、まず中国を中心とした地域ではスーパーアプリ化の先駆けWeChatと2強のAliPayが変わらず大きな市場と便利さを占めています。
WeChatは相変わらず、インバウンド需要で国内企業でもマツモトキヨシや阪急阪神百貨店などミニアプリの提供をしている所もあり利用者の多さがうかがえます。
Alipayも世界各国で利用できるし、電車やバスのチケット購入、銀行送金や電子マネーなど数多くの機能を抱えていて、1つのアプリでシームレスに利用ができます。
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また東南アジアではシンガポール発の配車アプリGrabやインドネシア発のアプリGojekがスーパーアプリ化しています。
メッセージング、ソーシャルメディア、決済、eコマースなどを詰め込んだスーパーアプリは、現金の信頼性とか安全性が低いことも関係していると言えます。
現金を持ち歩かなければ襲われたりしないですからね。
そしてわたしも電子決済が利用できるのは便利なのを実感していますし、それらがすべて1つで行えるスーパーアプリ、というのが発展するのもわかります。
アジア圏では手軽にセキュアに使える、毎日の必要なものに使えるなどといった戦略がうまくはまって広がっていったと思います。
配車アプリからスタートしている東南アジア圏とLINEのようなチャットツールからスタートしている中華圏というのも面白いです。
欧米圏
欧米圏のスーパーアプリも、いくつか発展してきました。日本にも進出している決済アプリRevolutや配車アプリBoltなどは、機能を拡充してショッピング分野や食品配送などのサービス拡充をしてきています。
配車アプリとしては先行しているUberも、UberEatsをはじめ機能の拡充、今後はフライト予約なども導入し一貫性の旅行アプリとして立っていこうとしています。
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また、旧TwitterやFacebookもECや金融、決済などを取り込んだスーパーアプリを目指していこうという動きが以前より見られます。
ただ、なかなか欧米圏でこの動きにスピードが出てこないのは欧米諸国及び世界各国での規制や法律などが絡んできてて、グローバルなアプリになるほどこの影響を受けて配信している国ごとへの対応が必要になる点、そして文化的な差異でアジアのようなスーパーアプリを求める声が大きくない点があると思っています。
実際にスーパーアプリとしてすでに発展しているものはLINEも含めてアジア圏に集中しています。現段階でもミニアプリの発展はやはり中国、東南アジア、日本を中心に動いているといっていいでしょう。
日本のミニアプリ事情は?
さて、日本のミニアプリ事情と言えば中心に来るのはやはりLINEそしてPaypayになります。LINEヤフーが生まれたことで、この2種の連携が強化され今後はより一層の強さを持ってくるんじゃないかと思っています。
特に、LINEについてはすでに自社内で持っているサービスのほかに第3社から提供されるサービスも利用ができるようになっていること、そしてYAHOOと連携したことでウェブブラウジングも対応しているというのが大きいですね。
そしてジョルダンやリザービアなどの既存サービスとの連携、Paypayモールやフリマとの連携など、サービス的にもスーパーアプリ然としてきました。
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国内でメインとなっているミニアプリ2つが連携し、プラットフォームとしても成長している現段階だと今後はほぼ1強となるでしょうか。
スーパーアプリでの独自性を出すのって大変なので、追随したい他社も参入が難しい状況になっていますね。LINEが国内で利用されすぎているので、同じぐらい利用者がいるアプリでないとスーパーアプリ化するメリットもなさそうなのが何とも言えません。
LINEで提供される機能などでは先行するWeChatに倣ってる部分が多かったですがそれも今回の合併で変わってくるかもしれません。
ミニアプリは今後どうなるのか
さて、国内と海外のミニアプリ事情について調査してきましたが今後のミニアプリはどうなっていくのでしょうか。
欧米他の地域ではやはりスーパーアプリとして確固たる存在になる誰もが利用しているアプリの存在が必要になってきます。その点ではやはりあまたのSNSアプリは候補になりうる存在なのですがなかなか進められていませんね。
今出てきているスーパーアプリが覇権を取るのか、それともビッグ・テックのいずれかからそういったアプリが発信されるようになるのかという部分が注目されます。
アジア圏は今の立ち位置がそれぞれ大きく変わることなく、アプリの発展による拡充が広がっていくのではないかと思います。すでに利用者数は飽和している状態であり、今後の発展にはどんなサービスを開発していくか追加していくかに焦点が当たりそうです。
LINEのミニアプリも様々な開発ができ、すでにスーパーアプリ化しているといえるLINEへ様々な機能を追加できます。LINEヤフーになったことでその拡充がいかに図られていくか、手軽に様々な機能が追加されていくか今後要注目だと思います!
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