【2023年最新版】LINEリッチメニューでできることとは?|APIを使えば無限大
こんにちは、ネッコスの井口です^^
突然ですが、今LINEの『リッチメニュー』がアツいんです!!
リッチメニューの画像自体はCanvaなどデザインツールでサクサク作ることができますが、このメニュー領域でできること、皆さんはどれくらい知っていますか?
ネッコスでLINE開発をご依頼されるお客様の中にも、リッチメニューでできることを知って驚かれる方がたくさんいらっしゃいます。
今回はこのリッチメニューでできることを分かりやすくご紹介したいと思います!
「リッチメニュー」と「リッチメッセージ」との違い
リッチメニューのお話をされる時によく混同するのが「リッチメッセージ」と「リッチメニュー」の違いについて。
リッチメニューはトーク画面内に常に表示されているメニューなので、表示する際にユーザーに通知がいったりすることはありません。一方、リッチメッセージはトーク画面内に配信されるため、画像とテキストがまとめて配信され、ユーザーが気がつきやすいという特徴があります。
リッチメニューは言うならばナビゲーションのような役割を果たすので、これは絶対に知らせたい!という情報があれば、リッチメニューではなくリッチメッセージで行うのがおすすめです。
LINEのリッチメニューのサイズは?
リッチメニューがトーク画面内に常設されているボタン群であるということはわかりましたが、トーク内にでかでかと表示されていてはユーザビリティが悪くなってしまいます。
そのため、LINEが定めたサイズが明確に決まっており、そのサイズ以上のものは設定できないようになっています。
デフォルトのテンプレート類とサイズはこちら。
リッチメニューの画像を作る際は、こちらのサイズに則り制作してください。(1pxでも大きいと設定できないので注意)
リッチメニューを外注したい場合、弊社でもイメージに沿ったリッチメニュー制作が可能ですのでお気軽にご相談ください!詳しくはネッコスまで↓
『リッチメニュー』でできることとは?
さて、本題のリッチメニューでできることについて。
リッチメニューは基本的にLINE公式アカウントの管理画面から設定ができます。
その際、先述したサイズやボタンの数に合わせて、以下のアクションを設定することができます。
一般的な運用であれば、公式が提供している機能で十分賄える充実度でしょう。
しかし、もっとリッチなユーザー体験を提供したいのであれば、APIを使った自由度の高いリッチメニュー設定がおすすめです。
リッチメニューボタンの形やサイズは自由に増やして指定可能
先述した公式管理画面の設定の場合、リッチメニューは決まったボタンのサイズと数で指定されています。
しかし、APIを使えばボタンの数やボタンの形は自由に設定できるんです。
こちらの渋谷区の公式アカウントのリッチメニューは12個あります!
ボタンの形も四角だけでなく三角や丸にすることもでき、座標を自由に指定できるので、キャラクターが描かれたリッチメニュー画像のキャラクターの上だけボタン化する、といったようなことも可能です。
企業側が表現したいことや提供したい情報はこれを使えば網羅できますが、ボタンが多すぎるとそれだけ押せる領域が狭くなってしまうので、ユーザービリティの観点ではむやみに増やすことはおすすめできません。
あくまでユーザーの使い勝手を考えながら、独自性のあるリッチメニューにできると良いですね^^
属性や条件によってリッチメニューの切り替えが可能
非会員と会員、連携前と連携済みなどの条件や属性によって、自動でリッチメニューを切り替えることができます。
リッチメニューは基本的に常に出ているメニューなので、適切な情報を適切なタイミングで出す必要がありますが、通常の設定だけではこのように細かくリッチメニューを切り替えることはできません。
その他、アンケートに答えたら再度切り替える、予約を入れたらリッチメニューを毎回切り替えるなど色々なトリガーを起点にリッチメニューを自動で切り替えることで、ユーザー体験が向上するだけでなく、企業側が求めるアクションをユーザーが起こしやすくなる、といったメリットもあります。
ボタンタップ後のアクションは自由に設定可能
LINE公式管理画面では、
①リンク
②クーポン
③テキスト
④ショップカード
⑤設定しない
の5つがボタンタップ後のアクションとして設定できます。
しかし、以下のようなニーズがあった時、公式管理画面の機能だけでは要件を満たすことができません。
「電話番号を入れてタップしたら発信するようにしたい」
「タップしたらカルーセルが配信されるようにしたい」
「タップをトリガーにリッチメニューが切り替わるようにしたい」
etc…
そんな時、APIを使えばタップ後のアクションも様々なものを設定することができるようになります。
カルーセルメッセージ+画像+テキストを一気に配信する、QRリーダー起動、アカウントシェアなども設定次第で可能なので、ユーザーの反応がより効果的なアクションを設定することで、コンバージョン率も上がります。
今流行のタブ付きリッチメニューで情報の取捨選択を!
リッチメニューは座標が自由に指定できるというお話をしましたが、その機能を活用して作成できるのがタブ付きリッチメニューです。
上のタブを押すと、それぞれの条件に応じてリッチメニューを切り替えて見せることができます。
タブはいくつでも設定できますがタップしづらくなってしまうので、基本的には2~3個までが良いかと思います。
このタブ構成を活用すれば、見せたい情報が多くてもタブ切り替えである程度情報を絞ることができます。
ユーザーの使い勝手が非常に良いということもあり、今タブ付きリッチメニューを採用する企業様が増えています!
リッチメニューでできることは無限大∞
リッチメニューに関してはLINEのどのプランであっても使うことのできる機能なので、最大限活用しないと損ですよね。
LINE公式管理画面からであってもある程度のことはできるので、それでも十分!というサービスは多くあります。
しかし、リッチメニュー1つを工夫することで
売上がアップした
潜在顧客の掘り起こしに成功した
ユーザーの反応が良い
などなど、企業にとってプラスになる良い反応が期待できます。
公式アカウントの場合、クーポンの案内やショップカードへの誘導、表示/非表示の切り替えや期間による出し分けはできますが、他の企業と差をつけるのであれば、一番に目につくであろうリッチメニューを工夫する価値は大いにありそうです。
リッチメニューを独自に開発したいとお考えの方がいらっしゃいましたら、まずはお気軽にネッコスまでお問い合わせください^^
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