きもの着かた〜道しるべ〜

はじめまして♪
きもの着かた・きものコーディネート専門家

久々に着物を着てみようと
袖を通してみたものの

着れたけど
垢ぬけないと
思ったことありませんか?

譲り受けた着物に
埋もれ
いつか着てみたいと
憧れで終わってる方へ

きものを着るから
着こなすをテーマに
自分らしさ
楽しさを

全力で道案内する

みすずです


みすず

きものとの出会い
アパレルshopでの奮闘ストーリーを
お話しますね
普段はアパレルshopの店長をしています



生い立ち

私は愛知で生まれました
二人姉妹の長女です

母は子育てをしながら働き
私にお洒落をさせてくれました

毎日忙しくても当たり前のように
髪を結んでくれて
洋服も妹とおそろいでした

身だしなみは自然に身につき

子供ながらにお洒落に敏感だったと
思います

この環境は幼少期の私にとって
とても貴重な時間だったと
後で気づきました


学生の頃

勉強が出来るわけでもなく
スポーツのセンスもなく
自己肯定感ゼロで

全く自分に自信がなく
努力もしませんでした

できる子はいいなぁと思うばかり
目標や達成感を感じたことは
まだありませんでした

お洒落することだけは
好きで楽しかったことを
覚えています

世間知らずの就職

最初の就職は大手企業でなく
アパレルshopでした
洋服が好き!!ただそれだけ
売ってなんぼの世界へ

右も左も分からず
販売の意味も知らずに
同期と売り上げの差が
いつもあって私はビリ
お客様との会話も出来ず
商品も提案できない

今思えば何も教えてもらって
いないなら
どうすればいいのかを
考えるべきでした

自分には向いていないと
思っていました

接客嫌いの幕開けです!

職を転々と

アパレルshopは半年で
退職してしまいました
売れない自分が嫌で
ココロが疲れて
出勤できませんでした

それからは会社勤めが
きっと良いのだと思い込み
仕事をしていました

変化のない毎日が
つまらないと感じて職を
転々とし営業も経験しましたが
やっぱり売り上げビリで
メンタルも疲弊し

結局またアパレルshopへ…

再びアパレルの世界へ

服やアクセサリーが
子供のころから大好きで
好きを仕事にしたいと
思っていたけど
当時の私はファッションを
楽しむ感覚で
仕事ができるんだと
簡単に思っていました

未熟者でした

悩んだ末に再び
アパレルshopへ就職
百貨店勤務だったため
環境に恵まれ
接客にもなれ成績も
順調と思っていた
矢先

shopが百貨店から
撤退することになり
無職に…

再就職先も
結局アパレルshopでした

現役アパレル店長①

アパレルshopを
何店舗か
経験したのち
20年前に今の職場に
辿りつきました

販売の苦手意識は
今の職場にきてからは
自分自身が楽しんで
接客販売を自然に
できるようになりました

入社一年目でうなぎ上りに
業績を上げることが出来ました
いまでもあの時は怖いものが
なかったくらい
自信に満ち溢れていました

突然の事故

この頃
プライベートで楽しんでいた
乗馬の練習中に
落馬し腰椎骨折全治3カ月
仕事を休むことになりました
人生初の入院は私にとって
大切な時間でした

ベットの上で元気になったら何か
新しいことに
チャレンジしよう!と

タンスに眠っている
きものを着る!と

決めました

きものとの出会い

退院後は直ぐに
着付けの先生を探し
仕事で忙しくても
休日は着付け教室に
きもので通っていました

腰椎骨折の後遺症なども
ありましたがキレイに
着たいと目標があり 
最初は見せられない
着姿でしたが休日着物が
ルーティーンでした

きものを身体に馴染ませることに
一点集中!

自宅で1回、教室で2回~3回
一日で最低3回練習
していました

きものが私の元へやって来た

着付けが出来るようになった頃
祖母から大量のきものを
譲り受けました
引き受けると言ったけど

まさかの85枚

六畳の和室に積み上げました

当時たまたまご縁あった
占いの先生が
霊視出来る方で
何も言ってないのに
部屋がゴミ屋敷っていわれました

慌てて整理し
着てみたいと
思うものだけ残しました

祖母着物は
無駄のないサイズ感が
ピッタリでした!
普段着物が多く

休日は
着物を楽しむように
なりました


現役アパレル店長②

職場の異動が決まり新しいshopは
新店舗さぞかし忙しくなるだろうと
ワクワク・ドキドキしていました

怖いもの無しの私はこれから
12年もの間
苦しむのを知る由も
ありませんでした

新しい商業施設は飲食店ばかり
アパレルshopは
2店舗のみ

オープン3ヶ月は
集客がありましたが

半年後には
かんこどりが…

ここでは集客できない理由は
割愛させていただきますが
1年後には商業施設から
撤退するshopもあり

明るい未来が想像できなく
なってきました

2年3年後…
また会社で売り上げ
最下位に転落してしまいました

売り上げの世界は数字なんです
いい人だけでは
生き残れないのが現実…

この頃の私は天真爛漫から
かけ離れ自分攻めをする
日々をおくっていました
心療内科にもいきました

さすがに辞めたい辞めよう
そんな毎日でお客様に
心から接客できるわけ
ありません

笑顔も接客も
心にある不安が
邪魔をしていました

こうなったら退職覚悟で
思い切って今のshopの場所を
空き店舗が近くにあったので
移転を提案しました

腹をくくると意外に
できるものですが
その時すでに退店する
予定だとつたえられました

上司が私の話を聞き
一念発起する気持ちが伝わり
退店がほぼ決まっていたのですが
社長に話をしてくれました

そして社長は…

現役アパレル店長③

上司が会議の場で
社長に交渉してくれました

条件付きで何と!!
承諾してくれました

その条件とは
「利益がでなければ来年はない」と
思いなさいでした

厳しい世界です

無事移転し
そこから私の
新しい幕開けが
スタートです

自分を見直す

会社員は事業主とちがって
一定の報酬があるため
自分のスキルや得意なものが
あっても趣味の範囲で
終わってしまうことが
多いのではないでしょうか?

自分の好きなことで
喜んでもらえる仕事は
素敵だなと漠然と
思っていました

友人がポロっと
着物が好きなら
着付師に
なればいいのにと

その一言で
着付師を
目指そうと思いました

練習を続ける日々が
はじまりました

最初は成人式の男性袴の
着付けからスタート

その後は
友人のお兄さんが
経営をされている
ヘアサロンに
行ったのがきっかけで

ご縁あって着付けの仕事を
いただくようになりました

年齢を感じた瞬間

40代の頃
好みの服が似合わないなと
思うようになり
出会う人から疲れてる?と
言われるようになりました

鏡にうつる
自分の顔の変化に
肩を落としました

それまで黒、紺、グレーなど
ベーシックな色を好み
これらの色は個人差が
ありますが私には
血色が悪く
疲れて見えることを知り
年齢を感じた瞬間でした

はじめての自己投資

自分に自信を持てることは何か?
自己投資して話題の
パーソナルカラーを独学で
学び資格をとりました
休みは自宅や図書館へ通い
勉強の日々を送っていました

資格の落とし穴

パーソナルカラー診断は
資格があれば出来ると
思っていましたが甘かった

資格はテストで基準を
みたせば良いだけで
実際パーソナルカラー診断が
できるわけでもなく…

悔しくて別のカラーサロンに
入学しました
そこで実践を経験し
理解することが
できました

パーソナルカラーから縛られる

自分にパーソナルカラーを
取り入れファッションの
色や素材なども意識して
自分を見直しました

私はすぐに実践できる
才能がある方だと思います
クローゼットの中は
様変わりしました

※パーソナルカラーは
血色がよく見えるカラーを
取り入れると若々しくみえます

私のパーソナルカラーは
イエベ春・ブルべの要素も少しあり
濃い色は似合わないと診断されると
濃い色は着ちゃいけないと思い込む
極端な私でした

きものは簡単に
買いかえられず
祖母着物は濃い色が多い…

途端に着たくなくなりました

それから数年時々着るけど
年に3~5回程度になりました

モヤモヤしてた着物

せっかく好きなのに
似合わない色だからといって
着られなくなり

距離を置いていたけど
ずっとモヤモヤして
頭から離れず

きものを楽しく着たい!
再びきもの熱が復活しました

自己投資

一般的な着付け教室って
着られるようには
なりますが日々実践できる
コーディネートの
授業ってあまりないと思います

着物知識の学びはありますが
着付けの先生に
コーディネートの
相談をすると
みすずちゃん似合うよ
良いんじゃない?と
言われ嬉しいですが

感覚でコーディネートを
しているので
なぜ良いのかが
今一つ理解できない感じでした

仕事柄コーディネートが
専門なので
素材・形・サイズ感・バランス
小物・靴など

その方のイメージを
頭にいれてご提案したり
アドバイスをします

ファッションテイストを学び
着物コーディネートも感覚ではなく
自己投資して学ぶことで
また新たな知識を仕事や
着物コーディネートに
生かしていくことができました

なぜ似合うのか
苦手な色でもこんな
工夫しだいで大丈夫など
大きく自分自身を
楽しめるようになりました

着物から学んだ新しい人生

似合うカラーが分かっても
コーディネートに
自信がなかったら
チャンスは逃げていきます

自己投資しなかったら
祖母着物をこんなにも
楽しむことは
出来なかったでしょう

苦手な色をどう自分らしくするか
少しコツを知っているだけで
着物コーディネートは難しいという
ブロックがスルッとはずれ

自己肯定感も上がり新しい
出会いや
環境が訪れました

着付師の報酬も上がり
学んだ経験が反映され
信用もプラスされました

感謝され自信も手に入れることが
出来て人生が好転してきました!

オンライン・サロンスタート

きものを着ることは
できるけど忘れてしまった方
きものがあっても
コーディネートが垢抜けないなど

マンツーマンでお悩みを聞き
貴方だけのカリキュラムを用意
解決しながらすすめています

オンラインは自宅にいながら
着物レッスンの環境がととのい
オンラインのメリットも
たくさんあります

今では受講生さんは
自分で楽しく着物コーディネートが
出来るようになり着物ライフを楽しんでいます

さいごに

ここまで読んでいただき
ありがとうございます

私が思うに何か心に
引っかかって気になること
目にするものなどは
無意識で自分が
やってみたいこと
だったりします

興味が無ければ
気にもならないですよね

時間は有限
いつまで元気でいられるか
分かりません
迷ったら一歩踏み出すのは

早いほうがいいなと思います




























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