JFN各局ラジオ「武部聡志のSESSIONS」ゲスト出演
こんばんは、みすさんです。
ご訪問ありがとうございます🙇♀️
本日は、先日から告知をされていました、JFN各局ラジオ「武部聡志のSESSIONS」が放送されました
MC部分はなるべく書き起こしました
暑い季節に向かいますがどうか、お体にお気をつけてお過ごしください!
■セトリ
1.♪ずっとキミと / 大王製紙「エリエールPet キミおもい」ブランドソング / 絢香(5/29配信シングル ver.)
2.♪アウト・オブ・ザ・シーズン / ソフト・マシーン
武:武部聡志のSESSIONS、今回のゲストをご紹介したいと思います
本当にお久しぶりに会うんですけれども、ピアニスト・作曲家のまらしぃさんです
ま:どうもまらしぃです
お久しぶりです、お邪魔します
武:本当にお久しぶりだね
元気そうで何よりですよ
ま:いやぁ…本当に元気でまだ続けられてて…
嬉しい気持ちでいっぱいです
武:今も名古屋?
ま:名古屋です
武:そっかぁ…
なんとまらしぃさんとはですね、2011年。ということは今から13年前にイベントにゲストとして出演してピアノを弾いて頂いたのが出会いだったんですけれども…21歳?
ま:21歳です(笑)
武:なんでその時まらしぃくんを呼ぼうと思ったのは超絶なピアノを弾く、要する動画をUPしている若者がいるということから呼ぶきっかけになったんだけど、その当時はTikTokとかないわけじゃない?
何にUPしていたんだろう?
ま:えっと…YouTube、ニコニコ動画に…
武:ニコ動かぁ…
ま:僕自身は2008年頃から投稿させてもらっていて
武:それは自宅で弾いていたの?
ま:そうです、親が買ってくれたアップライトピアノでしたけれども
武:投稿はどんな楽曲が多かった?
ま:当時…今も大好きなんですけれども、ハマっていたゲーム楽曲やインターネット上で人気な楽曲があって、それが大好きだったので…
武:お聞きの皆さんにまらしぃくんのプロフィールをご紹介したいんですけれども…
1990年名古屋生まれ、在住。2008年から名古屋自宅よりピアノ演奏動画、ライブストリーミングを配信をしています。動画総再生数は7億回、YouTubeチャンネル登録196万人。もうすぐ200万人じゃないですか!ピアノ1台で多くの人の心を虜にするピアニスト。CMでピアノ演奏を担当。
TOYOTAアクアのCM演奏で話題になった「千本桜」の演奏動画は、2000万再生を超える。アニメ、ゲーム、ボーカロイド、J-pop、オリジナル、従来のジャンルに囚われない選曲、まらしぃ自身が楽しんでピアノを弾くスタイルに世界のピアノファンが支持する新世代ピアニスト。
ま:新世代といいつついい歳になってきましたよ…
武:幾つになったんだっけ?
ま:34歳になりました
武:一番楽しい時期じゃない?
ま:30代は楽しいなぁって(笑)
武:今日はそんなまらしぃくんの魅力をたっぷりお届けしたいんですけれども、2023年に今年のニコニコ動画の顔となる受賞動画を決定するユーザー参加型AWARD企画でボカロ賞と演奏してみた賞の2部門で受賞
武:演奏してみたは今でも続けているということだね?
ま:今でもやらせてもらっていて
ボカロ賞というものは後ほどお話させてもらいたいなと思うんですけれど、初音ミクさんをはじめバーチャルシンガーを使ったオリジナルソングですね、それで昨年ニコニコ動画のAWARDで賞を頂き嬉しかったですね
武:僕とはレコーディングを1回したことがあって覚えてるよね?
ま:それはそれは緊張しました
武:でも楽しかったよね
高橋洋子さんの「残酷な天使のテーゼ」ですね、彼女が25周年というきっかけでまらしぃくんのピアノと僕のオルガンだけで歌ってもらうという中々スリリングな企画でしたけれどもそれが2017年ですよ…、もう7年前
楽しかったセッションの様子を聴いてください
3.♪残酷な天使のテーゼ /『新世紀エヴァンゲリオン』OP / 高橋洋子(YOKO SINGS FOREVER ver.)
武:あの時のまらしぃくんの超絶ピアノは今でも記憶に残っています
ま:凄く思い出に残っているエピソードがありまして、このver.は元となっているアニメで流れたver.ではなくてイントロや間奏でやらせて頂いたりがあって、せっかくだからそういうアレンジでやってみようよと武部さんから提案を頂いてその場で何とかしなきゃ…と凄く必死だったのを覚えていて…
武:生演奏でセッションをするからこその化学反応が起きたような気がします
武:現在の活動の様子をお話していきたいと思うんですけれども、まらおバンドというこれは…?
ま:最近は企みがあったりなかったりという感じなんですけれども、ピアノで一人で弾くんですけど、バンド組んで色んな方と憧れや得られるものがあると思うので、自分から人を誘うタイプではないんですけれども30歳ぐらいの時に自分からドラマーやベースの方に声をかけてやってくれませんか?って形でメンバーは僕だけなんですよ
武:それにミュージシャンが参加するユニットみたいなものなんですね
ま:色んな楽器の方とやらせてもらう時の名前にしようかなと思っていて
武:今までにもまらおバンド名義でUPしているのかな?
ま:そうですね、結構ずっと一緒にドラムの与野裕史くとパワフルでエネルギッシュで上手いんですけれども、彼と縁があって一緒にやらせてもらっています
4.♪運命-Beethoven Symphony No.5 / L.ベートーヴェン / まらおバンド ver. feat.yuji yono(ちょっとつよいクラシック ver.)
武:まらおバンドでライブはやらないの?
ま:やりたかったんですけれども、新型のはやり病の影響が出てきたタイミングだったので、発表自体はしていたんですけれども延期からの中止になってしまいました。そろそろやりたいなという気持ちです
武:思ったんだけどさ、今後のコンサートの予定があると思うんだけど、何か色んな楽器と1曲ずつ対決していくライブをやったら面白いんじゃない?
それを僕がプロデュースするの
ま:本当ですか!?
武:色んなプレイヤーを呼んで対決していくライブは面白いかなって
ま:マジでよろしくお願いします…(笑)
武:ここからはまらしぃくんの音楽ルーツをお伺いしようと思うんですけれども、これだけピアノを弾けるんだから3歳とか4歳頃から?
ま:4歳からですね
武:その時はクラシックonly?
ま:最初は街の教室から始めていわゆるハノンやチェルニーをやって、小学校真ん中過ぎぐらいで専門の先生の所に行った方がいいんじゃない?ということでそこからはクラシックをやることになります
武:中高の時はクラシック以外にも弾くようになったの?
ま:中学2年の時にピアノを辞めてしまって、今思えばかなり厳しく優しく教えてもらっていたんですけれども、怒られてばっかりだったので嫌になってしまった反動で高校3年まで全く触らなかったんですね
武:また触るというか弾くようになったきっかけがあった?
ま:ありまして、大学1年の夏休みの頃、オンラインゲーム対戦をPCでしていて、チャットロビーで毎日顔を見合わす人達がいて、その界隈で盛り上がっているゲーム曲の話題に入りたかったので調べて聴いたらめっちゃいいじゃん、超カッコいいじゃんとなって、そういえば昔ピアノを習っていたし弾けるかなぁってなった所から再び触るようになりました
武:でもいいね、自分が弾きたい物が見つかってそこから弾くようになるって
ま:小さい頃は受動的でしたけれども、再開してからは自分がやりたい、いいなと思えた曲をってやらせてもらっているのが変わったなと思えたポイントですね
武:影響を受けた音楽として選んでもらったのが貴公子リチャード・クレイダーマンさん。いつ頃聴いてた?
ま:かなり小さい時、ピアノを始める前からですね
武:親の影響から?
ま:母親が大ファンで、ピアノを習わしたのもクレイダーマンさんの曲を弾けるようにさせたかったということがどうやらあったようですけれども、僕自身も大好きですし、メロディーの歌わせ方に影響を受けました
武:日本人が好きそうななきなー詫び寂びな感じがあるんだよね
5.♪渚のアデリーヌ / リチャード・クレイダーマン(〈おとなBEST〉リチャード・クレイダーマン ver.)
武:いい曲だよねやっぱり
ま:名曲ですよね。ピアノを習った人だったら触って
武:触ってみたい感じのあれだね、フレーズとか
これまらしぃくんが弾いたver.もあるって
ま:そうなんですよ~、でもお恥ずかしい
武:きっとリチャード・クレイダーマン以上の何かがそこにあるかもしれないので試しに聴いてみましょう
6.♪渚のアデリーヌ / リチャード・クレイダーマン / marasy arr.(marasy piano world X ver.)
武:色々思い出したりしたんだけど、昔よりも動画投稿してデビューに繋がったり、人から見つけられるようなミュージシャンって増えてきたよね
ま:YouTuberとかTikTokとかそんな所がありますし
武:そこからヒットが生まれたり、メジャーに出てくる人とか、藤井風くんもそうだよね
最初は自分でピアノを弾いて投稿していたし…
ま:カバー動画を投稿されていましたね
武:そういう所で注目されるのは今ならではのメディアの使い方っていう感じがするよね
まらしぃくんは先取りをしていたということだよね
ま:YouTuberという言葉もなかったですし、動画投稿したことでお仕事だったり金銭的な何かに繋がるかって何もなかった時代だったので
武:反応はダイレクトに返ってくるわけでしょ?
ま:そうですね、ピアノの練習をする時って孤独というか、練習して先生に見せて怒られるだけだったんですけれど、演奏に対して反応を貰えたのが嬉しかったんですよね
武:承認欲求だな?
ま:拗らせていますから…(笑)
武:誰かに聴いて感想をもらったり誰かに求められているってミュージシャンにとっては励みになるじゃない?
スタジオで弾いている時は孤独だけど、ライブで演奏してお客さんからダイレクトに反応を貰えるとさ励みになるもんね
ま:気分も高揚しますし、やっててよかったってなります
武:最近の話を聞きたいんですけれども、ボカロ作品にもトライをしていると聞いたんですけれども、ボカロってどういう風に使うの?
ま:元々は仮歌を入力するツール用に開発された説もありまして、MIDIを打ち込むように音程を入れてそこに音声を入れる機材的な話なんですけれども、キャラクターのビジュアルがあってその声で歌ってくれるという物になっているんですけれど、インターネット上でキャラクターも人気ですし、声のファンも沢山いて
武:声は自由に使えるの?
ま:一応規約はありますけれども、自分で作ったオリジナルソングに歌ってもらった曲ですよって発表をします
武:僕がやろうとしても大丈夫なの?
ま:それはもう…!滅茶苦茶盛り上がると思います
武:今度やり方を教えてよ
ま:ぜひ…!(笑)
武:自分で作った曲に歌って欲しい
ま:ボカロ曲を作る人のことをボカロPというんですけれども
武:ボカロP憧れなんだよね
ま:ボカロPは小学生に大人気らしい(笑)
武:昔と違ってコンピューターで音楽を作る人だったり、Adoさんはリモートで出てもらったことがあるんだけれども、ボカロみたいに正確に歌いたいから始めたって言ってたんだよ
歌のトレーニングをして、「うっせぇわ」を作ったsyudouくんとは一切会っていないと言ってたからね
そういう作り方は今ならではの作り方だなって思うね
7.♪88☆彡 /『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』「ワンダーランズ×ショウタイム」書き下ろし / まらしぃ(marasy)×堀江晶太(kemu) feat.初音ミク・KAITO(4/21配信シングル ver.)
ま:堀江晶太くんという同い年で十何年の友人がいて、今ではアニソンシーンでは第一線級で活躍されていて、いつか一緒に曲をやろうぜという話をしていたんですけれども、お互い連絡を取らなくて実現しないまま10年以上経ってしまって…
リモートになってしまってという所で一緒にやろうぜという所から、この曲はプロセカというゲームへの楽曲なんですけれども
武:オリジナルアルバムをリリースしたことはあるんだっけ?
ま:何枚かやらせてもらっています
武:全部オリジナル曲?
ま:オリジナルでやらせてもらっています
武:オリジナル曲でのライブもやらせてもらっているんでしょ?
ま:オリジナル曲もですしカバー曲も含めていい感じに…(笑)
武:ファン層ってどういう人達が観に来るの?
ま:年齢層が幅広くて、ピアノを習い始めたぞというかなり小さなお子様から人生の大先輩のような仲のよさそうなご夫婦が楽しそうに観てくださったりします
武:幅広いファン層を持っているのはいいね
ま:ピアノというのがあるかもしれないですね
武:今後の夢というかどんなことをやっていきたい?こんなピアニストになりたいとか
ま:毎回困ってしまっていて…(苦笑)
昔から活動のきっかけ自体が好きな曲を勝手に世に放っていただけなので、聴いてもらえるようになったとしても、もっとこうなってやろうという感じではなくて楽しいのを…
武部さんに良ければお聞きしたいことがありまして、自分の中で変化というか「僕きっかけでピアノを始めました」「かなり影響を受けました」「これから始めたいんですけれどもアドバイスが欲しいです」と言って頂ける機会が増えまして、質問される側になってきた頃の気の持ちようというか、キャリアもまだまだなので偉そうに言うのもなぁとあって…
武:自分が経験してきたことをそのまま伝える事も大事だし、楽器との向き合い方って人それぞれで性格がでるものだから、僕が弾くピアノは僕の人生の、僕の音でしかないし、それぞれのバックボーンがあるわけだから個性的な音を追求するのがいいんじゃない?って話なんじゃない?
どんな楽器でもテクニカルに速く手が動く、技術的に優れてるのは練習でどうにもなるし、それよりもその人だけの音を見つけてほしいなと思うんだよね
どれが優れていてどれが劣っているわけではないと思うんね
とにかく楽しく自分の音を追求するのがいいと僕はいつもそんな風に言うな
ま:思い当たる節があって、クラシックを真面目にやっていた時はスパルタで根性で食らいついている感じではあったんですけれども、まらしぃという名前で好きに楽しくやらせてもらっているのを長く続けたらもっと楽しくなるんじゃないか、自分の中から楽しいを追求する姿勢が出てきてそこが自分がこれが好きに繋がったなって思いました
武:皆さんも前向きな感じで取り組んでくれると嬉しいね
~ここで「幻想遊戯演奏会 2024」の告知~
武:最後の1曲はピアノソロの曲でお別れしたいんですけれどもどんな曲ですか?
ま:ストリートピアノがメジャーになってきましたけど、元々はYAMAHAさんがアップライトピアノにカラフルにペイントをして、そのピアノのテーマソングということでやらせてもらった曲です
ピアノって楽しいなって気付かせてくれて凄く楽しく弾けてるよという気持ちを込めた曲です
武:今日のゲストはピアニスト・作曲家のまらしぃさんでした、ありがとうございました
ま:ありがとうございました
8.♪LovePiano /『YAMAHA LovePiano』イメージソング / marasy(marasy collection ~marasy original songs best & new~ ver.)9.♪ワン・オーバー・ジ・エイト / ソフト・マシーン
■放送データ
■告知とまらしぃさんについて
「幻想遊戯演奏会 2024」6都市ツアーの開催について
「幻想遊戯 Grand2」DL版のお知らせ
新作アルバム「アマツキツネ 10th Anniversary」発売中!
サブスク&デジタル配信
まらしぃ/marasyさん
※作詞作曲者:敬称略
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