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はじめに
はじめまして。
本日、noteデビューしました、
静沢美純(しずさわ みすみ)
と申します。
私はこれから、ずっと前に書いた大長編小説「二十年の片想い」を、少しずつ投稿してゆこうと思っています。
書き始めから完成させるまで、およそ8年の歳月を費やしました。
書き上げて印刷したところ、膨大な量になりました。あまりにも長すぎてどうしようもなく、ずっと押し入れの中に眠っていました。
noteの存在を最近知り、投稿してみようと思いました。
文章を書くことは、実は苦手でした。というより、小学生の時などは一行も書けませんでした。
読書感想文の宿題は大嫌いでした。原稿用紙5枚も、何を書くことがあるのだろうと。
読書家でも文学少女でもありませんでした。
中学時代までは、漫画ばかり読んでいました。「りぼん」という少女漫画雑誌を、毎月購入して読んでいました。池野恋さんの「ときめきトゥナイト」、一条ゆかりさんの「有閑倶楽部」が好きでした。ギャグ漫画も好きで、さくらももこさんの「ちびまる子ちゃん」、岡田あーみんさんの「お父さんは心配性」には、いつも爆笑していました。
高校時代は、「りぼん」はやめましたが、大和和紀さんの「あさきゆめみし」、里中満智子さんの「天上の虹」を、友人に借りて読んでいました。
実は現代国語の成績がとても悪かったので、本を読まねば、と思いました。
当時は、ヨーロッパの歴史を描いたものが好きでした。
遠藤周作さんの「マリー・アントワネット」や、ディケンズさんの「二都物語」など。あとはちょっと忘れてしまいました。
それから、また漫画になりますが、池田理代子さんの「ベルサイユのばら」にも感動しました。愛蔵版があります。
大学時代も、本を読みたい、というより、読まねば、でした。有名な文学作品を、私はほとんど読んだことがなかったので、いくつか読みました。
おもしろいと思ったのは、島崎藤村さんの「破戒」、武者小路実篤さんの「友情」、「愛と死」、夏目漱石さんの「坊ちゃん」、「こころ」(これは高校の国語の教科書にも載っていました)、などです。
社会人になってから読んだものでは、藤本ひとみさんの「ブルボンの封印」、ガストン・ルルーさんの「オペラ座の怪人」がおもしろかったです。
本そのものをあまり読まなかったかもしれません。
読書家になったのは、30代半ばぐらいでしょうか。読まねば、から、読みたい、に変わりました。石田衣良さん、湊かなえさん、村山由佳さん、の作品をわりと多く読みました。逢坂剛さんの「百舌」シリーズ、ダン・ブラウンさんの「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズにもハマりました。他にもいろんな作家さんの本を読みました。
ジャンルは、恋愛小説、ミステリー小説が多いです。
現在は、歳を取り、スマホやテレビで目が疲れることが多く、読書はできていません。
28歳の時、人生のどん底でした。五木寛之さんのエッセイの数々に救われました。私はネガティブな人間で、若い頃はそれがいけないことだと思っていましたが、五木さんは、それでもいいんだよ、と、そっと言ってくださいました。体調も悪かったですが、病気は闘うものではなく、つきあっていくものなんだよ、と、それまで考えたこともなかった、新しい視点を教えてくださいました。
私が小説を書いたきっかけは、30代半ばで転職した会社が、私史上最悪だったことです。短期間で辞めましたが、辞めた後も、その会社の嫌なやつらのことが頭から離れず、もやもやしていました。書き出せばすっきりするかもしれないと、そいつらを茶化して、小説というものを初めて書きました。
これから投稿する「二十年の片想い」も、あるきっかけで書き始めました。長くするつもりはなかったのですが、書いているうちに収集がつかなくなりました。なんとか完成させたいけれど、どうやって終わりに持っていくか。別に締め切りや字数制限があるわけではないので、開き直って、本筋とはあまり関係ないようなことであっても、くだらないことであっても、書きたいことを書けばいいと、その結果が、大長編小説となりました。
もちろんシロウトですので、あたたかい目で読んでいただけたら、と思います。
それでは、「二十年の片想い」、
スタート!🎉🎉🎉