【図解】グレートコンジャンクションのエネルギーはなぜ理想の具現化なのか
約20年に1度、木星と土星が重なること
=グレートコンジャンクション(以下グレコン)。
今年の12月22日、水瓶座0度にて起こります。
グレコンはこれまでの約200年間「地」のサインで起こってきましたが、
今年から完全に「風」のサインに移行する、
約200年に1度のミューテーションでもあります。
(1981年に一度風サインの天秤座にて重なり、2000年に再び地サインの牡牛座に戻っています。)
地の時代であったこれまでの約200年は物質的なこと(お金・物・組織など)が豊かに発展してきましたが、同時に機能しなくなったもの、歪んだものも生まれました。
地から風の時代への切り替わりの2020年、
占星術界では何年、何十年も前からこのタイミングを重要視されてきたようですが、実際本当に大きな変化がありましたね。
新しい風が大地を掘り起こすように、
テクノロジーの進化から新しい概念が生まれ、当たり前だった常識や古い考え方が通用しなくなり、個々の意識も目まぐるしくアップデートしていますよね。
風は情報・コミュニケーション・横の繋がりなどを表します。
目に見えるものの価値よりも、目に見えないものの価値への比重が反転していく、精神性や人間性が問われる時代。
特にここ数カ月で一気に「風の時代」というワードが一般の方にも広まっているのを感じます。
いよいよ新時代の幕開けですね!
木星と土星は、相反するエネルギー
そんな重要なグレコンのエネルギーを視覚化したく、
まずは木星・土星それぞれのエネルギーを図に表してみました。
※あくまでも個人的な解釈となり、
惑星エネルギーの一側面を図に表したものです。
木星 ♃ 拡大・発展・抽象的・寛容・楽観・援助・幸運・富・イージー
土星 ♄ 固定・制限・具体的・努力・責任・現実化・秩序・ルール
その相反する2つのエネルギーがが同じ位置で重なるという
グレコンを視覚化するとこのような感じなのではないでしょうか。
グレコンの起こる水瓶座0度は
理想実現のために状況や環境を変えていこうとする度数。
カタチが広がる ➡ 自分のキャパシティ・理想を広げることができる。
輪郭がハッキリ表れる ➡ 理想を具現化できる。
水瓶座は平等・自由・個人の権利も象徴しますので、
ひとりひとり平等にこのエネルギーが分配されます。
個人において木星と土星は社会との関わりを表しますので、
ひとりひとりの理想の具現化が新しい社会構築していくのだと思います。
射手座(木星) → 山羊座(土星) → 水瓶座(天王星)
木星は射手座のルーラーで、土星は山羊座のルーラーです。
天体にとってその星座はホームグラウンドのようなもので、
滞在期間は天体本来のエネルギーが増し、本領を発揮します。
木星は約12年サイクル、土星は約29年サイクルでホームグラウンドへ帰還します。
木星射手座期(2018/11/7~2019/12/3)
この期間に可能性を広げたことや学んだこと
土星山羊座期(2017/12/20~2020/12/17)
この期間に地道に取り組んできたことや努力してきたこと
その経験を融合し水瓶座という新しい舞台で表現していくタイミングです。
サインの並びは、射手座→山羊座→水瓶座ですので、
木星も土星もホームグラウンドでパワーチャージ直後のほやほやの状態で
水瓶座で重なるわけです。
各々のルーラーは、射手座(木星)→山羊座(土星)→水瓶座(天王星)ですが、これは太陽系の並びと連動しています。
社会を司る木星と土星が重なり力を合わせ、ある意味摩擦が生まれることで、その外側にある天王星へと解決のベクトルが向かうように、
グレコン自体、改革を司る天王星のエネルギーを帯びているのだと思います。
こういった点からも水瓶座でのグレコンのパワフルさを感じます。
そうなると前回の水瓶座でのグレコンが気になるところです。
西暦1226年頃に水瓶座2度前後で起こっていたようで、そこから風の時代が始まりました。
鎌倉時代、藤原頼経が4代将軍に任命された年です。
3代将軍の源実朝が1219年暗殺されたことで源氏の血筋が途絶えてしまってから、初めて遠縁の摂家から迎え入れらえた頼経が将軍になったことはある意味水瓶座的=改革的といえるかもしれません。
その藤原頼経はなんと1218年2月12日で水瓶座生まれでした。
本当に星は面白いですね!
ユリコスペイシー
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