遺伝子検査の旅2〜遺伝子検査で真の自分を
『氏より育ち』
人間のアイデンティティを決めるのは
育った環境だと思われていたが、昨今はそうでもないらしい。
私たち人間は実に多くの個人的な特性を両親から受け継いでいる。
イメージしやすいのは
身長。瞳の色。ハゲるかハゲないか。パパ似かママ似か。
などの『身体的特性』だ。
顔面偏差値が高めの赤ん坊をベビーカーに乗せていると
「あら〜、ママに似てお顔が綺麗ねぇ〜」
なんて、会話が今日も日本各地
いや世界各地で繰り広げられているだろう。
当然、見た目の特徴だけが遺伝するわけではない。
『体質』もしっかり遺伝する。
血液検査の結果、私はアルコールが分解できるない事が分かったのだが
私の父もアルコールが一切摂取できない。
母は嗜む程度に飲めて、弟も付き合い程度には飲めるので
私は完全に父の体質を受け継いでしまった訳だ。
そして、さらに受け継がれているのは
運動能力。知能。精神疾患、各種生活習慣病罹患率。
などなど健康上の問題も遺伝で大きく判ってしまう。
いわゆる「うちはガン家系だから」とか
「夫の親族、みんな心筋梗塞で亡くなってるのよねぇ」
っていう、妙齢以上の同窓会で繰り広げられるあの会話である。
病気はよく聞く話しだが、では性格は?
その人の行動を決める性格的気質は?
もちろんそれも遺伝が大きく関わってくる。
昔、読んだ本によると人間の性格の半分は「遺伝」で半分は「環境」らしい。
どこが『氏「より」育ち』だ?
『遺伝子』がアイデンティティの大部分を占めていると言っても
なんの差し支えもないくらいに、私たちは『遺伝子』で決められている。
身体のことはおろか、人生も遺伝子が決めているといっても良い。
自分を知り、QOLをより向上させるために
私はいよいよ『遺伝子検査』する事を決めたのである。
次回!意外とある遺伝子検査キット。私が選んだところは!?