2019年スリランカ旅行〜岩壁の女神は混沌の光〜7
次の日にシーギリヤロックに行くので
その近くのホテルに泊まりました
遠目にシーギリヤロックが見えます。
あのテーブルみたいに飛びててるのがそうです。
高さが約300mほどある岩山なのですが、
当然エレベーターやエスカレーターはないので歩いて登ります。
昼間近くなると死ぬほど暑くなるので
午前中に登る予定です。
そして今回のホテルはコテージ仕様になっています。
プライベート空間を楽しめるようになっているし、滞在時間もやや長めなので
サンセットを眺めながらビーチサイドで読書タイムです。
結構いい感じのホテルなのでビュッフェの内容も充実してますね。
カレー大好きなのでいろんなの楽しめて嬉しいです♪
お腹が満たされたので部屋に戻ります。
夜ご飯を食べたら早めに寝ます。
旅行に大事なのはテンションを上げすぎずに適度に休む!
これを意識するだけで、帰国後の体調不良率がぐんと下がります(当人比)
早く寝るためにシャワーを浴びるのですが、この日のホテルは
トイレ同室、シャワールームと浴槽が別のタイプです。
なので浴槽にお湯を貯めている間にシャワーを思っていたのですが…
トイレに入っていた母が突然
「きゃーーーーーー!」
と大絶叫!どうした!?と思い飛び込むと
母が震えながら
「ああああああ、あそこに!」
と浴槽の中を指差す。
のぞいてみるとそこには
カエルがいた。
カエルといっても小ぶりの雨蛙みたいなサイズで
怖くはないが、見慣れていないと気持ち悪い(爬虫類好きの方すみません)
しかし、問題なのはカエルの存在そのものではない
母「窓も隙間もないのに、一体どこから!?」
そう風呂場は窓がなく、カエルが忍び込めそうな隙間がないのだ
そうなると一体どこから…
そこで私はふと気づいた浴槽の底に排水溝から
もう1匹カエルが、顔を出している!
私「母!排水口からもう一匹入ってきてるよ!」
母「ウソでしょ!◎♯△★◯@〜!!ぎゃー!」
なんとカエルが浴槽の排水口から逆流してきたのだ。
しかも排水口から顔だしているのはショッキングピンクの蛙。
土色でも緑色でもなく、ショッキングピンク。
コーラルでもサーモンでもなく、ショッキングピンク。
どう見ても『やべぇ奴』だ。
すでに入ってきていて浴槽の中を我が物顔で鎮座している方は
よくある雨蛙風なのだが、排水口からひょっこりしている奴は
アマゾンだったら確実に毒を持っているようなカラーリングをしている。
こいつはうっかり触れたらやばい可能性がある。
とはいえこのまま放置しておいたら風呂にも入れない。
とりあえず私は蛙をシャワーの水で排水口まで流してみることにした。
ジャーーーーー。
私「ダメだ!なんか気持ちよさそうにしてる!」
このままじゃ戻ってくれない。ならば
私「お湯にしてやる!」
水道の温度を一気にマックスにしてやった。
なにせ外国のシャワーあるある。温度調整が難しい。
みるみる触れないレベルに熱くなり、蛙はぴょんぴょん跳ねながら排水口へと逃げていった。
(排水溝にいたピンク蛙の方はとっくに下水に逃げていった)
ここはお前のいる世界ではないのよ。
と、サディスティック・ナウシカと化していた私は
追い打ちで蛙たちの入った排水口にも直接熱湯を注ぎ込んでやった。
これでやつらも身の程を知り、戻ってくることもないだろう。
バスルームで侵入者(蛙)と格闘すること数分。
またカエルが逆流してくると困るので、排水口にフタをして
やれやれ、と胸をなでおろした。
だがホッとした私の視界の端にごそり動く塊を見つけてしまった。
ふと斜め上を見上げると
壁に張り付いた、カエルが!
私「母!あんなところにもう一匹!」
母「ウソでしょ!◎♯△★◯@〜!!ぎゃー!」
私「どうする!?またシャワーのお湯浴びせる?」
母「でも飛び回ったら危ないよね…」
大人しそうなカエル。
私「仕方ない…適度な距離を保ちつつ互いに共存していこう!」
という人間関係のような結論に至りました。
幸い、シャワールームと浴槽は分かれているタイプなので
この日私たちはカエルの動向に気をつけながら、シャワーを浴びることにしました。
日本でも基本的に飼い犬飼い猫以外は触らないようにしていますが
よその国行ったら、基本的に動物には一切触れません。
お腹が弱いので基本的に加熱処理をしているものしか
食べないと決めているくらいですから
(海外行ってもお腹が強いひととか本当に羨ましいです)
どんな病原菌を持っているかわからない動物には
何がなんでも触れなくないのです…近寄ってきたら蹴り上げる覚悟です