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2019年スリランカ旅行〜岩壁の女神は混沌の光〜19

占いで一喜一憂したあとは車でアーユルヴェーダエステに向かいます。
占いにエステにと女子旅って感じです。

車で海岸沿いを走っていると都心部なだけあって
大きなビルやホテルがずらりと並んでいます。

海が目の前にありますが、堤防とかはありません。

そうなると日本的な感覚で気になることがあります。

「地震とか津波とか心配しないんですか?」

ガイドさんに聞くと

「スリランカ地震ありませんから、津波の心配ありません」

あぁ!なるほど!

日本にいるとつい地震や津波の心配をしてしまいますが
そもそもスリランカは地震がないのか!
モンスーンで大荒れになることはあるけど津波などの心配は基本ないそうです。

しかしスマトラでの大地震の時には東側の海岸が一気に引き潮になり
干上がったような状態になってしまいました。
珍しい現象に、その様子を間近でみようと海岸には多くの人があつまりました。

しかし、しばらくしたら大きな津波が押し寄せ、3万人以上の人たちが亡くなりになったそうです…

確かにチリで地震が起きた時も日本に大津波が押し寄せた例もあるので
地球上のどこかで地震が起きたら身構えた方がいいのかもしれませんね…

そんな話をしているとガイドさんが
「日本は地震大丈夫?」

と聞いてくれました。
ちょうど前年(2018年)に大阪北部と北海道胆振で地震があったので
それを伝えると

「大変だったでしょう?」

と心配してくれました。

とはいえ私たちの住んでる名古屋から離れているので
正直情報があまり入っていません。

なので
「現地の人は大変だけど、日本人は地震に慣れてるので
ほとんどが地震の翌日には普通に暮らしてます。
大きな地震があっても3日くらいでニュースでも報道しなくなります」

最近は良くも悪くも自然災害慣れしていますから…

ところでスリランカは今(2019年2月現在)とても建設ラッシュで首都圏では
大きなビルやリゾートホテルが続々と建てられています。


ガイドさんからスリランカ情勢を聞けたところで
アーユルヴェーダエステに着きました。

流石にここでの写真はありませんが(笑

アーユルヴェーダは初めて体験です。
油でネチャネチャにされるイメージですね(笑

一応スリランカの伝統的な医療行為になるらしいので
最初にお医者さんの問診を受けます。
特に問題なければアーユルヴェーダを受けれます。

まずは衣服を脱いで紙パンツをはいてバスローブみたいなのに着替えます。

そして個室に入るのですが
薄暗くてちょっと怪しげでした(笑

若くて可愛らしいエステティシャンが片言の英語で説明しながら
マッサージを受けます。

それにしても他人にやってもらうマッサージって
めちゃくちゃ気持ちいいですよね〜。

たっぷり90分ほど受けたらシャワールームでオイルを落とします。
着替えたらテラスでお茶を飲みながら、アンケートに答えてね。
と促されてのですが…英語なので全くできずorz
英語力欲しいorz

【コラム】
外資がほとんどで日本の企業もいくつか来ていたのですが
最近はもっぱら中国が多いそうです。

正直日本も不景気で元気がないから
中国に負けてるからなぁ〜、とガイドさんに漏らすと

ガイドさん
「スリランカとしては、日本の企業が入って欲しい。
なぜなら日本人は(現場監督的な)トップの人だけがきて
現地のスリランカ人を雇ってくれる。スリランカ人もそこでの仕事が終わっても
教えてくれた技術を次に生かす事できて助かっている面も多いです。

でも中国は上から下まで全部中国人の従業員。
スリランカ人を雇用してくれない。

だからスリランカとして雇ってくれて技術まで教えてくれる
日本企業にもっと入ってほしいね(笑」
ガイドさん曰く


多少のお世辞はあるかもしれませんが
日本のニュースで見た中国の「一帯一路」政策を間近で見たような気がします。

中国の「一帯一路」。シルクロードの再来、なんて聞くと
ロマンチックな感じがしますけど
通路になっている国では中国企業などの進出で
港が乗っ取られたりしてるとも聞きます。

かくいうこのスリランカでも中国への借金のカタで港をぶん捕られてしまいました。
詳細はこちら

こういうのを聞くと、中国がやり手なのか
日本がお人好しすぎるのか…
国際情勢ってのは深みがあり面白いものですね。難しいけど。
(世界情勢素人の個人としてはアジア圏でもっと団結して欧米と張り合える方がいいと思ってるんだけどね〜)

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