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2019年スリランカ旅行〜岩壁の女神は混沌の光〜6

熱い岩肌を裸足で味わいながらダンブラ岩窟寺院の見学を終えました。
預けていた靴を履いて、また岩山を降りていきます。

途中、少年僧侶たちに出くわしました。
ガイドさんにきくとスリランカの人たちは一時的に出家することがあるそうで
大半の人がまた俗世に戻っていくそうです。

俗世に戻ってもまた僧侶になれるのか聞いてみたら
俗世に戻ったら僧侶にはもうなれないそうです。

なのでお坊さんとして一生を終えようとしたら、相当の覚悟が必要ということですね…
私も先祖が住職だったので、自分が尼さん住職として一生終えれるかと言われると
とてもじゃないけど無理だなぁ…

日本のお坊さんは俗世寄りですから肉食もできて妻帯可能な人も多いですから。

個人的な感想ですが、スリランカの人は老若男女問わず目がぱっちりキリリとしてますから
髪の毛がないお坊さんはより眼力が増して、全てを見透かされてるようでドキリとします(笑

岩窟院から降りると、近くに黄金の巨大仏像を見に行きます。
遠目に見てもさほど古そうに見えないのですが
そこは融通がきく個人向け旅行。
ガイドさんが案内してくれました。

黄金寺院といわれるごく最近作られたもので
どうも小学校か中学校の横に建てられていました。
学校の横の駐車場に停めて校内販売の横を通って
仏像の麓に着きました

学校横の黄金寺院



でかい!
下の建物は資料館だそうです。
大きな口を開けているのは、仏様を誘惑する悪魔を表していて
その口から資料館に入れるそうです。


学校だったので、ちらちらっと生徒さん達の様子を眺めてみました。
年齢的には10〜14歳くらいの子供達だったので多分小学校か中学だと思われます。
制服を着ていて、髪型は女の子は背中くらいのツイン三つ編み。男の子は短髪。と決められてるようです。
みんなここにくる外国人が珍しいのか割とちらちら見てきます。

ちなみにガイドさん曰く、スリランカの女性は髪を短くする習慣がなく
大体腰くらいの長さで三つ編みをしてまとめたりするそうです。
髪質はちょっとごわついてる人が多めですね。
東アジアの超絶ストレートの人は見つからなかったですけど
赤道に近いから紫外線の影響もあるのかな?

次は近くのローズクォーツでできた岩山を見学しにいきます。

ローズクォーツというとピンク色の宝石で有名ですよね。
もしかしてあの美しいキラキラと輝く色の山なのか!?
と一瞬思いますよね。私も思いました(笑

実際に行ってみると、くすんだ赤っぽい岩山でした。

よく見るとほんのりピンク色の地面



そりゃそうですよね!
研磨する前なんだから、そりゃ黒っぽいですよね(笑

思ってたのとだいぶ違いますが、見えてる地面はみーーーんな
ローズクォーツ!

うっすらとピンク色


しかも宝石ということでパワースポットとなっているそうです。
パワーストーンとしてのローズクォーツには「美・優しさ・愛」という意味が込められています。
つまり女性的な意味合いが強い石という事ですね。
なのでこの石のチカラをもらうために念入りに地肌を触ってきました(笑

「美・優しさ・愛」

どれも欲しいですね(笑

このローズクォーツの山は実際に宝石として切り出していたのですが
採掘しきったのか、もう良質なものは取れないそうです。
あと遺産登録されているので採掘=岩を傷つける行為になるので
どっちにしろもう宝石として利用はできないようですね。
とはいえ、パワースポットのなのでなんとなくありがたい気がします!

岩窟院ローズクォーツの岩山を見学し終えこの日は早めにホテルへ着きました。

ホテルからシーギリヤロックが見える
日本の原風景にも通じる穏やかな光景


団体ツアーも楽しいんだけど、集合時間や移動がパツンパツンで
ホテルでは寝るだけっていうのが多いから
ホテルをじっくり楽しめるってのはある意味貴重です。

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