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バイオ-デジタル コンバージェンスがイノベーションの推進力❓ 引き続きCRISPRや遺伝子について
最先端テクノロジーについて考えるときは、「バイオ-デジタル コンバージェンス」を避けて通れない。
バイオ-デジタル コンバージェンスとは
コンセプト自体は、生まれてからもう20年以上になるらしい。
コンバージェンスの意味は、2人以上のモノが集まって交わること。融合でいいかな❓
エンジニアリング
ナノテクノロジー
バイオテクノロジー
IT
認知科学
こういった領域が、従来の垣根を越えて融合することですね。科学的な知識の共有がどんどん進んでいく。
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ただ特定の学問が醸し出していた独自の「らしさ」みたいなものが、消えつつある感じがするけど。
兎にも角にも、イノベーションの鍵になるのが、このバイオ-デジタル コンバージェンスということなんでしょう。
ちなみに、内閣府が公開するムーンショット目標をメモ。
創薬などの現場で、研究開発の生産性が低調なら、バイオ-デジタル コンバージェンスでテコ入れを、といった議論が行われているのかもしれませんね。
https://www.iec.ch/basecamp/bio-digital-convergence-standardization-opportunities
とはいえ占星術的に、2025年はビッグバンの予感⁉️
海王星が2012年から魚座に滞在しています。これにより、伝統的な境界がなくなる、他者との境界が曖昧になる…
学問•研究や経済活動においても、いろいろな分野•領域•業界•業種が協働することが当たり前になりました。
過去13年に渡る海王星魚座期は、異なる性質をもっているのに、まるで同質かつ対等であるかのように振る舞う現象が増えたように思います。
ポジティブな影響だけでなく、混乱もありました。
例えば、ロイヤルファミリーが庶民のように振る舞う。生成AIが制作したクリエイティブは、人間と変わらないんじゃないか、という風潮。
テレビに代わる新しいメディアとして、SNSの影響力が増した。多様性やインクルーシブ社会といった新しいコンセプトも台頭。
WHOやワールド•エコノミック•フォーラムなど、民間の国際的なイニシアチブが、政府の政策方針に影響を与えることがフツウに。
ところで2025年3月末に、海王星は12星座のトップバッター、牡羊座♈️に移動します。5月には、さらに土星が牡羊座へ。
12星座を一周してパワーを増した海王星と土星が牡羊座に入ると、何が起きるのでしょうか。
溶けて消え失せたかのように見えた境界線が、再び強化されるのでは❓と予想しています。
ついでに揉みくちゃになって消滅したかに見えた誇り、尊厳みたいなもの、秩序とかが息を吹き返すかも。
海王星はまだ魚座に滞在していますが、トランプ大統領は就任早々に、性別は生物学的な男と女のみ、と大統領令で定めました。
UN主導の気候変動にまつわるアクションへの参画も、大統領令でなしに。
バイデン前大統領の大統領令を数多く撤回。AIの開発には乗り気で、規制緩和の動きを見せています。EV促進策も、撤回へ。軍の再編も。ワクチン接種を拒否して除隊した人たちに、遡って給与を支払うとか。
これらの動きは、境界線が再び強化される予兆か…それとも❓
2025年の惑星大移動によって、研究開発、ビジネス、政治、社会でどんなビッグバン💥が起きることやら。
前回に引き続き、CRISPR について調べてみました。
CRISPRを超える⁉️ヒトゲノム編集ツール
よりイメージしやすい、CRISPRの用語解説を見つけました。
ゲノム編集技術CRISPR/Cas9 : DNA切断酵素Cas9によって、狙ったゲノム領域に二本鎖切断を誘導し、切断修復過程でゲノムに改変を行う技術。切断部位周辺配列の欠損などの変異の導入や、ドナーDNAを介した任意の配列との置換などが可能である。
CRISPRの技術力を超えた、新しいヒトゲノム改変技術が開発されたそうです。
なぜなら、非遺伝子領域の機能的役割を解明するためには、ヒトゲノム改変技術が必要だから🤯
非遺伝子領域は、遺伝子発現に影響していると考えられる。
そこで改変技術を駆使して、ヒトゲノムを精密かつ大胆に改変した上で、その改変の影響を調べる。これにより、ヒトゲノム配列の理解促進に貢献できるだろう。
さらにヒト細胞も作れることから、創薬の現場など、産業的応用性も高い。
ちょっと😓ので、遺伝子についておさらいします。
そもそもヒトゲノムとは
ヒトという種に固有のゲノムは、ヒトゲノムと呼ばれています。
ゲノムとは、「ひとつの生物がもつ遺伝情報全体」、つまり遺伝子と非遺伝子領域すべてを合わせた情報のことです。
染色体
ヒトは父親と母親から23本ずつ、23対46本の染色体を受け継ぎ生まれてきます。
ペアとなる同じ種類の染色体(相同染色体)には、相応する場所に同じ遺伝子があります。つまり1つは父親由来、もう1つは母親由来の遺伝子です。
それぞれの染色体に、DNA(デオキシリボ核酸)が1本ずつ折り畳まれて収納されています。
DNA
細胞の核の中にある化学物質「デオキシリボ核酸(DNA)」に含まれる遺伝情報全体がゲノムです。
DNAの特徴は、長い二重らせん形🧬。2本の鎖状リボンは、糖とリン酸が交互に結合して形成されています。
2本の鎖状リボンの間に並んでいるのは、次の4種類の塩基です。
A(アデニン)
T(チミン)
G(グアニン)
C(シトシン)
「AとT 」、「G とC」が必ずペアを組んで結合し、向かいあって並んでいます。
「AとT 」、「G とC」のペアは塩基対と呼ばれ、遺伝情報を構成する単位です。
遺伝子
遺伝子とは、生物の種々な遺伝性質を発現させるものであり、タンパク質を作る情報を持った「DNAの部分」を指します。
遺伝子から作り出されるタンパク質は、私たちの生命を維持する働きを担っているのです。
遺伝子が持つ遺伝情報が、RNA(リボ核酸)を経て、タンパク質へと合成され、生体内で機能すること。これが「遺伝子の発現」です。
mRNAは、DNAに保持されている「遺伝情報が転写されたコピー」です。
リボソームでmRNAは翻訳され、タンパク質が合成されます。
ここでいう翻訳とは、タンパク質を作るアミノ酸の並びにDNAの並びが変換されることを意味します。
この仕組みに着目した疾患の治療法が、「ゲノム編集」というわけです。
非遺伝子領域
一方、タンパク質を作り出さない非遺伝子領域は、RNAに転写されることはありません。
非遺伝子領域がヒトゲノムに占める割合は7割、8割、あるいは9割など、諸説あります。
機能がよく分かっていない非遺伝子領域は、「ジャンクDNA」と呼ばれてきました。
しかし近年の研究で、非遺伝子領域も重要な機能を持つことが明らかになりました。
プロモーター、エンハンサーと呼ばれる、遺伝子の転写調整に重要な配列が存在するようです。
使われる遺伝子の決定、つまり遺伝子の発現に関わっているようですから、もはやジャンクDNAとはいえませんね。
なお、非遺伝子領域に変異が生じても、個体の維持に影響は及ぼしません。
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ヒトゲノムマップは古い資料ですが、昔の学研の「科学と学習」みたいでわかりやすい。
次回は、動物とヒトの細胞が混ざった「キメラ動物」について調べます。
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