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ブルーリフレクション帝 感想

ブルリフTをクリアしたので感想を書いてみる。記憶のみに頼ってまず概要から書いていく。概要はネタバレしないようにするが、感想以降はネタバレを含むので注意。

概要 どんなゲーム?

学校以外は海とかいう謎の世界で、数人の女子高生たちが魔法少女に変身して精神世界を探検し、元の世界に戻る方法を探すRPG。だと思う。コーエーテクモ社ガストブランドの「ブルーリフレクション 幻に舞う少女の剣」に続くブルリフシリーズの第二弾である。主要人物は魔法少女たる彼女たちだけだし、男性キャラはいない。回想には登場するが、人物はみな黒い影のようになっているため、デザインはない。彼女たちは基本的に元の世界での記憶を失っているが、学校での出来事を切っ掛けに思い出したりすると精神世界(ココロトープ)への道が開く。精神世界で記憶の欠片みたいなものを拾うと回想が立体映像のように再生され、元の世界で何が起こったのかなどがわかってきたり、新しい魔法少女が増えたりする。

概要 どんなバトル?

・基本

ゲージがたまったらコマンドを選択して実行するタイプのシステム。
キャラクターのテンションみたいなものがあり、これが上がっていくとゲージを複数ためることができる。通常の攻撃に該当するスキルは1ゲージで使用できるが、より強力なスキルは3ゲージ分使うと言ったような具合だ。コマンドを選ぶときは時間が止まる。(実際はテンションじゃなくてギアだし、ゲージじゃなくて1000ポイント単位わかりやすそうに書いた)

・コンボ

敵に攻撃が当たるとコンボとしてカウントされる。コンボ数が上がっていくと与えるダメージが上がるというもの。時間経過でリセットされないが、中ボスなどの強力な攻撃が来た時にバリアを張っていないとリセットされる。バリアは時間経過で消えるので、いいタイミングでバリアを張る必要がある。

・インファイト

中ボス以上の強力な敵とパーティ内の誰か一人が1vs1で戦う。敵から仕掛けてくるか、敵をノックダウンすると発生する。通常時のルールとは異なり、時間が止まらずリアルタイムで進む。敵が攻撃してくるタイミングはゲージで表示されるので、溜まるまで余裕があれば攻撃を連打、ゲージがたまるタイミングになったらカウンターもしくは回避を選ぶような感じ。効率よくHPが削れてコンボ数も稼げる(と思う)。

概要 他のシステムは?

・アイテム合成

学校や精神世界で拾ってきた素材を組み合わせてアイテムを作成することができる。あれを作ろうと思ったら魔法少女パワーで作れてしまう。同社のアトリエシリーズのように細かい特性や品質はない。アイテムを作る4人を誰にするかで効果がパワーアップしたりする。

・学校魔改造

学校内の中庭に施設を建造することができる。アイテム合成と同様に素材を使う。文化祭のような屋台や自販機、大きなぬいぐるみなどもある。各施設について複数のキャラで会話イベントがある。さすがに全キャラ×全施設分はないと思うが(中盤くらいまではありそうな気がした)、かなりの量があるのは間違いないと思う。

下からは感想になる。ネタバレを含むので気になる人は読まないように。

感想 ストーリー

・エンディング

クリア後の世界について描写がほとんどないのが不満。おそらくは元の世界に近い形に戻すことができたのだろうが、最後に選んだ一人と主人公(の気配みたいなもの)が、すれ違ったような気がしただけしか描写がないのが残念だった。なんとなくみんなバッタリ会って、みんなして「あれっ?」って、誰かわかんないけど「あ、ああっ!」てなってほしかった(2週目で少し変わるようだが、まだ見ていない)。特に伶那と勇希はちゃんと再会するところを描いて欲しかった。未展開の「燦」で解消されるだろうか。観測しなければ無限の可能性があるということだろうか。

・学校魔改造

置ける施設が限られているのが残念。会話イベントの見逃しにもなるので、全部置きたいところ。ネルケ並みに細かく置きたかった。それから、ベッドとか屋外で思いっきり雨濡れてるけど大丈夫なんですか?そこはリフレクターパワーでなんとかなってるのかな…

・最後誰選んだの?

なんとなく最初から一緒にいた時間の多い気がするこころにした(伶那と勇希は二人でくっつくので選べないだしょ)。嫁にするなら圧倒的嫁力の詩帆だとは思うが、すごい好きなキャラはいなかったと思う。(いやイオンちゃんやみやびさんを体験してしまうと、そこまで好きになるキャラはいないと思う)

・他のシリーズキャラ

「幻」の記憶はちょっと怪しかったんだけど、日菜子ユズライム再会できてよかったと思う。泣いた(嘘)。陽桜莉が出てきたときはテンション上がった(好きなの?)。「澪」見てないと詩のヤバさは何もわからんと思う。逆に「帝」から入って「澪」を見ると「詩ってこんなヤバい子だったの…嘘だろ…というかすごい悲惨な子がいる…」ってなるに違いないのでこれはこれで楽しそうだ。「燦」の詩帆ときららはいなくても話が成立してしまうような気がした。ボリューム確保のための要員か…?という気がしなくもない。まぁ「燦」に向けての期待が高まるという意味ではいて良かった。

感想 戦闘

簡単すぎた印象。1週目だと難易度ノーマルが最高だったのが残念。ラスボスであっても誰一人戦闘不能にならなかった。(追加コンテンツのライザトープでは全滅したが、適性レベルでなくても入れた)難易度ハードとマストダイは1週目で選べてもよかったのではなかろうか。

・ダメージ

ぶっちゃけ、どんくらいダメージ出てるか全然わかっていなかった。コンボでダメージが上がるらしいが、実際どれくらい上がっていたのか全然わかっていなかった。とにかくコンボが途切れないようにタイミングよくバリアを張る、後は弱点を突くということだけに注力していた。だいたい右下のゲージ部分に目がいっているため、ダメージ表示まで気を回す余裕がなかった。状態異常が利いているかもちょっとわかってなかったと思う。なんか知らんけどインファイトが発生した。なんか知らん間にすごい敵のHP削れてる。どうやら上手くできているぞっ、という具合だった。

・スキル

カタカナばかりだし何語かわからないので印象に残らなかった。技名は叫んでほしい。普通に考えたら馬鹿々々しいことかも知れないが、重要。

・ボス戦突入のBGM切り替わり

ボス戦の直前のイベントシーンで掛かるBGMから、そのまま切り替わらずに戦闘に入ってほしかった、と思う部分が多々ある。たとえば「それでも私たちは戦うぜぇー!」みたいなイベントシーンでノリのいいBGMがかかって気分が乗ってきた所でBGM停止、戦闘用BGM開始である。テンションだだ下がりになってしまう。

「燦」への期待

・というかbot的妄想

「燦」の登場キャラたる詩帆ときららについて、「リーダー」と呼ばれる誰かがいるということ、図書室で雑誌の恋愛占い記事か何かでどの花を選ぶ?というような会話イベントで、二人が特定の誰かを思い浮かべているようだったということ、そしてスマホアプリ展開という繋がりから、トライナリーを連想した。すなわち「リーダー」をやるのは我々プレイヤーであり、きっと最初はお悩み相談botとしてフリスペに参加するに違いない、と。おそらくはアプリを起動するとユズライムか有理あたりに「彼女たちのココロの支えになってほしい!」と頼まれるところから始まるのだ。楽しくやり取りをしていたら突然接続が切れ、謎のAIキャラに「答えられないよ★」とか返されてしまう。楽しくなってきた…!某コラボみたいにやっぱりできませんでした、とならないことを祈る…

さて、ブルリフ「帝」について、思ったことは十分に書けたと思う。不満に思う部分を結構書いたような気がするが、まずこの記事にしてる時点でかなり楽しめたということなのだ。「燦」及びその後の展開にも期待する。

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