私の好きな北海道の風景 支笏湖(千歳市) 2025 ～ 華のおんなソロ旅
ニュースを見ていて、「千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」に一度も行ったことがないことに気がついた。灯台下暗しだが、寒い時期にわざわざ外には行かない。支笏湖温泉に泊っても、温泉に入ったらもう風邪を引くようなことはしないよね。でも、思い立ったときになんでもしておかないと、「いつか」はないかもしれないと最近痛感するようになった。
2月1日～2月24日という限られた期間開催である。週末は混みあうだろうし、渋滞も心配だ。というわけでいくつかある旅行会社の日帰りバスツアーを選び申し込むことにした。
どうせなら、お目当てだけではなくいろいろなところに立ち寄れるものがよい。このツアーがまず向かったのは、北広島市の「エスコンフィールド HOKKAIDO」である。エスコンフィールドといえば、昨春、知人のおかげで初観戦にも関わらず、豪華版の滞在を体験したところだ。後にも先にもここに来るのはあの一回かと思っていたが、シーズン・オフはどんな様子なのか。
昼食を自由に摂るスケジュールだが、空いている店はほとんどなし。迷わなくてよかったのもしれないが(笑)。また、前回見るゆとりがなかったダルヴィッシュ＆大谷選手の壁画などたっぷり鑑賞できた。温泉も入れないことはなかったけど・・やはりやめておいた。
次に向かったのは、千歳市の道の駅。道の駅もさまざまだが、ここは大変人気のスポットで観光客も多い。農家直送の野菜や果物が安くて、どうしようかと思ったが、いくらバスツアーでも、キャベツの玉やリンゴの袋づめを持って乗るのはね(笑)。小樽の有名スイーツショップの出店にも寄ったが、試食だけでお腹いっぱいになった。北海道のお菓子は本当に美味。
支笏湖スカイロードを30分ほど走り、16時に「氷濤 氷の美術館」に到着した。滞在時間は2時間。明るいときとライトアップされてからの両方見られるということらしい。会場はさほど広くなく、1時間もあればすべて廻ることができる。楽しみにしていたカフェにも入り、焼きマシュマロにも挑戦した。
直前に近い申込みだったが、コストパフォーマンスにもすぐれていて楽しい一日だった。日帰りバスツアーのひとり参加は、まず相席を覚悟しなければならない。今回のお隣の方は、私より数歳お姉さんのようで感じのよい方でホッとした。感想やツアーの経験など、適度におしゃべりできて楽しかった。どうぞお元気で、またどこかでお会いできましたら。