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ちょっちだけ日記 Vol.13

自己流大村寿司レシピ

いわば「奈良流手抜き大村寿司」

もともと60年前に長崎から奈良に越して来た父母が子供の頃からずっと作ってくれていたもの。
大村市内のものとはちょっと違い父の里の西海風でした。
魚の煮つけをほぐした身を多い目に入れたり。
型枠も本来の大きなので本格的に一日がかりの家族総出だった。

だんだん父母が負担になり少しずつ代用品で済ませたり、
押さずにバラ寿司になったり。

父母も亡くなってさらにそれを引き継いだ私が
超手抜き「奈良流大村寿司」を完成させたってことです。
過程の写真はありませんがこんなのです。
玉子が太かったりうまく押せてないのは勘弁してね。

レシピは二人前です。
とは言っても実際に押しずしにするのは「たまーに」です。
後に書いたバラ寿司(ちらし寿司)だったら簡単なので皆さんも味わってみてください。

(材料)
お米 1.8合程度 すし酢もしくは粉末寿司のもと 適量
砂糖 コーヒースプーン一杯
粉末昆布だし 適量
フジッコのきんぴら 四角いケースのもの2パック
(類似品でもOK、ただし塩味に注意)
玉子 Mサイズ5個ないしは6個、溶く際に適量
ツナ缶 4缶パックのもの2缶(内容量で150g程度)
※かつおかまぐろか、オイル使用か不使用かは好みです。
さくらでんぶ 好みの量

※私、シイタケだめなんです(笑)

1.ご飯を炊いてすし酢、昆布だし、さとうと併せる。
ご飯を炊く間に
2.薄焼き玉子を作って細切りにする。
3.きんぴらとツナ缶を併せておく。
(その日に食べるなら火は通さなくて良い)
ツナ缶は汁ごと使ってください。きんぴらは水分の多いものは絞って
フジッコのきんぴらだったらそのままでOK。塩分の多いものだったら量を加減してください。この段階で味見して美味しければ大丈夫です。

玉子を焼くのも手間ですがここからが大変です。
まずは50cm四方ぐらいの場所を確保してラップか紙類を敷き詰めてください。(テーブルの散らかり防止)

4.大阪寿司用の型枠にシャリ4等分の量を入れて一度押す。
(型の内側ととくに押し蓋の裏はちゃんと酢で濡らしておいてね)
5.きんぴらとツナを併せたもの(これも4等分)をシャリの上に均等に乗せて押す。
6.錦糸玉子(4等分)とさくらでんぶをのせて最後にしっかり押す。

これでひと型分できました。4型分つくって完成。
蓋を抑えながら外枠から抜きましょう。
あとはちゃんと包丁の両側に蓋や板を当てて見栄えよく切り分けるだけです。
食べるときにでんぶをトッピングすれば色合いも良くなります。

型が無い、押すのが面倒ならば
バラ寿司(ちらし寿司)で十分です。

ご飯が炊けたときにジャーの中で全部の材料を混ぜ合わせるだけです。
ほぼ玉子を焼いて切る時間だけで完成します。
テーブルの上も散らからなくて済みます。
ジャーの中だけで完結すると言っていいでしょう。
きんぴらとツナ、それにでんぶは粗熱が取れてからにしてください。
玉子は約半分の量を混ぜ込みます。
最後のトッピングの見栄えを考えて太くなっちゃったやつを混ぜ込みましょう。
あとは皿にもって玉子の残りとでんぶをトッピングすれば完成です。

以下は余談ですが
先日、ローソンでこんなもの見つけました。
「かにかまちらし」¥328 です。

持って帰るときに具が寄ってしまいました。本来もっと美味しく見えます。
商品のことをどうこう言うつもりはありません。
ただ一人前で1000円越えはきついです。
コストを考えれば1,2時間の手間ならば自分で作った方が美味しいです。

以前にウェルシアで本物の大村寿司3個パックがあったのですが最近見かけません。本物を食べたい方は通販がありますがかなりのお値段します。
私は帰省した時に長崎空港2FのANAのショップで「角寿司」というのを買って帰ります。これはリーズナブルだと思ってます。

ではまた。

短歌追加しました。
コンビニに大村寿司に似たる寿司霜月の空今年も帰れぬ


(今回の更新のお知らせとおすすめリンク)

大村寿司の話は小説にも書いてます。

私の音楽作品から今日のおすすめは

みんなの俳句大会


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