ちょっちだけ日記 Vol.16
カーリング場のこと
皆さん、カーリングの試合をするシート(レーン)って
スケートリンクのように平らなツルッツルの氷だと思ってませんか?
違うんです。
試合前に噴霧器のようなもので水を撒いて氷の粒つぶを作ってるんです。
「ペブル」って言います。
表面を拡大して絵にするとこんな感じです。
平らな氷だとストーンの摩擦で水の膜が張ってストーンが進まなかったり
何処に曲がるかわからなくなったりします。
石に回転をかけてスムーズな曲線を描きながらストーンが進む。
だから「カール」で「カーリング」なんです。
そのためにはペブルが必要ということです。
カーリング場の氷は「アイスメーカー」と言われる方々が丁寧に作っています。
でもその日の会場の状態だったりそれぞれの方の癖?があって
会場やシートによってストーンの進むスピードや曲がり方が変わります。
その状態をどちらのチームが早く掴むかというのも試合の駆け引きです。
観客席や壁が近いと氷が不安定でアイスを読みづらいとかもあります。
カーリングマニアでのあるあるジョークでは
あの「ファイヤー」のアツーイ山口剛志選手が会場で応援してると
氷が溶けるという噂もあります。(笑)
その逆で山口選手が海外に居ると軽井沢が寒くなる。
(これもジョークです)
でもそれだけ試合中でもアイスの状態は刻々と変わるんです。
とはいう私もカーリングの試合を生で見たことはありません。
カーリング場に行ったこともありません。
テレビやYouTubeの配信を見て知った情報です。
カーリングって難しいですよね。
試合の序盤はペブル(氷の突起)はほぼまっさらです。
でも試合前の時間でシート全体に霜がついてたりします。
練習投球や試合の序盤は自分たちの多く投げるであろうライン(コース)の
霜を取ったりその日の曲がり方や進み方を把握しながら進めます。
スィープで霜が取れてきたり氷の突起が滑らかになると石がスムーズに進むようになります。
でもハーフタイム(5分)などで間隔があくとまた氷の状態は一変します。
逆に長い試合になると今度はペブルがこすれてなくなってきて石が進まなくなったりもします。
またどちらのチームも今まで投げてないラインだと霜やなんやで難しい投球になったりします。
そういったいろんなことを考えて選手の方たちは
一投一投を
どれぐらいの幅を見てどれぐらいのウェイト(スピード)か
というのを決めてるんです。
カーリング場の大きさのことや点数の入り方なども書こうと思いましたが
長くなったので今日はこの辺で。
ではまた。
皆さんにいいことがありますように。
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