犯人役の演じ方
自身の経験等に基づいて記載をします。
これが絶対に正しいというものではありませんし、この通りやれば犯人指名されない物でもありません。
最初に犯人役の人が陥りがちな思考です。
◇自犯人を捜す意欲が感じられない
◇情報を必要以上に隠匿する
◇他人の意見への便乗が多い
◇嘘をつきすぎる
他にもあると思いますがパッと思いついた範囲です。
心理的な面は人狼ゲームに通ずるところがあると思います。
証拠から一人に絞られる場合もありますが、ほとんどのマーダーミステリーは犯人役以外に犯人と疑われやすい行動をしている人物がいます。
その時はその相手との信用勝負になるので犯人ぽくない行動をするのは大切だと思います。
一つずつ解説します。
◇犯人を捜す意欲が感じられない
・犯人に指名されたくないので人からヘイトを買うことを恐れます。
・真相を知っているため謎を解く意欲が湧きにくくなります。
◇情報を必要以上に隠匿する
・情報が出るほど苦しくなるので全体公開を控え勝ちです。
◇他人の意見への便乗が多い
・犯人を捜す意欲が感じられないと同様の理由で起こりがちです。
◇嘘をつきすぎる
・どこから犯人特定されるか分からないので嘘が増えます。
対策
◇犯人を捜す意欲が感じられない
・議論に積極的に参加しましょう。
・無関係な証拠品が分かっているのでそちらへ注意を向けるのも良いです。
・自分がやったことは忘れて誰がやったか探す姿勢が良いです。
・他人の秘密を暴きに行くのも有効です。
暴かれたくないので水掛け論になったり時間稼ぎができます。
◇情報を必要以上に隠匿する
・非公開カードが多いとやましい事があると勘ぐられ怪しまれます。
非公開にしたカードは非公開にした理由を考えておくと良いです。
納得してもらえればむしろ信用してもらえるかもしれません。
例)犯人に家族を人質に取られている。犯人が誰かは知らない。
◇他人の意見への便乗が多い
・間違った他人の推理は後押ししたくなりますがオウム返しばかりだと
犯人を捜す意欲が怪しまれます。
便乗する場合は自分の意見を付け加えたりすると良いでしょう。
◇嘘をつきすぎる
・最初に嘘をつく部分を決めておいて嘘を指摘された時の言い訳も考え
ておくと良いです。
例)10時には自室にいたよ→10時に訪ねたけど不在だった
→熟睡してて気づかなかった
それ以外の奇策としてはバレてもいい秘密をひたすらに隠して頃合いを見て疑われるくらいなら話すよとか。
隠し事が1つ出てくると慣れてるプレイヤーほど疑いを背けやすくなります。
逆に犯人になりたがっている素振りを見せるのも一つの手段です。
露骨に怪しすぎる人は誰かを庇ってるのか、何らかの理由で犯人になりたがってるのか等疑念を生みます。
これも慣れているプレイヤー程ひっかけやすいです。
一番大事なのは犯人指名されても構わないと開き直る事だと思います。
マーダーミステリーというジャンルは正しく推理されたら絶対に犯人がバレる作りになっています。
探偵サイドが優秀だった場合は負けるのは当たり前なので、指摘されたら相手を褒めれば良いだけです。
少なくとも犯人の特定を2択以上に持ち込めてれば犯人としては十分な成果です。
難しいですが状況によって思考を柔軟に変えることも大切です。
想定通り議論が進むことはほぼありませんので議論の進み方に応じて嘘の付き方も変えていく方が良いです。
ただし事前に用意していた嘘に影響がある場合や嘘の影響がHO上に与える影響が把握できない場合は初期設定を貫く方が良いです。
嘘を隠すために嘘をつく状況は極力避けましょう。
皆で話を作るのがマーダーミステリーです。
探偵でも犯人でも互いにリスペクトして最後までゲームを成立させるからこそ楽しめるものです。
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