首相会見・政党公約…実現出来無ければ『詐欺(まがい)』?
さて、『詐欺』とは何を意味するか?調べてみると、
『嘘や虚言を用いて他人に錯誤を起こし自らの利益につなげる行為』
と定義づけられている。
すなわち政治家は、
『●●を実現いたします・・』と選挙や国民を前にした会見で宣言する。
これは日常的に国民が目にする光景である。
一方、この時に【約束したはずの●●】が結果として実現できなければ、理由はともかく『会見や公約』は【嘘もしくは虚言】であると言える。
政治家は、国民に宣言した会見や公約によって『給与の支払い』を受け、『選挙で得票を得る』…すなわち自らの利益につなげているのでは無いだろうか?
いくら努力をしていようが、よく言われるのが、
『政治は結果』
である。
我々が顧客に向かって
『●●を実現します』
と宣言、すなわち約束した以上、実現できなければ
『出来ると言って金を貰った』
のに、
『結果、出来なければ詐欺的手法により利益を得た』
事になるであろう。
してみると、政治家だけは
『約束に違反しても詐欺とは問われない』
ことはあるだろうか?
『●●であれば辞職します』
と宣言してもあれこれ言い訳しながら居座ってしまう議員も多い。
近年の社会を見ていると、『詐欺的手法によって利益を得る行為』
があまりにも多く見受けられる。
その意味でも、政治の世界でも実現性の無い約束を国民の前で宣言(約束)しているのは、『詐欺的手法』として非難されるべきであろう。