借金だけ子供たちに残すのか?岸田首相小学生の防衛費についての質問に答えられず
東京都世田谷区の小学6年生36人が、10項目の質問をまとめ、岸田文雄首相に手紙を出した。1年間、総合学習で平和について考え、「日本が戦争の準備をしているような気がする」と不安になったという。手紙には有志6人が個人で書いた意見が同封されており、児童は首相の返事を待っている。
(詳細は、下記東京新聞記事など参照ください)
岸田首相、教えて?「なぜ防衛費をあげるのですか」 世田谷の小学6年生たちが質問の手紙:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
やはり子供はシンプルに俗世間の駆け引きなどとは無関係に
★聞きたいこと
★知りたいこと
をストレートに聞いてくる。
しかし後世に負担を求めるとすれば、それこそ『真摯に』答えてこそ一国の首相であろう。
ダンマリで時間が過ぎゆくのを待っている姿は、非難すべきというより一種の憐れみを誘う姿だろう。
子供たちは、日本を守る、というより、これは『戦争に突入する』という臭いを敏感に嗅ぎ取っているからなのだろう。
武装する目的は戦うためであることは明々白々なのであるから、
★戦う=戦争
であるのは子供にだって容易にわかると同時に、それ以外に武器を所有すれば、抑止力に繋がる…詭弁以外の何物でも無い。
武器を持てば、これを使う…人間の性(さが)なのである。
いい例が米国である。
自衛のために銃を個人が保有することは固有の権利であると主張する。
一方、この銃を用いた殺人や無差別銃撃が頻発している。
そればかりでは無い。国家権力を背景に持つ警察組織の人間が、正当防衛と称して発砲して殺しに及ぶ例は枚挙に暇がない。
ようは、武器を持った人間や組織はそれを使う…歴史的な結果である。
武器として優秀と言われるのは、
★効率よく相手を殺すことが出来る武器(一度に大量の敵を滅ぼす)
である。
戦後の日本が経験してきたことは、武器を最小限に限定したからこそ攻撃されることなく平和な時代が続いたのであろう。
ほんの二十年前頃までは、
★二度としません、戦争を!
とほとんどの国民が発言していた。
時代とともに、人間が進歩しているのではない。それが証拠に世界では、『戦争』が至る所で、大国が凌ぎを削って開発した武器を使用して進行中であるし、歴史的にも権力のある所は必ず戦争を好むようである。
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