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【日本古代史】連載その14:海を越えてやって来た神々―卑弥呼はどこからやって来たのか・・物部はウル(布留)から


物部氏の氏族名は『布留氏』(石上神宮)

物部氏は氏族名では無く、職業からくる『部民(べみん)』の名

ウル=フル=布留 (いう=いふ、実は、う=ふ)

布留社は御禁足(外には出られない)…物部氏は閉じ込められた

布留之図

上記は、古語で『いふ』は現代の『いう』を意味していました。
  『う』は、『ふ』
と書かれていたのです。
では、ウルとは、Uruと書きますが、『物部氏』鉄器の生産で有名です。下の地図中央最下部にあります。

メソポタミアのウル

以下は鉄器時代のウルについてです。
 ウル市は前530年頃、バビロニアがペルシャ人の支配下に入った後には衰退を始め、前5世紀初頭にはもはや人が住んでいなかった。
 想像力を働かせると、丁度この頃、朝鮮半島南部に移住をした訳です。その地域は、『伽耶』と呼ばれ、鉄器の生産で有名です。
 

鉄器時代のウル➡朝鮮半島南部(伽耶)➡日本列島へ

という流れで、青銅器時代の日本に鉄器生産をもたらせたわけです。
 なぜ十万人単位で日本列島へ渡来したのかは、すでに拙著「千年後に迫りくる 大洪水」(文芸社)で説明している通り、海面が現在より、100m近く上昇し、
 朝鮮半島南部の地形はリアス式で大洪水で水没
したためです。
 新天地日本にやって来たわけです。
 古墳文化ももたらせました。


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