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原発が推進されるワケ…化石燃料が地球温暖化という、根拠なき主張:コンピュータ過度依存症の気候(変動)予測屋の病理

 長期に亘る気候変動をコンピュータ・シミュレーションだけで予測するという、本来ならこの手の主張は、『禁じ手』なのである。
 過去と現在のデータから未来を予測できるなどという根拠はどこにも無い。過去のデータについて、気候変動予測プログラムの結果が合うようにすることは容易である。なぜなら、予測プログラムには、必ず、調整用パラメータという『鼻の油』を効かすことができるように仕組んである。
 例えば、過去の100個のデータに合わせるために、もし100個の調整用パラメータを設けておけば、100パーセント一致するようにできる。これは極端な例であるが、本質的な性質はこれと同じである。
 以上の話は、『内挿』というが、これをもとに、未来予測『外挿』をしようとすると、その結果が正しいらしいという検証はほぼ不可能なので、競馬の予想屋と同程度の、『当たるも八卦、当たらぬも八卦』なのである。
 何百人予想屋が集まろうが、多数決を取ろうが、生き馬の挙動を予測しようというのは、人類の経験からも馬耳東風の世界である。
 ①炭酸ガスを出すから地球温暖化…このシナリオは意図的に米国と西欧職によって捏造された。
 ②原発は、炭酸ガスを出さないので、化石燃料を止めて…なんてお話はフェイク。
 ここで言いたいのは、原発自体の『良し悪し』や『安全性』を論じている訳ではない。
 原発論者の主張が、なんら科学的根拠のない温暖化ガスにたいして『クリーン』だというフェイクであるということ。
 原発自体も『温排水』を海に流して、地域の温暖化に寄与していることもお忘れなく。
 100万キロワットの電力を得るためには、200万キロワット以上の排熱を放出しているのである。パリも酷暑になるわけ。
 化石燃料が、近い将来枯渇するという予測も無いし、使って悪いことはどこにも無い。
 地球の大気の0.04%しかない、二酸化炭素のうち、人為によるものは、0.045%しかない。
 そうすると、地球大気中の人為によるものは掛け算で、0.04%×0.045%、すなわち、0.0018%である。
 人為によるものを10%減らしたとすると、減った量は、0.0018%×10%
割合で行けば、
 地球大気の0.00018%に過ぎない。
 これで地球の気候を変化させられる…本当でしょうか?針小棒大
 コップ一杯の冷水で、プール全体の水の温度が冷却できるという例えと同じ。
 

 


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