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大和・石上神宮…なぜ【イソノカミなのか? ノア洪水そしてアトランティス消滅     不気味な3000年周期説

 今から50年ほど前、ノアの洪水を説明したT仮説が発表されています。細かくは述べませんが、この仮説は地球異常接近軌道を持つ巨大惑星の地球最接近時に生じるものであることを天体軌道論や地球物理学を基に理論的に組み立てた仮説なのです。
 ご承知のように、地動説も数百年後に公に認められた訳ですから、正しいからと言って直ぐに社会に認知されるとは限らないのです。
 この説では、巨大惑星が有する『水』と『砂』が地球に放出されて洪水を引き起こすと説明しています。
 この惑星の周期が3000年程であることがポイントになります。
 では、未確認も含めて『洪水伝説』について起きたとされる時代を見てみましょう。おおまかに、
 ①アトランティス消滅 11000年前(B.C.9000年)
 ②ノアの洪水       5000年前(B.C.3000年)
 ③石上神宮        2000年前(B.C.   0年)
となります。B.C.6000年に何かがあったかどうかは現時点では不明ですが、それぞれ3000年の倍数で起きています。
 この洪水は一夜にして海面が百メートルの単位で上昇します。
 仮に、海面が100メートル上昇(ほぼ③に相当)するとしますと、現在の日本海の海水の20倍の水が惑星からもたらされたことになります。
 これではアッと言う間に海水中になりますから脱出や記録しておくことは不可能です。一部の高台にいて生き残った人間だけが証人になるしか無かった訳です。
 このT仮説が興味を持たせるのは、現在まで何故出来たのかが不明な 『砂漠』が出来たメカニズムを説明できる上に、『砂漠』の下にどうして『石油』があるのかなどを上手く説明してくれます。
 『砂漠』の砂の厚さは、1000メートルは優にあるのです。
 では、地球表面をほぼ瞬間的に覆った100メートルの水はその後どうなるのでしょうか?
 現在は、陸地と海が共にありますから少なくとも覆った水がどうなったかを説明しなければなりません。
 これに対する答えもチャンと用意されています。これについては、次回以降に説明します。
 要は、現在から1000年後に現代文明は消滅して、新たな3000年がスタートする可能性も十分にあると言う事なのです。
 現在、我々が文明と豪語するものも、ほとんどがこの二百年の間に築いてきただけです。
 過去にこのような文明が幾度となく滅び(消滅)て後世に廃墟として現れて、『消えた文明』として扱われるかもしれません。
 土器文化から陶器文化(半導体もシリコンウェハーというセラミックス・陶器)と続いて1000年後に消える…。
 この三千年が繰り返されて行く。人間はホモサピエンスとして登場して以来、生物としての進化はしていませんから、生まれおちた時は何万年前と何も変わらないのです。
 双六(すごろく)で『振出しに戻る』を幾多に渡って繰り返して来た…これが人類の歴史です。
 よもや我々が最も進んだ文化や文明の担い手であると錯覚してはならないのです。         

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