能登半島地震発生のメカニズム…日本海とユカタン半島付近地形の類似性
能登半島沖地震の発生メカニズムを知るためには、日本海がどのようにして出来たのかと密接に関係する。
拙著「千年後に迫り来る 大洪水」では、日本海誕生について筆者なりの考えを述べています。詳しくはそちらを参照してください・
例えばamazonでは、
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さらに英語版(English version)は、
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で入手可能です。
このディープインパクト説を説明するうえで分かりやすいのがユカタン半島に衝突した隕石クレータと言われる地形を見ることです。
また日本海との相似性をみればわかりやすいと思われます。
ユカタン半島は隕石衝突によって恐竜が絶滅した原因となる気象変動を起こした。このディープインパクトによるクレーターの生成や海底を含む地形図を示すと下図になる。
さて、日本海の海底地形も下図に示すようなものである。
ちょうど大和堆と大和海盆がクレータのようにも見えます。クレータの出来方については、衝突するものの大きさによってクレータの出来方が異なるようです。
NASAによれば、規模の大きな衝突では下図(下側 Complex Crater)のようにクレータの中央部付近に盛り上がった部分が生じます。
そこで日本海を眺めると、大和堆と呼ぶ部分が中央部の盛り上がりのようにも見えます。
すでにご説明したように日本海への衝突があったとしても液状(水・砂・氷)の衝突ですから、ユカタン半島のように隕石が粉砕されて上層大気にまで上昇することは無かったと想定しています。
これによって
①衝突のエネルギで日本海には高温部分が生じた
②宇宙由来の水・砂・氷は無菌状態
であることから、衝突による断層の生成、砂丘の生成、高温地下水、無菌状態による石油などの生成がうまく説明できることも事実です。