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能登半島地震発生のメカニズム…日本海沿岸に見る特異性(砂・砂・・)   なぜ【砂】なのか

 日本海沿岸(山陰~越後)を見た時に、特異な現象がある。
 その一つは、『砂』の多さである。
山陰、北陸の沿岸には【砂丘】と呼ばれる地域が多いのである。現在は埋め立てられて表面から窺い知ることは出来ないが、例えば、『鳥取砂丘』は現在は2kmくらいの長さであるが、そもそもは鳥取市の広い面積で砂に覆われた地域であった。
 これは北陸にかけても同様であった。
 新潟では、砂を多く含む土壌の特徴である『液状化現象』が地震に伴って起きている。かつての『新潟地震』で発生した『液状化現象』によって本格的に研究が始まった。

新潟地震液状化により傾いた団地

砂丘地帯や三角州などの人工的な改変地で発生しやすい。近年、都市化が進んだ地区で該当地域が多いのも特徴である。

新潟砂丘

 鳥取市では、先祖から『一夜で砂山になった』と伝えられている。これは瞬間的現象で砂山・砂丘が出来たことを暗示している(タイトル上の拙著の最下段)。
 なぜ日本海沿岸に砂丘が多いのか? 拙著「千年後に迫り来る 大洪水」でこれらの具体的内容について詳述している。
『ディープインパクトによってもたらされたのは、水・砂・氷』であったとする説明は、ノアの洪水によって出来たアラビア半島からアフリカサハラ砂漠と同じである。
 下図は拙著からのもので、ディープインパクトはアラビア半島であったとされる。

ディープインパクトによって出来た砂漠

そうでなければ、上記アラビア半島やアフリカに広大な砂漠が存在することを説明は困難である。

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