日本海は紀元後2世紀、ディープ・インパクトにより生まれた…これだけの証拠と科学者には謎が解けないワケーその3
すでに指摘したように、ディープ・インパクトの特徴ははおおよそ以下の通り
1.地殻への影響
2.地磁気異常
3.火山が存在する
4.地温、水温が高い
5.海岸線の特徴
恐らく、科学者も否定できないであろう『6600万年前のメキシコ湾への小惑星によるディープ・インパクト』と比較することによって、
日本海へのディープ・インパクト
を検証して行こう。
フォッサマグナはどのようにして出来たのか
【1.地殻への影響】
規模の大きなディープ・インパクトでは、地殻表面にクレーターが出来るだけではなく、地殻(大陸プレートに割れー裂け・溝・クレパス)を生じる(下図)
メキシコ湾へのディープ・インパクトによって下図に示す白破線内の赤線断裂が近くプレートに生じた。
これは紅海における断裂でも見られる(下図)。
これによって下図に示す白破線枠内のようにアラビア・プレートが出来た。
では、日本海はどうであろうか?
下図に示すように、日本中部を南北に断裂した糸魚川静岡構造線とその付近のフォッサマグナ(深さ6000m以上)を生じたのである。
まさに、北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界になっています。
従来は、
・フォッサマグナ
・日本海
これがどのようにして出来たのかがという『謎』として取り扱われてきました(「フォッサマグナ」藤岡換太郎著)。
この二つは個別の問題では無く、
日本海もフォッサマグナに同じ原因で出来たに過ぎない
これによって最近に起きた
能登半島地震もプレート境界で衝突する二つのプレートが原因
で起きていると推定できます。
この日本海へのディープ・インパクトは日本海の地質図をみても想像できます。日本海の円状の地域はまさにディープ・インパクトの証でしょう。
以上で、
1.地殻への影響
についての説明を終わります。
日本海やフォッサマグナの出来た秘密が解き明かされました。
次回は、2.地磁気異常について説明します。