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立法の前提…大多数は善人であるはずが…
現代に多く見られるのが、立法されても、これを悪用する…風習や人達である。
例えば、臨時・非常勤雇用の人達を救済する目的で作られた法案を悪用して、正規雇用になれない、3年や4年で解雇、雇止めをするというのが非常に多く報道される。これも弱者を守ろうというものを悪用するという、本来の法治国家として恥ずべき行為である。
法として整備された時点では、これで多くの非常勤雇用が救われる、と思ったし考えた、であろう。あに図らんや、馘首(くび)にすることを促進しているのであるから、何をか況や、である。
立法趣旨と実態があまりに乖離して、ある意味、脱法、違法スレスレの行為が目に余る国なのである。しかし、一旦立法化されると、政府・行政は問題視しても手は打たずに、言い方は悪いが、『違法とは言えない』程度でお茶を濁している。
これでは就職氷河期に大変な目に遭った人たちを救うことなど出来る訳も無く、職業訓練など実効性の無い政策で終わっている。