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捏造された【脱炭素・温暖化ガス説】…(その2)化石燃料エネルギーは、地球温暖化。原子力エネルギーはクリーンの陰謀

 原子力発電所の事故は、これまで大事故としては、1954年の初の発電所が運転を開始して以来
  1979年スリーマイル島原発メルトダウン
  1986年チェルノブイ原発リメルトダウン
  2011年福島原発メルトダウン
の3か所の発電所事故が発生している。
 すなわち開始以来、70年間に3度の大事故が発生している。もちろん事故に伴い放射性物質が大気中に放出されてきた。
 

地球温暖化の二酸化炭素犯人説は根拠のない主張である。

 一方で、原子力発電などは温室効果ガス(主として二酸化炭素)を放出せず、クリーンであると捉えられることも多い。
 ここで二酸化炭素によって気候変動が加速されているとの主張もあるが、長期的に地球大気の変動を見る限り、近年の化石燃料使用による二酸化炭素濃度が大きく変化していることは無い。
 下図は、現在までの150万年の大気中二酸化炭素濃度の変動を示したものである。

大気中二酸化炭素濃度

この変動を見る限り、現代は周期的変動の上昇期であるので特に騒ぐほどの変動が生じている訳ではない。
 さらに、現代までの160年間の気温変動も100年で0.8℃程度と、米国の大統領府への報告書『チャーニー報告』に比べても十分に小さな値であり、同報告書に記載された予測は『的外れな予測』に過ぎなかったことが判明している。

世界の気温変化

化石燃料使用が温暖化を加速するという『気候変動捏造』

 さて、見てきたように、『地球温暖化・二酸化炭素犯人説』には根拠のない主張が盛り込まれている。
 『気候変動』という科学的テーマを【プロパガンダ】として用いて来たにすぎないことが容易にわかる。

二酸化炭素を排出する化石燃料使用は全く問題がない

 原子力発電を推進する唯一の根拠は、二酸化炭素を排出しない…という点にあったのである。コストについての主張もあるがこれも事故を含めたコストを考えると割があわない。
 さらに放射性廃棄物の処理問題もある。

気候変動は政治的プロパガンダであり、一方で原子力発電に非科学的正当性を与える試みだった


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