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古墳種類・形状に関する愚考
古墳は時代や地域などにより多くの種類や形状がある。
また古墳の規模によっても異なる。
なぜ多くの種類や形状が存在したのか?
この問いに対する答えは比較的容易である。
端的に言えば、規模や地域、時代によって築造する人達が異なるからである。
現代でも、ゼネコンの会社によって建造法は独自であり、種々の方法がある。
例えば、規模の大きな古墳を造ろうとすると、盛り土が必要になる。
そうすると、盛り土の土を運ぶための斜面通路が必要になる。
これが、前方後円墳の形状が出来た理由である。完了後の形態によっても他生の差はでる。
四角であったり、円状であったり、その築造する地形や盛り土の採取によっても変わって来る。
決して、
この形状に宗教的や儀式的意味を見出そうとしても無駄
である。前方後円墳は
鍵穴に似ている
ことは事実であるが、これも斜面を造る時に必要だったからである。
無意味に、意味を見出そうとするのは単に無駄である。