能登半島地震で被害の志賀原発 想定内で安全性に問題なし 東大教授…再稼働派の論と報道機関のヤバさ
地震の被害把握が十分になされてない状況下でこのような発表が為されるのは、何やら原発推進派の意図的報道のようにしか思えない。
書かれた研究者も元々再稼働推進派の立場であることが分かる。
安全性の確認や検証に一定期間の時間をかけずに、すぐに『あたかも安全性が確認された』ように発言するのは軽率極まりない。
卑しくも人命にかかわることについて軽々に発言するのは学者とは思えない。
記事は下記のURLで読むことが出来ます。
その中で、
『原子炉の安全性という観点では想定の範囲内で、まったく問題はない。』
としていますが、問題は、
★★原子炉のみならず、諸設備を含む、原子力発電所全体の問題であるこ
とから視線を外そう
としているように思えます。
福島だって、原子炉自体が壊れた訳ではありません。
原子炉を冷却するシステムに問題が発生した訳です。
それから、地震動の基準についても、1000ガルだから安全のように聞こえるがこれも怪しい。
基準を決めたからと言って、この基準の妥当性を地震の評価によって見直さなければ不完全な基準で安全性は担保できないのであるから。
要は、志賀原発のほぼ直下で断層が動いた事実をまず評価してからの話である。